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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
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大沢絹代・第一句集『多摩湖』が出来上がりました!

2020.09.17 18:02|刊行情報
みなさん、こんばんは。
本日2冊目の句集の紹介です。

現在「香雨」同人の大沢絹代さんの、
「狩」入会の平成16年から終刊の30年までの作品より355句を収めた
第一句集『多摩湖』
が出来上がりました!

大沢絹代句集『多摩湖』

鵙日和乾きて濯ぎものに張り
追羽子や袂の鶴も舞ひあがり
初芝居いろは順なる座席かな

大沢絹代さんの俳句は、どれも確かな観察眼を感じさせる。一句一句に発見があり、読み手を引き込む力をもっているのである。長年の研鑽の成果が一冊となったことをよろこびたい。(鷹羽狩行「帯」より)


●句集より5首(片山由美子選)
啓蟄やいつもの順に家族起き
落ちてより日差しを浴びて椿かな
冴返る使はぬ部屋の壁鏡
着せ替へもせずに雛を納めけり
姫女苑基地はフェンスに囲まれて

四六判上製カバー装・208頁
帯文:鷹羽狩行
序:片山由美子
装幀:南 一夫
定価:2,600円+税
送料:200円

上原和子・第一句集『白鳥湖』が出来上がりました!

2020.09.17 17:57|刊行情報
みなさん、こんばんは。
だいぶ涼しくなってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は句集2冊のご紹介です。

まず1冊目は
現在「香雨」同人の上原和子さんの、
「狩」入会の平成19年から終刊の30年までの作品より339句を収めた
第一句集『白鳥湖』
が出来上がりました!

上原和子句集『白鳥湖』

夕餉までしばしやすらぐ春炬燵
テーブルに置きたるままの赤い羽根
セーターを被り一日の始まりぬ

上原和子さんの俳句は、季語の豊かさを活かし、人間心理を見事に伝えている。誰にも覚えのあることを素材としており、生活感に裏付けられた説得力がある。(鷹羽狩行「帯」より)

●句集より5首(片山由美子選)
雨音とともに消え去り春愁
白玉や旅に余りし時過ごし
一日で麻服らしくなりにけり
先のことその先のこと夕端居
明け方の夢に風鈴鳴りにけり

四六判上製カバー装・212頁
帯文:鷹羽狩行
序:片山由美子
装幀:南 一夫
定価:2,600円+税
送料:200円

坂間範子・第一歌集『野の押し花』が出来上がりました!

2020.08.26 19:48|刊行情報
みなさん、こんばんは。
まだまだ残暑が厳しいですね。
熱中症にもくれぐれもお大事になさってください。

そんななか、
2017年に花實賞を受賞した坂間範子さんの655首を収めた
第一歌集『野の押し花
』ができあがりました!

坂間範子歌集『野の押し花』

花實叢書第174篇
花實創刊80周年記念出版13篇


日常生活の一片を切り取りながら穏やかに詠んで行く。一風変わったところを見せよう、知をひけらかそうという意図はない。ごくごく自然に掬い上げた素材を気負わずに自然に詠んでいる。(利根川 発「跋」より)

●歌集より5首
厳かにバージンロード歩みきて夫の腕より娘は羽撃きぬ
祝ひ餅投ぐる息子の頼もしさ上棟の儀を夫と並びて
首飾り編みて掛け合ふ親子をり白詰草の一面の原
藁に囲ふ花まり小さき冬牡丹積もれる雪に色なほ冴ゆる
夢一つ叶へられたる尾瀬の旅夫と揃ひのジーパンに行く

四六判上製カバー装・200頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

綾部光芳・第八歌集『清韻』が出来上がりました!

2020.08.21 16:12|刊行情報
残暑お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
そんななか、
作風社、樹液短歌会を経て、1997年から響短歌会を主宰する
綾部光芳さんの第八歌集『清韻』
が出来上がりました!

綾部光芳歌集『清韻』

響叢書第37篇
身の内の清韻に耳を澄まし、逝きし者たちを想う。汲んでは零れゆく水が、掌に溢れるのは、いつの日になるだろうか。秩父の山の端に住み、老いの日日を詠う第八歌集。(「帯」より)

●歌集より5首
ゆれやまぬ花見むとして立ち暗む水中の精ひかりを集む
指先のかすかに濡れて疼くとき慕はむとするこころを懼(おそ)る
献上をされし和銅に改元を知知元は秩父となりて久しも
気づけるは残り少なき日日にして彗星の尾の時間と言はむ
わたくしが沼になるならいちにんを浮かべて魚になるまで待たむ

A5判変型上製カバー装・200頁
装幀:南 一夫
定価:2,800円+税
送料:200円

渡辺謙・第三歌集『プリムラの花』が出来上がりました!

2020.07.31 18:25|刊行情報



昭和28年に「歩道」に入会し、佐藤佐太郎に師事。今年の二月に百歳を迎えた渡辺謙(ゆづる)さんの第三歌集『プリムラの花』が出来上がりました!

渡辺謙歌集『プリムラの花』

歩道叢書
著者の渡辺謙さんは「歩道」草創期に佐藤佐太郎に師事、佐太郎短歌を極めた、会員歴七十年余の「歩道」の先進で、本年二月に百歳を迎え本集をまとめられた。一読自在で、感動あふれる秀歌集である。殊に病に倒れた夫人を、自ら持病に苦しみながら看護し、やがてそこに生きる意義を見出す作歌は前人未到と言うべき境地で、今日の高齢社会における抒情詩短歌の存在に一石を投じている。 「病後なる妻を守りて送る日々何時しかわれの生き甲斐となる  謙」 より多くの短歌愛好者の一読を希(こいねが)ってやまない。(秋葉四郎「帯文」より)

●歌集より5首
春あさき雑木林に霧たちて飛び交ふ山雀(やまがら)人を恐れず
幾度の難逃れけん美しき観音立像けふも来て見つ
人々は廃墟の上に悲しめど日に映えて飛ぶ白きかもめら
病む妻の瘦せ行く様を見る度にわが身削らる思ひするなり
亡き母の生れは肥前伊万里にて遺品の古磁器いろ衰へず

四六判上製カバー装・296頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:370円