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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
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月刊「うた新聞」2023年9月号(138号)ができあがりました!

2023.09.10 13:18|月刊「うた新聞」
みなさんこんにちは。
まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。
9月号の特集は
①わたしの住まいをうたう
②作歌、その初学時といま

の二本立てです。

1面
巻頭作品
足立敏彦さん「生存の力」、横山未来子さん「月の位置」
巻頭評論
山本登志枝さん「『高志の国文学館』の草稿」―木俣修・没後四十年

2面
短歌想望 喜多弘樹さん「歌と修験」
遠近画法 望月苑巳さん「お宝考」
〈てにをは〉を読む 大辻隆弘さん「ふたたび小池光の『に』」
友の歌 安藤チヨさん

3面
今月のうたびと 魚村晋太郎さん「方錐」
ライムライト138 栗原 寛さん「偽名と本名」
私の暮らすまち138 山岸金子さん「漢字ひらがな一文字の津」―三重県津市河芸町
作品時評 遠藤由季さん「生のかけがえのなさを」
忘れないために138 前田えみ子さん「屈しないで」

4面
短歌(ほぼ)100年前 第6回 松澤俊二さん『趣味大観』(趣味の人社)(後)
短歌トラベラー!第30回<インドネシア>久保知子さん
玉城徹の歌 第66回―幻視するBODY 兵頭なぎささん

5面
長月作品集
中島雅子さん「真であれよ」、浦谷政夫さん「びは湖の小鮎」
村山美恵子さん「終戦記念日」、松田基宏さん「祇園祭」
梓 志乃さん「人は逝く」、有村ミカ子さん「季の序奏」
松谷東一郎さん「広島」、野澤民子さん「夫逝きて」
松本達雄さん「彷徨」、千田節生さん「師の面影」
吉田淳美さん「夏の花」、櫟原 聰さん「大和国原夏夕べ」
小山純子さん「空洞」、田上義洋さん「御テレビ様」
松村由利子さん「砂のお城」、水門房子さん「月の光」
ユキノ 進さん「ランプと静物画」、早瀬麻梨さん「XX」
山川 築さん「憧れ」

6面
<特集>
わたしの住まいをうたう
高貝次郎さん「徒広い(だだっぴろい)家の中で」、江副壬曳子さん「ゆるり始まる」
後藤すみ子さん「木の蓋」、小谷陽子さん「風鈴」
斎藤 寛さん「死者の住む家」、小林信也さん「プーさんのシール」
荒木則子さん「宿り木」、丸地卓也さん「根づいてしまう」
鯨井可菜子さん「青木さんのフック」、門脇篤史さん「団地の話」

7面
<特集>
作歌、その初学時といま
影山美智子さん「戦争を経た歳月」、高橋協子さん「詩の心」
大熊俊夫さん「現代が見える作風」、岡本瑤子さん「心のままに」
山田吉郎さん「今は自然体に」、棗 隆さん「歌のゆくえ」

8面
金戸紀美子歌集『直心(ひたごころ)』を読む
川﨑勝信さん「豊かな知情意の世界」
仲井真理子さん「まっすぐに短歌
著者近詠作品10首 金戸紀美子さん『天平の水煙―薬師寺十首』

<書評>
吉川宏志歌集『雪の偶然』樋口智子さん
平田利栄歌集『タスマニアの空』藤島秀憲さん
吉田隼人歌集『霊体の蝶』濱松哲朗さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
藤島鉄俊歌集『前途』を読む
平山公一さん「実直に、凜として」
結城千賀子さん「うたを力に」
著者近詠作品10首 藤島鉄俊さん「気候沸騰化」

<書評>
日高堯子著『小さい葛籠』久我田鶴子さん
田村穂隆歌集『湖(うみ)とファルセット』楠 誓英さん
武藤雅治著『異形の良寛』佐藤よしみさん
佐藤華保理歌集『ハイヌウェレの手』駒田晶子さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
<歌壇ニュース>
若山牧水名歌八首・日中共同書道展パネルディスカッション
篠弘氏を偲ぶ会
全国短歌大会
現代短歌評論賞
塚本邦雄賞
BR賞
ほか作品募集、企画展、訃報を掲載。

11面
うたとの出会い137 山下真知子さん
原発事故被災地のいま 第18回 西村慎太郎さん -山中郷
読者自選一首
新しい本7月~8月

12面
各地リポート
読者の森
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
どうぞよろしくお願いします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌いりの舎

古木實第二歌集『つくばね』ができあがりました!

