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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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FAX:03-6413-8526
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小井川敏子・第一歌集『月見草』が出来上がりました!

2019.11.21 18:00|刊行情報
寒さが本格的になってきました。いかがお過ごしでしょうか。
そんななか、平成30年に花實賞を受賞した小井川敏子さんの、昭和57年から平成31年までの38年間の作品の中から780首を収録した第一歌集『月見草』が出来上がりました!

小井川敏子歌集『月見草』

花實叢書第166篇
花實創刊80周年記念出版第5篇


小井川さんは、学校を卒業されてから定年退職するまで、埼玉県庁に勤めた。主に農林部で生活改良普及員として、農家の食生活や女性たちの生活環境の改善を図ることを仕事とされたという。(石川勝利「跋」より)

●歌集より5首
半年の熟成を経て売り出せり「ときめき味噌」と主婦らの名付け
初めての女性農委に選ばれて自己紹介は少し長くす
早苗田に稚苗(ちべう)の先がつんと立ち四月の夕風細波つくる
今日もまた外出(とで)する我を非難せず夫は厨に夕餉調(ととの)ふ
地下足袋に踏ん張りきたる足拭ひ白足袋はかす旅立つ母へ

四六判並製カバー装・212頁
跋:石川勝利
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

小林博子・第一歌集『月影揺らす』が出来上がりました!

2019.10.31 15:24|刊行情報
いよいよ10月も最終日となりました。
今日は新刊のお知らせです。

40年間、酪農に携わり、平成3年に花實新人賞を受賞した
小林博子さんの昭和60年から平成30年までの作品654首を厳選した
第一歌集『月影揺らす』が出来上がりました!


小林博子歌集『月影揺らす』

花實叢書第167篇
花實創刊80周年記念出版第6篇


小林短歌は正確に、ありのままを描写し、いい過ぎない。
主観語を加えない。読者の入って行ける余地を残しておく。短歌の本道をつかんだ作者といえよう。(利根川 発「跋」より)


●歌集より5首
朝日差す牛舎に餌車押しゆけば三十頭は一斉に見る
吾が腕に首を委ねて母牛は点滴受くる難産の後(のち)
馬鈴薯を植ゑ終りたり一輪車に残れる灰を春風攫ふ
嫁ぐ日の近き娘と境内に桜ふぶきを見つつ語らふ
トラクターに薊咲く道帰りゆく夫の背中を夕日の照らす

四六判上製カバー装・200頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

山口怜子・第一歌集『冬牡丹』が出来上がりました!

2019.10.15 12:16|刊行情報
このたびの台風19号でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今日は新刊のお知らせです。
山口怜子さんの第一歌集『冬牡丹』が出来上がりました!

山口怜子歌集『冬牡丹』

2004年に花實新人賞を受賞した著者の
平成10年から30年までの作品600首をまとめた第一歌集。

花實叢書第165篇
一冊の集を読んでこれ程まで人物像のはっきり浮かんでくる集に出逢ったことがない。歌は風格と品格を備え、趣深い。折目正しい生活の一端が歌に托されていた。(利根川 発「跋」より)

●歌集より5首
想ひ出を作りやらんと重ねゆく旅の寂しも夫病みしより
健やかに老いし三人(みたり)の姉たちと巡る牡丹苑冬陽あまねし
秋の陽の窓に明るき部屋に聴く茶会の席の松風の音
あららぎの垣に沿ひつつ下りゆく家並みの間(あひ)に湖(うみ)の光れる
かくれん坊に走り廻りし故郷の城の石垣地震(なゐ)に崩さる

四六判上製カバー装・240頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

岡安きえ子・第二歌集『穭田の空』が出来上がりました!

2019.09.11 17:44|刊行情報
今日の新刊のお知らせ、2冊目です。

「長風」に所属する岡安きえ子さんの
平成20年から30年までの作品をまとめた第二歌集
『穭田(ひつじだ)の空』が出来上がりました!


岡安きえ子歌集『穭田の空』2

長風叢書第301篇

十三代続く農家の嫁として、別棟に住む義父母に仕えながら農作業に馴染む。東日本大震災では、宮城県亘理町の生家が津波に吞まれる被害に遭う。幸いに身内に死傷者はなかったが、この事は大きな衝撃であったろう。そうした経験も踏まえ、明るく真摯に生きる著者の第二歌集。(金子正男「帯」より)

●歌集より5首
堤防を壊し津波は生家吞む更地の隅に木瓜いちりんが
われの顔見つけて手を振る兄と姉避難所に早や二か月近し
嘴太の群れて従きゆく田おこしをなすトラクターの前に後ろに
サンバイザーの鍔深くさげペダル漕ぐいつもと違う世界が見える
馬鈴薯の花咲く畑を思いつつ慣れぬ手に鍬持ちて耕す

四六判上製カバー装・208頁
帯文:金子正男
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円

宇野一夫第一歌集『こころみ』が出来上がりました!

2019.09.11 17:36|刊行情報
このたびの台風15号の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

今日は新刊のお知らせです。
「新アララギ」の編集委員を務める宇野一夫さんの
昭和61年から平成27年までの作品をまとめた
第一歌集『こころみ』が出来上がりました!


宇野一夫歌集『こころみ』

「歌は私のこころの中を見るものであり、つねにこころみている私自身である」と著者は「あとがき」に記す。歌集全体にこのことは言えよう。在学中、宗教教育が盛んで仏教もカトリックも学んでおり、その宗教心がこの歌集に底流している。その顕著なものが懺悔の意識であろう。仕事、子育てといわず随所に詠まれていて歌を深くしている。いずれも歴史の光と陰に焦点を当てて、沈着、冷静に詠まれた稀にみる好著である。(實藤恒子「跋」より)

●歌集より5首
ねむり深き吾が子にしあれどたなぞこにこゆびふるればしかとにぎりぬ
かがまりて赤子の指の爪を切る午前零時の妻の仕事よ
左手を握ればかすかに握り返す母のたなごころ温かくして
過酷なる労働の果てに筋肉痙攣にて箸さへもてぬ晩年の父よ
共共に病重りて町医者に通ふ日の増え睦まじくなる

四六判上製カバー装・212頁
跋文:實藤恒子
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円