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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
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月刊「うた新聞」2023年5月号(134号)が出来上がりました!

2023.05.09 16:06|月刊「うた新聞」
みなさんこんにちは。
GW明け、いかがお過ごしでしょうか。

月刊「うた新聞」5月号の特集は、
特集①都市の樹木を想い、詠う
特集②何度もよみかえすこの歌集

です。

1面
巻頭作品
三友さよ子さん「胡蝶花ゑまふ」、奥田亡羊さん「少年院」
巻頭評論
安田純生さん「青風短歌の山と川」―安田青風没後四十年

2面
短歌想望 喜多弘樹さん「春霞の向こう側」
遠近画法 山﨑修平さん「佐藤佐太郎と蛇崩」
〈てにをは〉を読む 大辻隆弘さん「終助詞『ぜ』と『ざ』」
友の歌 佐藤東子さん

3面
今月のうたびと 今井 聡さん「あんバター」
ライムライト134 平岡直子さん「バックアップ」
私の暮らすまち134 河野泰子さん「いいとこじょ(いいところだよ)」―徳島県板野町
作品時評 遠藤由季さん「移り変わりのなかで」
忘れないために134 小宮山久子さん「令和の憲法記念日」

4面
短歌(ほぼ)100年前 松澤俊二さん『短歌三六五日』
短歌トラベラー!第26回<イングランド>高旨清美さん
玉城徹の歌 第63回―心を読む 岡本育与さん

5面
皐月作品集
松永智子さん「音」、島田和子さん「長き坂」
川西弘子さん「ひとこと」、赤塚 堯さん「年齢(とし)を重ねて」
鈴木得能さん「脳外科手術」、金子貞雄さん「バイアスピリン」
砂田暁子さん「明るさのむかう」、園田昭夫さん「祈り」
鶴見輝子さん「太郎冠者」、小川恵子さん「手をつなぐ」
島 晃子さん「電気の灯り」、いずみ 司さん「大いなるもの」
清水伸行さん「谷川」、山中もとひさん「名簿(リスト)」
吉田直久さん「『二拠点生活はじめました』」、石川幸雄さん「出木杉くん」
石川清文さん「少女」、矢島るみ子さん「就職活動」
雲嶋 聆さん「春の眩暈」

6面
特集①都市の樹木を想い、詠う
内田 弘さん「鈴掛の街路樹」、恒成美代子さん「甚きこころ」
小谷博泰さん「桜咲く」、阪森郁代さん「ヒマラヤスギ」
三枝むつみさん「胴吹き桜」、永久保英敏さん「樹肌温とし」
永澤嘉己さん「陰樹の街」、佐藤弓生さん「落花」
駒田晶子さん「木と人と」、辻 聡之さん「樹影」

7面
特集②何度もよみかえすこの歌集
楠田立身さん、桑原正紀さん、中川佐和子さん、
広坂早苗さん、和嶋勝利さん、澤村斉美さん

8面
石原豊子歌集『柚の実』を読む
雁部貞夫さん「歌は自然体によるべし」
結城千賀子さん「人生の稔り」
著者近詠 作品10首 石原豊子さん「桜さく頃」

<書評>
山中律雄歌集『淡黄』古谷智子さん
松村由利子著『ジャーナリスト与謝野晶子』紺野万里さん
城 俊行歌集『白の伝説』小島熱子さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
<書評>
綾部光芳歌集『青熒』大山敏夫さん
島田修三著『昭和遠近』恩田英明さん
佐田公子歌集『天楽』長澤ちづさん
小塩卓哉歌集『たてがみ』江戸 雪さん
大森悦子歌集『青日溜まり』吉川宏志さん
福島久男歌集『山陰慕情』江畑 實さん
ほか歌誌特集号を掲載。

10面
<歌壇ニュース>
日本歌人クラブ各賞
迢空賞
現代歌人協会賞
詩歌文学館賞
前川佐美雄賞・ながらみ書房出版賞
神奈川県歌人会優良歌集賞―結城千賀子氏が受賞
小野市詩歌文学賞
斎藤茂吉を語る会
ほか作品募集を掲載。

11面
うたとの出会い133 安部真理子さん
原発事故被災地のいま 第14回 西村慎太郎さん -相双地域の鮭川
読者自選一首
新しい本3月~4月

12面
各地リポート
「左岸の会」
読者の森
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

永久保英敏・第一歌集『いろくず』が出来上がりました!

