松﨑泰樹第2歌集『浪浪(ろうろう)』が出来上がりました!
2014.08.11 18:14|刊行情報|
松﨑泰樹さん、二冊同時刊行です!
二冊目は第二歌集『浪浪(ろうろう)』です。
↓

「山麓」編集委員・選者、「新アララギ」同人、また山形県歌人クラブ会長等として活躍する著者の平成7年より25年までの作品757首を収載する第二歌集。
山麓叢書第146篇
私は東京向島にて空襲(昭和20年3月10日)に遭ったが幸いにも命をつないだ。思い見てその後の人生は、多くの人のお世話を受けながらも浪浪の身に過ごして今日に至っている。その状況を鑑みて歌集名は『浪浪』とした。
著者―「あとがき」より
●歌集より5首
・己が影をなぞるなどして時ながく厠に居りぬ退職日今日
・仰向けるわが妻の髪洗ひやれば灯の下に瞑(つむ)れる目より涙出でをり
・秋日差す茂吉生家は親しかり庭の平に紫蘇高く伸ぶ
・魚跳ぬる最上川見をれば家居してたまれる鬱の霽れゆく思ひす
・閃光の入りくる防空壕に身を重ねわれをまもりてくれし我が母
四六判上製カバー装・240ページ
定価:2500円+税
送料:164円
二冊目は第二歌集『浪浪(ろうろう)』です。
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「山麓」編集委員・選者、「新アララギ」同人、また山形県歌人クラブ会長等として活躍する著者の平成7年より25年までの作品757首を収載する第二歌集。
山麓叢書第146篇
私は東京向島にて空襲(昭和20年3月10日)に遭ったが幸いにも命をつないだ。思い見てその後の人生は、多くの人のお世話を受けながらも浪浪の身に過ごして今日に至っている。その状況を鑑みて歌集名は『浪浪』とした。
著者―「あとがき」より
●歌集より5首
・己が影をなぞるなどして時ながく厠に居りぬ退職日今日
・仰向けるわが妻の髪洗ひやれば灯の下に瞑(つむ)れる目より涙出でをり
・秋日差す茂吉生家は親しかり庭の平に紫蘇高く伸ぶ
・魚跳ぬる最上川見をれば家居してたまれる鬱の霽れゆく思ひす
・閃光の入りくる防空壕に身を重ねわれをまもりてくれし我が母
四六判上製カバー装・240ページ
定価:2500円+税
送料:164円