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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
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桑島久子・第一歌集『花菖蒲と宮森』が出来上がりました!

2019.03.19 18:02|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のお知らせです。

歌誌「歩道」に所属し、平成2年から27年までの作品を収録した
桑島久子さんの第一歌集『花菖蒲と宮森』
が出来上がりました!

桑島久子歌集『花菖蒲と宮森』
歩道叢書

行く末を思へば不安限りなしされど歌にてこころを保つ
静岡から福島の神官のご主人の許に嫁ぎ、作歌を始めた後半生が歌集の主な背景になっている。人の一生にはさまざまな苦難があるのが常で、桑島さんの身辺も決して平坦ではなく、その上に東日本大震災が降りかかり、近くの原発事故、セシウムの線量不安も身近に体験し、切実な日々を過ごした。(秋葉四郎・帯より)

●歌集より5首
菖蒲咲き花々映る田の堀に鎌磨ぐ音の低く伝はる
山畑にブルーベリーを摘み終へて大気を深く吸ひて帰り来
原発の事故にて怖れこの町を離れし人ら声なく戻る
老いたりと自覚なけれど御辞儀するときに体のたびたびゆらぐ
一日に三往復があるのみの過疎の生地に空(から)のバス行く

四六判上製カバー装・304頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:特別サービス

月刊「うた新聞」2019年3月号が出来上がりました!

2019.03.14 16:46|月刊「うた新聞」
だんだんと暖かくなってきましたね。
「うた新聞」3月号が出来上がりました!ブログへのアップが遅くなってすみません。
3月号の特集は
東日本大震災から八年 いまの思いを詠う
です。

巻頭作品
田宮朋子さん「花活けボランティア」、萩岡良博さん「がんばれよ」
巻頭評論は五十嵐順子さん「新たなる『現代の血』」―岡山巌没後五十年」

2面
山田富士郎さんによる<短歌想望>⑥なぜ歌を作るのか
藤島秀憲さんによる連載!<物語るうた>最終回「ぴーん、だらり」
<遠近画法>中岡毅雄さん「俳句における遠近法」
<友の歌>は中山洋祐さん

3面
<今月のうたびと>小田鮎子さん「明治通り」
<ライムライト>浅野大輝さん「確認」
<私の暮らすまち>安藤チヨさん「おらだの暮らすまち」
<忘れないために>米田靖子さん「吐田米を作って」
<作品時評>桜井京子さん「希望の在り処」

4面
小黒世茂さんによる連載!<西行のこころ>最終回「かりそめの心」
大井 学さんによる連載!<さかなうたい>最終回「死後さばきにあう?」
<玉城徹の歌>第15回 西村美佐子さん「『道路』と『うぐいす餡ぱん』」

5面
弥生作品集
志野暁子さん「風船」、山下正義さん「槍烏賊」
柳澤美代子さん「菜の花」、山田 訓さん「麻疹(はしか)」
矢澤靖江さん「天窓」、永野喬平さん「昔、今」
山本雪子さん「夕影」、比嘉 清さん「学生の孫」
柚木まつ枝さん「息をひそめて」、多賀陽美さん「兄の三回忌」
かわすみさとるさん「雪の日」、安池菊夫さん「ベートーヴェンは凄い」
伊藤和好さん「ビックカメラの前にて」、森川多佳子さん「冬の香に」
さいかち真さん「柊の花」、髙畠憲子さん「薪・たきぎ」
清水亞彦さん「十便十宜図」、小林幹也さん「身の丈」
佐藤華保理さん「アリアドネ」

6面・7面
<特集>東日本大震災から八年 いまの思いを詠う
◎3首+ミニエッセイ
中村ときさん「団地夕暮」、熊谷淑子さん「季節は巡り」
山口明子さん「まぼろし」、八重嶋 勲さん「災害復興」
梶原さい子さん「壁」、斉藤 梢さん「轟く」
佐藤通雅さん「からすみ」、佐藤淑子さん「新成人」
山本秀子さん「故郷、伊藤誠二さん「顔をあげたのは」
吉田信雄さん「産土」、遠藤たか子さん「昼と夜」
佐藤輝子さん「#工場萌え」、藤田美智子さん「ガラスバッジ」
伊藤正幸さん「ゆりあげの浜」、小林真代さん「三月のうた」
大谷湖水さん「街は動く」、本田一弘さん「こんぱく」
中根 誠さん「復興」、片岡 明さん「答えは見えず」

8面
本阿弥秀雄歌集『梛の木なぎの実』を読む
久保田登さんによる「旅も日常」
佐波洋子さんによる「ドアと枯野」
作品10首 本阿弥秀雄さん「梅園」

<書評>
小島ゆかり歌集『六六魚』川野里子さん
米川千嘉子歌集『牡丹の伯母』富田睦子さん
俵 万智著『牧水の恋』大森静佳さん
萩岡良博著『やすらへ。花や。』渡 英子さん

9面
<書評>
玉井清弘歌集『谿泉』御供平佶さん
田中成彦歌集『瞑想曲』藤川弘子さん
永田 紅歌集『春の顕微鏡』駒田晶子さん
服部真里子歌集『遠くの敵や硝子を』
ほか歌集紹介を掲載。

10面
ニュース欄
・第23回若山牧水賞授賞式
・第30回歌壇賞授賞式
・茨城県歌人協会賞 野村喜義氏に決定
・現代短歌新人賞
ほか作品募集、集会案内、企画展、結社賞、訃報を掲載。

11面
うたとの出会い83 内野信子さん
・読者自選一首
・日本歌人クラブ『現代万葉集』×いりの舎コラボ企画 第12回

12面
・各地リポート
・読者の森
・編集部より

市野ヒロ子第2歌集『天気図』が出来上がりました!

