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irinosha

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野村喜義第2歌集『一隅』が出来上がりました!

2018.07.11 13:51|いりの舎の
今日も暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のご案内です。
茨城県在住の歌人、野村喜義さんの第二歌集、『一隅』 が出来上がりました!

野村喜義歌集『一隅』 (2)

ぷりずむ叢書14
第36回氷原賞を受賞し、現在歌誌「ぷりずむ」で活躍する著者の第二歌集。

一巻には様々な素材が詠われながらも、通奏低音として響いてくるものは生まれ育ち種々の哀歓を育んだ「一隅」、すなわち茨城県南東部の霞ヶ浦と北浦の二つの湖に挟まれた水郷地帯への篤い思いである。
(長澤ちづ「跋」より)


●歌集より5首
対岸の温かそうな町あかり今宵は霧に繭のごと見ゆ
あとを継ぐものなき家を指折ればわが集落のくらき灯火(ともしび)
明るむとは何かが燃え出す感じかと筑波の夜明けに盲目の友は
セシウムが基準値超えたるタケノコの不発弾あまた藪に並べり
フクシマの町のし歩くイノシシの映像の後 無言の夕餉

四六判上製カバー装・176頁
跋文:長澤ちづ
装画:中村啓次郎
装幀:南 一夫
定価:2,000円+税
送料:164円