波汐國芳・第十二歌集『姥貝の歌』刊行しました!
2012.09.27 15:06|刊行情報|
福島市在住の歌人、波汐國芳さんの第12歌集『姥貝の歌』が出来上がりました!

永年、福島で原発をテーマに作歌してきた著者にとって、
大津波と原発事故は詩的現実そのものだった―――。
幼い頃から親しんできた<姥貝>の口を借りて、3.11以後の生をうたい、
古里の海を呼び戻したいと念願する、迫真の第12歌集。
『姥貝の歌』五首
・プルサーマル阻止の集いに遠尾根の溶岩流をみちびきゆくも
・姥貝の口をひらいて海に問え白亜紀ざぶりと戻って来るか
・原発に追われ追われてゆく牛のふと振り向きしその目忘れず
・放射能を好む菜ありてこの村に菜のはなの笑みだけが残った
・原発の廃炉を覆う石棺の闇しんしんと醒めゆくわれか
A5判・上製カバー装・184ページ
定価:2,500円(税込)
送料:160円

永年、福島で原発をテーマに作歌してきた著者にとって、
大津波と原発事故は詩的現実そのものだった―――。
幼い頃から親しんできた<姥貝>の口を借りて、3.11以後の生をうたい、
古里の海を呼び戻したいと念願する、迫真の第12歌集。
『姥貝の歌』五首
・プルサーマル阻止の集いに遠尾根の溶岩流をみちびきゆくも
・姥貝の口をひらいて海に問え白亜紀ざぶりと戻って来るか
・原発に追われ追われてゆく牛のふと振り向きしその目忘れず
・放射能を好む菜ありてこの村に菜のはなの笑みだけが残った
・原発の廃炉を覆う石棺の闇しんしんと醒めゆくわれか
A5判・上製カバー装・184ページ
定価:2,500円(税込)
送料:160円