2019.03.01 13:03|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日から3月ですね。
まもなく東日本大震災から8年が経とうとしています。

今日は新刊のお知らせです。

「八雁」に所属し、2007年から2018年にかけて約10年間の作品をまとめた
福島県いわき市出身の市野ヒロ子さんの第二歌集『天気図』
が出来上がりました!

市野ヒロ子歌集『天気図』


基幹産業の炭鉱業衰退、閉山相次ぎ、再生をめぐって揺れ動く磐城の町に少女期を過ごした市野ヒロ子にとって、三・一一の大津波と原発事故とは身を抉る苦痛だった。政策のままに翻弄される民びとを悲しみ、草木・小動物をも敏感な感覚をもってとらえ、現実のすがたを彫り上げる。そこには人なつかしいユーモアも一筋流れている。―――阿木津 英「帯」より

●歌集より5首
曳く犬を叱りてフツウニ歩キナサイ 普通の歩き方とはいかに
天道虫つまむ指(および)に伝はり来(く)逃れむとする虫の力は
大地震(なゐ)に果てし骸(むくろ)の捨て置かれ放射線日日ふりそそぎたり
万億の民の嘆きのにじむごと木枯しのそら夕焼けくらし
庭先の鉢にふうせんかづらの実とほき韻(ひび)きをふふむがごとく

四六判上製カバー装・216頁
帯文:阿木津 英
装幀:倉本 修
定価:2,500円+税
送料:164円

中村とき第3歌集『大震災・前後』が出来上がりました!

2019.02.21 18:33|刊行情報
本日二冊目の新刊のご案内です。
東日本大震災後、数年に及ぶ仮設住宅の生活に耐え、
本年2月に99歳を迎えた中村ときさんの第三歌集『大震災・前後』

が出来上がりました!

中村とき歌集『大震災・前後』 (2)

歩道叢書
生涯に三度の巨大津波を経験している著者は、家屋等一切を津波にのまれながらも、九十一歳の叡智によって命をまもり、六年余仮設住宅の不自由にも耐え、元気に新居に落ちつき、九十八歳の日々を迎えている。その間の、そのすべてを失った悲哀、苦渋、姉妹甥との別れ、涙、周囲へのいたわり、肉親の絆、支援への感謝等々、短歌に詠い、エッセイに残した貴重な記録。よくも詠い、書き残してくれたという感謝と同門の誇るべき九十八歳の快挙として世に送り、清鑑を希う次第である。
―――秋葉四郎「帯」より


●歌集より5首
巨大津波火事と津波に怯えつつ寒き一夜の明くるをただ待つ
わが思考持たざるままに導かれヘリに乗らんと運ばれてゆく
ことごとく瓦礫となりしわが浜に雪降りしきる視界のなきまで
窓破れ屋上に物の上るたるわが家の無惨こゑあげて泣く
根をさらし津波に耐えし椨(たぶ)の木の下にて君といのちを語る

四六判上製カバー装・284頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:サービス

中村ときさんの歌集『大震災・前後』は、いりの舎へ直接注文以外に、
Amazonでもお買い求めいただけます。

村松とし子第1歌集『奥明日香』が出来上がりました!

2019.02.21 18:24|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のご案内です。

「歩道」に所属し、三重県歌人クラブ作品賞、三重県文化新人賞を受賞した
村松とし子さんの第一歌集『奥明日香』 
が出来上がりました!

村松とし子歌集『奥明日香』

歩道叢書
作者は歴史・文化・伝承に深い関心を抱き、自身の住む郷土はもちろんのこと、
全国のさまざまな古跡をつぶさに訪ね、その詠嘆が皆みずみずしい。
作者の造詣・叡智が作者の影としてどの作品にもつよく響いているからである。(秋葉四郎「帯」より)


●歌集より5首
子に送る草餅をつく寒の日に春の香りのわが家に充つ
奥明日香に入りゆく谷を渡らせる太き男綱の四手風に揺る
手ふるれば崩れさうなる岩の壁この道なりて千余年過ぐ
参道に玉石のおと響かせて神馬御前に姿よく立つ
わが摘みて手揉みをしたる新茶にて厨に充つる香りの深し

四六判上製カバー装・200頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
カバー写真:村松幹久
定価:2,500円+税
送料:164円