菊池信子・第2歌集『あしおと』が出来上がりました!
2014.07.28 16:39|刊行情報|
続いて2冊目のご紹介は、菊池信子さんの第二歌集『あしおと』です。

「潮音」に所属し、平成9年(74歳)から26年(90歳)までの
自らの「あしおと」を残す著者の第二歌集
さらしきる心全開歌の幸さんざめくなり落ち葉の林
歌集巻末に近いこの一首に、作者としての信子さんの信念とよろこびがはっきりとあらわれている。
こころ全開の<歌の幸>こそ歌よみの果報なのだと。
髙崎亘代―「序」より
●歌集より5首
・谷深く虹の大橋あこがれの渡れぬ橋に身を預けたり
・これよりの生を惟へば覚悟とふさだかならざるものの跫
・人のいのちを雑草と薙ぎし戦あり孫も「九条」もひしと護らむ
・穂孕みの草に手触れてゆく径の地のぬくとさよ 独りではない
・詠ふとはわれの贅沢よろこびも悲しみとても一人じめして
序文:髙崎亘代
跋文:曽野誠子
四六判上製カバー装・260ページ
定価:2000円+税
送料:164円

「潮音」に所属し、平成9年(74歳)から26年(90歳)までの
自らの「あしおと」を残す著者の第二歌集
さらしきる心全開歌の幸さんざめくなり落ち葉の林
歌集巻末に近いこの一首に、作者としての信子さんの信念とよろこびがはっきりとあらわれている。
こころ全開の<歌の幸>こそ歌よみの果報なのだと。
髙崎亘代―「序」より
●歌集より5首
・谷深く虹の大橋あこがれの渡れぬ橋に身を預けたり
・これよりの生を惟へば覚悟とふさだかならざるものの跫
・人のいのちを雑草と薙ぎし戦あり孫も「九条」もひしと護らむ
・穂孕みの草に手触れてゆく径の地のぬくとさよ 独りではない
・詠ふとはわれの贅沢よろこびも悲しみとても一人じめして
序文:髙崎亘代
跋文:曽野誠子
四六判上製カバー装・260ページ
定価:2000円+税
送料:164円