2023.08.10 15:26|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊3冊目のお知らせです。

「新アララギ」に所属する古木實さんの第二歌集『つくばね』
ができあがりました!

古木實『つくばね』

古木さんの『つくばね』一巻は、亡き妻、照子夫人との相聞歌だと私は受け取っている。(雁部貞夫・「序にかえて」より)
 
歌集より5首
帰り来し故郷はすでに秋の色つくばねの実のたわわに実る
水を打つ庭の飛び石目に涼し風のわたりて木立ざわめく
秘境といふ言葉は今も住む人を秘境の中に閉ぢ込めしまま
研ぎたての包丁の切れ味に妻は笑み冬至の南瓜切り整へぬ
在りし日の妻を見習ひつくばねの枝を吊るして一か月過ぐ

四六判上製カバー装224頁
序にかえて:雁部貞夫
古木照子様を偲びて:鶴見輝子
原画と写真:永関和雄
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

渡辺けい子第二歌集『季に随ふ』ができあがりました!

2023.08.10 15:04|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊2冊目のお知らせです。

「濤声」に所属する渡辺けい子さんの第二歌集『季に随ふ』
ができあがりました!

渡辺けい子『季に随ふ』

濤声叢書第34篇

第一歌集に感じた細やかな感性は失うことなく、年齢的な慈愛の心が作品に顕著である。そうした感情は生来のものと、夫君の急逝、遺された果樹園の継続、孫の養育、自然ゆたかな故郷などが、一人の歌人の抒情を育てたといってもよい。(温井松代・「跋」より)
 
歌集より5首
百歳の姑(はは)話したき多からむ言葉とならずただ泣きいます
顔歪めしやがれ声にて発せし「あ」三(み)つの児が見す己が全力
「お」が言へるただそれのみを喜べるわれら家族の夕餉ゆたけし
奢(おご)りにはとほき清しさ高床の書院に秋の風吹き通る
わが冬のこゑとも聴けり海よりの西風受けて唸る山樹々

四六判上製カバー装176頁
跋:温井松代
装画:時枝しのぶ
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

横山季由第十歌集『唐鬼』ができあがりました!

2023.08.10 14:45|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は三冊の新刊をご紹介します。
まず一冊目です。

「新アララギ」の編集委員などを務める、
横山季由さんの第十歌集『唐鬼』

ができあがりました!

横山季由『唐鬼』

2019年より2021年までの作品648首でもって、第10歌集『唐鬼』を編むことにした。(「あとがき」より)
 
歌集より5首
冷えつのる寒のさなかの保津川を下る舟見ゆ列車の窓より
葡萄畑に農家は終日苦しげに鴉の鳴くこゑテープに流す
ゆく道辺の茅原にひそむ頬白の地鳴きのこゑの移りゆきたり
心病み医者にかかるを吾らに告げず一人居に耐へ子は勤めきぬ
御神籤(おみくじ)は一番大吉なりしと子は帰り来てすぐ昂ぶり言ひぬ

四六判上製カバー装200頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

月刊「うた新聞」2023年8月号(137号)ができあがりました!

