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irinosha

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綾部光芳・著『歌人 大野誠夫の青春』が出来上がりました!

2014.09.17 14:07|刊行情報
みなさま、こんにちは。
三連休明けはいかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のご案内です。

綾部光芳・著、評論集『歌人 大野誠夫の青春』が出来上がりました!

大野誠夫の青春 (433x640)

大野誠夫生誕100年・没後30年
戦後短歌において異彩を放った歌人・大野誠夫。無頼派、風俗派、虚構派などと呼ばれる以前の、出生から戦中・戦後までの一時期を克明に辿り、青春時代を通して誠夫の実像を浮かび上がらせた画期的評論集。

[目次]
1 誠夫の作歌活動と大野家の家系
2 習作時代
3 「短歌至上主義」時代
4 『薔薇祭』前後

著者・綾部光芳氏は1970年、「作風」に入社し、大野誠夫に師事。84年2月、誠夫逝去に伴い、同誌を退会。
1991年、新発足した「響短歌会」を主宰し、今年100号を発行。

平成18年「響」誌一月号より、「大野誠夫私論」として始めた連載を、今回とりまとめることにした。一つには、三月に誠夫先生生誕百年を迎えた。もう一つは私が、十月に傘寿を迎える、ということで、双方を記念して上梓を思い立ったのである。師大野誠夫が、この機会に改めて再評価をして頂くことを願う次第である。
(著者「あとがき」より)

四六判並製カバー装・392ページ
定価:3,000円+税
送料:164円

ぜひ、ご一読ください。ご注文お待ちしております。

月刊「うた新聞」2014年9月号が出来上がりました!

2014.09.05 15:27|月刊「うた新聞」
9月に入り、少しずつ秋めいてきましたね。いかがお過ごしでしょうか。
「うた新聞」9月号の特集は陶酔の歌 覚醒の歌です。

巻頭作品は
玉井清弘さん「土の香」、沢口芙美さん「宇宙センターを訪ふ」、
巻頭評論は小林幹也さん「後藤明生と古賀照房―小説家と歌人」
です。

2面
吉川宏志さんによる<これからの秀歌>6―抒情性について
<友の歌>は休載です。
歌壇時評は、福士りかさん「短歌という器」
<遠近画法>は、宮尾節子さん「うたの助け」
結社賞を掲載。

3面
作品時評は染野太朗さん「「伝へざる」について」
<今月のうたびと>は鮫島満さん「夜鴉の啼く」
<ライムライト>は吉田恭大さん「ポスト何かの私の」
<私の暮らすまち>は佐藤淑子さん「野草園さございん」
<忘れないために>は杉本容子さんによる「見つめ合った子ども」です。

4面
島田幸典さんによる連載!
<文語定型―むかし・いま>⑥「和歌無師匠只以旧歌為師」
<作歌の秘密>⑥橋本喜典さん「それはヒ・ミ・ツ」
田村元さんによる連載!<歌人の行きつけ>⑱札幌「ゆかり」
・読者自選一首

5面
長月作品集
黒沼友一さん「命永らへて」、中西輝磨さん「廃軌道」
菅原義哉さん「朱夏雑唱」、鎌田弘子さん「馬上杯」
大友道夫さん「補聴器」、菅原恵子さん「水」
上田一成さん「笹」、佐藤淳子さん「朝光」
飛髙時江さん「月に飛ぶ鷺」、野地安伯さん「迎へ火」
下南拓夫さん「夏花」、玉城寛子さん「人らを網に」
今井恵子さん「ウインブルドン」、上村典子さん「葉月四日」
岩田亨さん「意思表示」、斉藤蒔さん「化粧」
小林りんごさん「夏の夜」、花山周子さん「光源」です。

6~7面
<特集>陶酔の歌 覚醒の歌

6面<陶酔の歌>
●評論
伊藤一彦さん「韻律と大和言葉」
●陶酔の歌 秀歌鑑賞
大塚善子さん/中西洋子さん/櫟原聰さん/梛野かおるさん
棗 隆さん/高島裕さん/岸野亜紗子さん/岩内敏行さん

7面<覚醒の歌>
●評論
阿木津英さん「小さな生命更新の歓びと覚醒の高揚と」
●覚醒の歌 秀歌鑑賞
草田照子さん/後藤秀彦さん/戸田佳子さん/竹村公作さん
高橋則子さん/塘 健さん/富沢恵さん/嵯峨直樹さん

8面
渡邊季歌集『疏水径』を読む
藤川弘子さんによる「ひたむきの生を歌う」
糸川雅子さんによる「いのちをみつめる眼」
<著者近詠 作品10首>渡邊季さん「夏椿」


<書評>
高田流子さんによる岡部由紀子歌集『父の独楽』
本木巧さんによる佐藤通雅・東直子選『また巡り来る花の季節は』
大松達知さんによる伊藤一彦監修『小高賢』
中根三枝子さんによる磯田ひさ子歌集『還る』
を掲載。

9面
本田信道 歌ノート『筑紫から』を読む
恒成美代子さんによる「フクシマを思ふ歌」
高木佳子さんによる「ただ一途に思う」
<著者近詠 作品10首>本田信道さん「魂をし熾せ」


<書評>
来嶋靖生さんによる百瀬享子歌集『冬の虹』
小島熱子さんによる廣庭由利子歌集『黒耶悉茗』
八城水明さんによる合同歌集『まほろばいづこ』
松村正直さんによる吉岡生夫著『狂歌逍遥 第2巻』
ほか集会案内を掲載。

10面ニュース欄
・第24回8・15を語る歌人のつどい―池田香代子氏らが講演
・「塔」主宰、永田和宏氏から吉川宏志氏へ
・「塔」六十周年記念全国大会
・竹柏会「心の花」全国大会
・「かりん」全国大会
・「ぷりずむ」創刊一周年記念祝賀会
ほか作品募集を掲載。

11面
<うたとの出会い>は兵頭なぎささんにご執筆いただきました。
・読者の森
・歌集紹介

12面
・各地リポート
・読者自選一首
・企画展
・編集部より

おかげさまで今月号も充実した内容となりました。ありがとうございます。
この季節、気温差がありますので、くれぐれもご自愛くださいませ。