2023.04.09 17:45|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊4冊目のお知らせです。

「東海短歌」「塔」所属の永久保英敏さんの歌集『いろくず』
ができあがりました!

4・永久保英敏『いろくず』

塔21世紀叢書第423篇

永久保さんは漁業の人である。海に出て漁をする人ではないが、漁協の人として漁業の一環を担っており、紛れもない当事者でありながら、それを外から見る視点も併せ持っている。このことがこの歌集の歌群に絶妙な陰翳を与えている。(小林信也・「解説」より)
 
歌集より5首
浜陰で漁師の小言を受けながら点かぬライターしきりに擦る
捨て置いた空の魚箱に散り積もる鱗(いろくず)のなか猫が寝ており
あんたとは競輪場で会ったなと何度も言われる居酒屋の湯気に
宗教が無いなどという噓言うな 酒場の女に叱られている
就職した息子の職場を覗き見るまじめなかおですわってやがる

四六判上製カバー装252頁
解説:小林信也
装幀:南 一夫
定価:2,860円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

永原竹子・朗子・第一歌集『白山連峰』が出来上がりました!

2023.04.09 17:26|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊3冊目のお知らせです

「歩道」所属の永原竹子・朗子さん親子の
第一歌集『白山連峰』
ができあがりました!

3・永原竹子・朗子『白山連峰』

歩道蔵書

本集は、永原竹子さんと朗子さんの、母と娘による合同歌集で、竹子さんの「晩秋の庭」、朗子さんの「春の香」を纏めて『白山連峰』としている。(秋葉四郎・「帯」より抜粋)
 
歌集より
思ほえず宵空に丸き月の見えしばし佇む晩秋の庭
風寒き冬の見張田遠々に白山連峰のふかき鎮まり
永原竹子歌集「晩秋の庭」より

久々に青空となる大寒のともしき光に春の香のあり
芝桜咲く丘陵地に立ちて見る白山連峰雪のかがやき
永原朗子歌集「春の香」より

四六判上製カバー装214頁
帯:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

中藤久子・第五歌集『地衣緑耀』が出来上がりました!

2023.04.09 16:53|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊2冊目のお知らせです。

「新雪」同人で、石川県歌人協会参与の
中藤久子さんの第五歌集『地衣緑耀』

ができあがりました!

2・中藤久子『地衣緑耀』

新雪叢書第76篇

能登への思いがほのぼのと伝わってくるお歌で、やはり中藤さんと言えば能登の人である。中藤さんは、長い間能登の地にあって林業を営んでおられた。(橋本忠・「跋」より)
 
歌集より5首
のと沖に抱き合う海と空青く時間(とき)を超えつつ古えのまま
温暖化を止めよと冬枝を鳴らしいる雑木林を過ぎ振り返る
二人植う木木ひたすらに酸素生み緑葉広ぐが見えますか亡夫(つま)
被爆国大和の国の山桜日を浴びしずに咲き初めいぬ
地の衣なる草苔とりどりの花に咲き九十二歳散歩をつづく

四六判上製カバー装160頁
跋:橋本 忠
装幀:君嶋真理子
定価:1,980円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

石原豊子・第一歌集『柚の実』が出来上がりました!

2023.04.09 16:23|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊のお知らせです。

「歩道」に所属し、広島県歌人協会副会長を務める
石原豊子さんの歌集『柚の実』

ができあがりました!

1・石原豊子『柚の実』

歩道叢書

庭前に咲く草花も実を結ぶ樹々も、温かなひかりを帯びて作者を迎えた。職を退いてよりの日々十年余、家族、旅、世の姿、身辺の嘱目などに心を寄せ、しなやかな感性を通して短歌に刻み続けて来た作者の勁い意志は、かくして『柚の実』一巻を結品させる。短歌との邂逅がもたらした一人の歌人の、豊穣な生の軌跡がここに在る。(「帯」より)
 
歌集より5首
暁の高空わたる冬の月冴え冴えとして鉄塔照らす
大寒のひかりさす庭黄の色に春のけはひの菜の花が咲く
わが縫いし甚平まとふ幼子の父母に抱かれてゆく夏まつり
深まりし秋の日ざしに柚の実の輝き見ゆるわが庭の上
世のすがたたちまち変はりゆけるさまオンラインにて人らの集ふ

四六判上製カバー装196頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