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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
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電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
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高田明美・第1歌集『紅あかり』が出来上がりました!

2014.03.30 13:10|刊行情報
東京は桜の季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
このたび、「朔日」会員の高田明美さんの第1歌集が出来上がりました!

紅あかり表紙 (450x640)

いくつかの難病と日々闘いながら、
回復を願ってひたむきに詠われた作品などを収録した、
「朔日」に所属する著者の第一歌集

朔日叢書No.90

――病の歌を詠むことによって、自らの生を蘇らせる薬にもなるのだという覚悟をもしているのではないだろうか。(「序」より)

●歌集より5首
・薬包紙もて折りたるは鶴一羽枕辺にその薄き影ひく
・さかさまに切手はられし封書来ぬさかさまなれど桜満開
・生あらば四季をりをりの花に遭ふ日日をおもひつつ病む身励ます
・鎮痛剤多量に飲みて耐へしのぶ夫のこころ知るべくもなく
・もう少ししつかり歩めとわが脚に叱咤して励ます駅までの道


四六判上製カバー装・166ページ
序文:外塚 喬
写真:宮本永子
定価:2,500円(税別)
送料:164円(4月1日以降)

佐藤祐禎歌集『青白き光』が第4刷になりました!

2014.03.24 21:13|刊行情報
大熊町の歌人、佐藤祐禎さんの歌集『青白き光』は、
みなさんにご好評いただきまして、第4刷になりました。
ありがとうございます。

原発事故から3年が経ちましたが、その前から詠まれていた歌の数々は今もなお心に響きます。

aojiroki4.jpg

蛭沼考人・作品集『糠粕集』が出来上がりました!

2014.03.14 18:09|刊行情報
蛭沼考人(びんぬまこうじん)さんの『糠粕集(そうはくしゅう)』が出来上がりました。

糠粕集 (224x320)


平成二十五年度 埼玉県・障害者人材育成資金(シラコバト長寿社会福祉基金)補助対象事業

「青」(精神障害者手帳三級)と「赤」(身体障害者手帳一級)のフィルターを通して見た
現代日本社会。
短歌からTANKAへ。現代短歌の英訳の試み。


●歌集より5首
・四コマのマンガのように短いと 思う人生三コマ目過ぐ
・ひと月の寮生活を終うる娘(こ)の しぐさわずかに大人びて見ゆ
・輸出なら原発よりもBONSAIを 埼玉県民吾は思いぬ
・血潮とは真っ赤にあらで赤黒き 透析装置を吾が血流るる
・俺の目の黒いうちはと父言えど 右目の少し白くなりゆく

お申込みは下記まで。

〒354―0013 埼玉県富士見市水谷東1-13-14 金井方
FAX:049-255-1004


<いりの舎文庫5>
文庫判・208ページ
翻訳:リチャード R・ナバロ
頒価500円(税・送料込み)

波汐國芳・第13歌集『渚のピアノ』が出来上がりました!

2014.03.06 19:37|刊行情報
春の気配が訪れている今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
福島県いわき市出身・福島市在住の歌人、波汐國芳さんの第13歌集『渚のピアノ』ができあがりました。
まもなく東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から三年を迎えようとしています。
この歌集には、まだまだ復興からはほど遠い福島からのメッセージが詰まっています。
ぜひご一読ください。

なお、カバーと表紙写真はモータパラグライダーで飛行し、「かもめの視線」を撮影している、
いわき市在住カメラマンの酒井英治さんのお写真を使わせていただきました。
波汐國芳さんゆかりの、いわきの海と塩谷埼灯台の写真です。

<カバー>
渚のピアノカバー (446x640)

<表紙>
渚のピアノ表紙 (434x640)


―歌集『姥貝の歌』の刊行から、約1年半の月日が経った。―
震災と原発事故という過酷な環境のもと、福島の地に生き、
悲しみを乗り越えんと再びの黎明に向かって駆ける著者の第13歌集


この歌集は、現在における私の呼吸そのものである。
―(帯文より)

●歌集より5首
・今一つ歌の生(あ)れよと声掛けて水漬(みづ)きしピアノ叩きてやまず
・阿武隈川セシウム流るるこの川の今一度清(すが)しき空を呼べるか
・文明とう滅びへの道駆け来しに引き返さんかまだ間に合うを
・福島の遠きを東京は安全という五輪招致の言に波立つ
・選ばれて福島の今を駆くるわれ 遠眺むれば輝きていん

四六判上製カバー・188ページ
写真・酒井英治(「かもめの視線」カメラマン)
定価:2500円+税
送料:160円

月刊「うた新聞」2014年3月号が出来上がりました!

