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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
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田口誠一歌集『土器のかけら』が出来上がりました!

2019.07.19 16:05|刊行情報
あっという間に7月も後半ですが、いかがお過ごしでしょうか。
なかなか梅雨が明けませんね。

今日は新刊のお知らせです。
歌誌「かりん」に所属していた田口誠一さんの
16年間の作品をまとめた遺歌集『土器のかけら』
ができあがりました! 

田口誠一歌集土器のかけら

かりん叢書第347篇

「こんにちは」土器のかけらが畑に出づ四千年のひと眠り終え
小田原・久野丘陵地の遺跡で遺跡で発掘した土器の破片や石器から縄文人の知恵と生活の痕跡に思いをめぐらせ、茗荷などの草花から地の中の美しい世界を想像する。そして、憲法九条を守る活動に力を尽くし、家族との生活を大切に生きた著者の、16年間の作品を収める。(「帯」より)


●歌集より5首
雲母光る土器のかけらを眺むれば弥生乙女の笑顔たちくる
縄文人は貧しき野性の人なるや水煙土器の絢爛を見よ
「ねこーねこ」野良の仔猫を呼ぶ幼春雨しみる夕べの路地に
駅頭に九条守れと叫び終え夕餉に鰺を下げて帰れり
早朝に孫と捕えし虫籠の蟬を放ちて迎え火を焚く

四六判上製カバー装・172頁
装幀:片岡忠彦
定価:2,500円+税
送料:164円

桜田和子・第二歌集『秋を待つ』が出来上がりました!

2019.07.02 13:41|刊行情報
7月になりました。今年もはや後半に突入です。
九州での豪雨で被害に遭われている皆様にお見舞い申し上げます。

今日は新刊のお知らせです。
桜田和子さんの第二歌集『秋を待つ』が出来上がりました!

桜田和子歌集『秋を待つ』

新日本歌人協会叢書第641篇
新日本歌人協会に所属し、平和と作歌の道を歩んできた著者の第二歌集。

今、思えば、桜田さんは人生最後の力を振り絞って校正のペンを握ったのであろう。自身の全人生を綴った歌集の内容を見届けて、夫の幸治さんに手を取られて息を引き取ったのである。桜田さんが全力を投じた平和活動、そして短歌への情熱、命ある最後の最後まで力を出し切った桜田さんとその生涯を思うと涙が止まらない。(藤田貴佐代「解説」より)

●歌集より5首
我もまた北陸の女富山の子たたかう女の血を引き継ぐか
被曝土を詰めし袋は黒々と山と積まれて行く先もなし
朝陽受けきらきら光る桜葉よ今年の紅葉(もみじ)ひときわ赤し
ゆず・みかん・金柑たわわに実る午後見上げて歩く冬陽が温い
戦争なく自由と平等に生きること傘寿の年の新たな決意

四六判上製カバー装・168頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,000円+税
送料:164円

丸山洋子第一歌集『ミシンのある部屋』が出来上がりました!

2019.05.07 15:38|刊行情報
ゴールデンウィーク明けの今日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のお知らせです。

「街道」に参加し、洋裁一筋の道を歩んできた丸山洋子さんの
第一歌集『ミシンのある部屋』 
が出来上がりました!

丸山洋子歌集『ミシンのある部屋』

働きづめの日々を取り戻すかのように挑戦したなかのひとつに、短歌があったことを思う。そのエネルギーの源となったのは、必死で生きたあの日々そのものであった。<あの日々>とは、丸山さんとミシンとの切っても切り離せない日々のことである。
(黒沢 忍「序」より)


●歌集より5首
妻に肩借りる男がゆっくりと紫陽花まつりの中に埋(うず)まる
アイロンのぬくもり残る服かかえ新宿行きの始発に飛びのる
階段の上に積まれたダンボール切り捨てられたサンプルの山
嬉しいと書こうと思い日記には淋しいと書きて秋の終りを
花終えていまは桃の木根を張って桃を太らす力を溜める

四六判上製カバー装・204頁
装幀:南 一夫
定価:2,000円+税
送料:164円

高橋協子・第9歌集『長屋門』が出来上がりました!

2019.04.15 16:29|刊行情報
みなさんこんにちは。
東京は葉桜になってきました。
今日は新刊のお知らせです。

「作風」で選歌・編集・運営委員を務める高橋協子さんの
第九歌集『長屋門』が出来上がりました!


高橋協子歌集『長屋門』

作風叢書第152篇

生地横浜への小さな旅と、ふるさと加賀金沢を詠った長歌「長屋門」を歌集巻末に収めました。二つのふるさとへの思いがこもごもに鳴り合って、私の身の裡に優しいハーモニーを奏でてくれます。(あとがきより)


●歌集より5首
雪みちの狭きを車に擦れ違ふときに会釈せり助手席同士
今生の花のいのりの重からむ地に擦るまでに枝垂れ緋ざくら
揚げひばりこゑを零してしろがねの空に句点となりて消えたり
千羽の鳥翔びたちたれば止まり木は電線に戻り夜空に紛る
をさな日のわれに会ひたく出で来たる横浜の街に異邦人となる

四六判上製カバー装・232頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円

田中ミハル第一歌集『真鍮の鍵』が出来上がりました!

2019.04.10 11:32|刊行情報
みなさんこんにちは。
今日の東京は冬のような寒さです。

今日は新刊のお知らせです。
歌誌「塔」に所属する田中ミハルさんの第一歌集
『真鍮の鍵』
が出来上がりました!

田中ミハル歌集『真鍮の鍵』

塔21世紀叢書第329篇

一冊の歌集のなかで、これほど多くの土地が出てくるのはめずらしい。グローバルなのだが、これはみな、やむをえず巻き込まれての移動である。にもかかわらず妙にしっかりと土地や対象をつかんでくる。田中さんは土地、風土を開けていく鍵を持っているかもしれない。(花山多佳子・帯より)

●歌集より5首
送電線父が引きしといふ島よ 船のはるかに青き影あり
砂漠よりふりかへり見るブルジュ・ハリファ小さき鉛筆のごとくたちをり
砂漠よりかへりし幼ら競ひいで傘さし開ける杉の雨だれ
をみな子が怖いといひて投げすてるまつぼつくりは黒き口あく
母われはただ娘(こ)の話をきくために長き時間を機に乗り来たり

四六判上製カバー装・204頁
帯・解説:花山多佳子
装幀:花山周子
定価:2,600円+税
送料:164円