古木實第二歌集『つくばね』ができあがりました!
2023.08.10 15:26|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
今日は新刊3冊目のお知らせです。
「新アララギ」に所属する古木實さんの第二歌集『つくばね』
ができあがりました!

古木さんの『つくばね』一巻は、亡き妻、照子夫人との相聞歌だと私は受け取っている。(雁部貞夫・「序にかえて」より)
●歌集より5首
帰り来し故郷はすでに秋の色つくばねの実のたわわに実る
水を打つ庭の飛び石目に涼し風のわたりて木立ざわめく
秘境といふ言葉は今も住む人を秘境の中に閉ぢ込めしまま
研ぎたての包丁の切れ味に妻は笑み冬至の南瓜切り整へぬ
在りし日の妻を見習ひつくばねの枝を吊るして一か月過ぐ
四六判上製カバー装224頁
序にかえて:雁部貞夫
古木照子様を偲びて:鶴見輝子
原画と写真:永関和雄
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)
今日は新刊3冊目のお知らせです。
「新アララギ」に所属する古木實さんの第二歌集『つくばね』
ができあがりました!

古木さんの『つくばね』一巻は、亡き妻、照子夫人との相聞歌だと私は受け取っている。(雁部貞夫・「序にかえて」より)
●歌集より5首
帰り来し故郷はすでに秋の色つくばねの実のたわわに実る
水を打つ庭の飛び石目に涼し風のわたりて木立ざわめく
秘境といふ言葉は今も住む人を秘境の中に閉ぢ込めしまま
研ぎたての包丁の切れ味に妻は笑み冬至の南瓜切り整へぬ
在りし日の妻を見習ひつくばねの枝を吊るして一か月過ぐ
四六判上製カバー装224頁
序にかえて:雁部貞夫
古木照子様を偲びて:鶴見輝子
原画と写真:永関和雄
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)