2014.03.04 11:43|月刊「うた新聞」
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から、3年が経とうとしています。
生活者として、毎日のように今もなお、向き合わざるを得ない問題があります。
3年という節目を前に、読者や執筆者の皆さんと一緒に考えたいと思っています。

「うた新聞」2014年3月号
<特集>三年、いま。

巻頭作品は
永田典子さん「すでに見えずも」、金子貞雄さん「雪の降る世」、
巻頭評論は伊藤正幸さん「祐禎さん一周忌」―佐藤祐禎・没後一年
です。

2面
歌壇時評は、小谷博泰さん「ネットと短歌」
添削授業は、中川佐和子さんによる「地名をいかしましょう」
<遠近画法>は、池田康さん「四角をまわる」
鮫島満さんの<掘りおこし現代短歌>は「歌語と辞典」です。

3面
作品時評は綾部光芳さん「基本が大切」
<今月のうたびと>は森川多佳子さん「ゆきみづ」
<ライムライト>は岩内敏行さん「アンクルトリス」
<私の暮らすまち>は大朝暁子さん「狐と梟と」
<忘れないために>は鈴木英子さんによる「そのはらごのこと」です。

4面
<短歌の学校>第12回目は小塩卓哉さん「名歌の条件―人間性を揺り覚ます力―」
田村元さんによる連載!<歌人の行きつけ>⑫浅草「米久」
<うたとの出会い>は米倉歩さんにご執筆いただきました。

5面
弥生作品集
工藤邦男さん「みな、“新人”」、喜多弘樹さん「記憶の果て」
吉田みのるさん「音なき瀑布」、小林峯夫さん「五六川堤にて」
田中要さん「白波立てて」、内田允子さん「加齢」
大井力さん「石の温もり」、角宮悦子さん「乱反射」
松田基宏さん「薄墨色の谷」、山田悦子さん「逢ひにゆくべし」
石田容子さん「海」、塚本諄さん「遠阿蘇」
今井千草さん「与島」、桜井美保子さん「栗色の髪」
西村美佐子さん「麝香 Ⅴ―」、浅見美和子さん「雪の記録」
柚木まつ枝さん「新雪」、棗隆さん「沖縄の春」
です。

6~7面
<特集>三年、いま。
●評論
佐藤通雅さんによる「ひとりだけのもの―被災圏のいま」
山口明子さんによる「変遷を詠う―うたに見る<いま>」

●作品とミニエッセイ
中村ときさん「あと二年」、山本豊さん「行方」
熊谷淑子さん「記憶の海」、八重嶋勲さん「内陸からの思ひ」
斉藤梢さん「再会」、佐藤宗雄さん「被災地の今」
山本秀子さん「嵩上げて」、佐野督郎さん「蝦夷(えみし)の国」
梶原さい子さん「波怒棄舘(はぬきだて)遺跡」、遠藤たか子「影さへ遺さず」
藤田美智子さん「三年経ても」、今野金哉さん「収入皆無」
佐藤昭さん「去るか否か」、鈴木桂子さん「戻れぬ家」
勝山一美さん「三・十一・いま」、中根誠さん「どんぶりの底」
片岡明さん「春のひかり」、安井はる子さん「ともし火」
三浦好博さん「滅ぶほかなし」です。

8面
下村すみよ歌集『若草の章』を読む
雁部貞夫さんによる「難しいことを易しく深く歌う」
春日いづみさんによる「平和への希求」
<著者近詠 作品10首>  下村すみよさん「満天の星」

<書評>
吉川宏志さんによる三枝昂之著『夏は来ぬ』
寺島博子さんによる百々登美子歌集『夏の辻』
久保稔さんによる原田禹雄歌集『關雎』
松山馨さんによる水本光歌集『残照の野に』

9面
本木巧歌集『梅雨の晴れ間』を読む
丹波真人さんによる「硬質な物を詠む」
三井修さんによる「的確な視線と抒情性」
<著者近詠 作品10首> 本木巧さん「サイレンのおと」

<書評>
浦岡薫さんによる井上生二歌集『雀舌記』
小林幸子さんによる櫟原聰歌集『碧玉記』
長澤ちづさんによる戸田佳子歌集『眼鏡と篁』
大口玲子さんによる桜川冴子歌集『キットカットの声援』

10面ニュース欄
・第18回若山牧水賞授賞式―晋樹隆彦氏が受賞
・第25回歌壇賞授賞式―佐伯紺氏が受賞
・宮崎信義生誕百年記念大会
・第47回茂吉忌合同歌会
・小高賢氏逝去
ほか集会案内、作品募集を掲載。

11面
・古谷智子さんによる、追悼 小高賢さん
・依田仁美さんによる、追悼 藤田武さん
・読者の森

12面
・各地リポート
・読者自選一首
・編集部より