2023.08.08 16:27|月刊「うた新聞」
みなさんこんにちは。
暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。

月刊「うた新聞」8月号の特集は、
昭和ひとけたの作歌~いま伝えたいことを詠う
短歌から戦争と平和を想う

の二本立てです。

1面
巻頭作品
長澤ちづさん「犬の名はユイ」、桑原正紀さん「夏のひかり」
巻頭評論
三川 博さん「寺山修司の恐山」―没後四十年

2面
短歌想望 喜多弘樹さん「変わるもの、変わらないもの」
遠近画法 日髙真吾さん「対話しながら文化を受け継ぐ」
〈てにをは〉を読む 大辻隆弘さん「「の」の名詞化力」
友の歌 阪本博子さん

3面
今月のうたびと 嶋 稟太郎さん「迸る」
ライムライト137 松本志李さん「今が一番いいとき」
私の暮らすまち137 冨岡悦子さん「稲取に「こらっしぇ」」―静岡県東伊豆町稲取
作品時評 遠藤由季さん「日常の「ふと」と詠う」
忘れないために137 森川多佳子さん「国の闇、人の闇」

4面
短歌(ほぼ)100年前 第5回 松澤俊二さん『趣味大観』(趣味の人社)(中)
短歌トラベラー!第29回<マゼラン海峡>松本千恵乃さん
玉城徹の歌 第65回―歌の深みへ 荻本清子さん

5面
葉月作品集
横井ラクヨさん「生きむがために」、宮原 勉さん「AI短歌を排す」
井谷まさみちさん「蝉時雨」、中道和子さん「初夏」
安丸紀子さん「我眼補う」、三輪武士さん「遥かなるもの」
大嶽洋子さん「夕鶴よ」、扇田淳子さん「夏が来た」
井口世津子さん「痛みこらえて」、森 みずえさん「眠たさうなり」
吉田久枝さん「にぎはふ広場」、萩岡良博さん「梅雨の晴れ間」
豊岡裕一郎さん「雑踏」、関谷啓子さん「夏のひかり」
大塚秀行さん「今年の梅雨」、麻生由美さん「浴槽(ふろおけ)」
三田村正彦さん「オランダ坂」、屋良健一郎さん「星が擦れ合う音」
晴山生菜さん「さざなみ」

6面
<特集>
昭和ひとけたの作家~いま伝えたいことを詠う
木下孝一さん「少年の日に」、髙島静子さん「視野を広げ、耳を欹てて」
田野 陽さん「空襲の一枚」、仲 つとむさん「摩文仁の丘に立つ」
水本 光さん「茶粥」、上総和子さん「秋艸道人の鐘」
島田 暉さん「戦争あらすな」、江頭洋子さん「戦争のない七十八年」

7面
<特集>
短歌から戦争と平和を想う
栗木京子さん「批判と願い」
今井正和さん「戦争は心の中から起こる」
加藤英彦さん「レーニン像に雪が降る」
桜井京子さん「言葉で戦う」

8面
永久保英敏歌集『いろくず』を読む
阿木津 英さん「素手で摑む」
柴田典昭さん「海の男の男歌」
著者近詠作品10首 永久保英敏さん『マーマンの手』

<書評>
福島泰樹歌集『百四十字、老いらくの歌』鈴木英子さん
光本恵子著『白蓮』平山公一さん
永田 淳歌集『光の鱗』柳澤美晴さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
<書評>
神田あき子歌集『春蟬鳴けり』三井 修さん
小谷博泰歌集『三千世界を行く船』王 紅花さん
春日いづみ著『シネマ交響曲』小野田 光さん
松本典子歌集『せかいの影絵』渡辺幸一さん
平出 奔歌集『了解』伊舎堂 仁さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
<歌壇ニュース>
第57回迢空賞・第68回角川短歌賞贈呈式
現代歌人集会春季大会in富山
大伴家持文学賞・高志の国詩歌賞贈呈式
左岸の会
短歌研究賞
池田玲歌集『水色の傘は買はない』が福岡県歌人会優良歌集賞と
日本詩歌句随筆評論大賞を受賞
ほか作品募集、集会案内、企画展等を掲載。

11面
赤澤憲司さんによる追悼・清水亞彦さん「顕ちくる思い」
原発事故被災地のいま 第17回 西村慎太郎さん -浪江町権現堂城の「復興」
読者自選一首
新しい本6月~7月

12面
うたとの出会い136 多賀陽美さん
各地リポート
読者の森
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
どうぞよろしくお願いします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