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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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青木瑞枝・第1歌集『多島海(たとうかい)』が出来上がりました!

2014.10.28 18:39|刊行情報
こんばんは!
昼夜の気温差も大きくなり、
だんだんと暖かいものが恋しい季節になってきましたね。
今日は新刊のお知らせです。
「作風」に所属し、「花筏賞」「薔薇祭賞」を受賞した青木瑞枝さんの第一歌集
『多島海(たとうかい)』が出来上がりました。

青木瑞枝歌集『多島海』 (439x640)

「作風」に所属し、「花筏賞」「薔薇祭賞」を受賞した実力歌人の
待望の第一歌集。

作風叢書141篇

既に一本の太い樹幹が出来ている。これからもその樹幹を大切にしながら、
新しい枝葉や花実の世界への果敢な挑戦を続けられることを期待している。
―金子貞雄・序より

●歌集より5首
・天上へ昇る雲雀の両の足たたまれて薄きうすきその色
・瀬戸内はわが多島海いにしへの古謡のたぐひ海に流して
・浪速言葉似るが如くに鳴く鳥の梅雨晴れの空今朝ははれやか
・子の発ちて行きし夕べよ花の上に雨は銀糸となりて灌げり
・晩成の梨の重さやてのひらに包み来しもの数限りなし

序文・金子貞雄
カバー写真・青地大輔
(ブルーワークス PHOTO & DESIGN Office)
四六判上製カバー装・192ページ
定価:2500円+税
送料:164円

今回、カバー写真を岡山市在住の写真家・青地大輔さんにお願いしました。
瀬戸内海の美しい多島海の風景は著者・青木瑞枝さんの心の原風景でもあります。

月刊「うた新聞」2014年10月号が出来上がりました!

2014.10.04 19:06|月刊「うた新聞」
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
「うた新聞」2014年10月号の特集は収穫をうたうです。

巻頭作品は
沖ななもさん「SOSボタン」、坂井修一さん「なまづ」、
巻頭評論は川本千栄さん「小説の中の「われ」」―前田透<戦地詠>の主体
です。

2面
吉川宏志さんによる<これからの秀歌>7―性の歌の消費について
<友の歌>は榎幸子さんです。
歌壇時評は、清水正人さん「結社と歌壇」
<遠近画法>は、中村健史さん「雪を聞く」

3面
作品時評は内山晶太さん「複合した感覚」
<今月のうたびと>は月岡道晴さん「三.一一と九.一一」
<ライムライト>は久石ソナさん「短歌が誕生する場所」
<私の暮らすまち>は伊藤保次さん「来る勿れの町」
<忘れないために>は岩田亨さんによる「暴力の連鎖」です。

4面
島田幸典さんによる連載!
<文語定型―むかし・いま>⑦「読者と本歌取り」
<作歌の秘密>⑦筒井早苗さん「難渋と充足」
田村元さんによる連載!<歌人の行きつけ>⑲浅草「神谷バー」
・読者自選一首

5面
神無月作品集
池田ふじ子さん「甥の声」、阿部京子さん「蜂子皇子」
大谷道子さん「風草」、島崎榮一さん「精進潔斎」
大滝貞一さん「めぐる季節」、大野栄子さん「夜顔の花」
巻桔梗さん「晩夏の海」、村木道彦さん「不眠」
米安幸子さん「雨の夜は」、永吉智子さん「秋の夢」
光本恵子さん「諏訪湖の花火」、横山鈴子さん「やまひ」
伊藤和好さん「影の如くに」、小林信也さん「同期」
細溝洋子さん「SPITZ THE GREAT JAMBOREE 2014」、小林敦子さん「砂丘」
加藤孝男さん「一瞬の夏」、田中綾さん「ほろひら」
宇田川寛之さん「影」です。

6~7面
<特集>収穫をうたう
●作品5首とミニエッセイ
時田則雄さん「汗の結晶」、舩山達郎さん「穂なみ」
今野金哉さん「風評被害」、森 功さん「旱畑」
利根川発さん「細き莢」、飛髙 敬さん「真夏真昼間」
大坂 泰さん「都会の百姓」、曾根耕一さん「鍬を研ぎつつ」
大林美好さん「黄のひといろ」、米田靖子さん「栗南瓜」
水本 光さん「桃の手ざはり」、西田郁人さん「西瓜栽培」
山本フサさん「新藁」、大城永信さん「畑人(ハルサー)便り」

8面
菊池信子歌集『あしおと』を読む
大和類子さんによる「深い家族愛」
佐野督郎さんによる「ひとりの万葉集」
<著者近詠 作品10首>菊池信子さん「ありがたう」

<書評>
髙橋みずほさんによる岡部桂一郎歌集『坂』
小林幸子さんによる前登志夫著『森の時間』
中村キネさんによる山下正義歌集『西津軽』
古谷智子さんによる今井千草歌集『パルメザンチーズ』
ほか<歌誌特集号>を掲載。

9面
<書評>
なみの亜子さんによる清田由井子歌集『古緋』
高旨清美さんによる伊藤誠二歌集『青春の桜隧道(さくらトンネル)』
島田修三さんによる古賀多三郎歌集『果てなきまでに』
大辻隆弘さんによる楠見朋彦著『グレーの時代』
逸見喜久雄さんによる横山季由歌集『源流』
ほか<歌誌創刊>を掲載。

10面ニュース欄
・第35回全日本短歌大会―日本歌人クラブ主催
・第28回方代忌―松平盟子氏が講演
・短歌研究三賞授賞式
・「響」百号刊行記念祝賀会
・「星雲」創刊十周年記念全国短歌大会
ほか集会案内、企画展を掲載。

11面
<うたとの出会い>は市村八洲彦さんにご執筆いただきました。
・読者の森
・歌集紹介

12面
・各地リポート
・作品募集
・編集部より

佐保田芳訓・第3歌集『春螢(しゅんけい)』が出来上がりました!

2014.10.01 11:10|刊行情報
みなさん、こんにちは。衣替えの季節ですね。いかがお過ごしでしょうか。
気温差がありますので、くれぐれもご自愛ください。

さて、新刊のお知らせです。
「歩道」に所属する佐保田芳訓(さほだ・よしのり)さんの
第3歌集『春螢(しゅんけい)』が出来上がりました!

春螢 佐保田芳訓 (453x640)

若き日に佐藤佐太郎の薫陶を受けた著者が、
佐太郎没後みずからの世界を切りひらき、
写生の伝統を受け継ぐ現代写生短歌の指針

歩道叢書

歌集名『春螢』はシュンケイと読んで頂きたい。
恵州の西湖のほとり春ながら湖(うみ)に向ひて飛ぶ螢あり
の私の昭和五十五年、佐太郎先生と共に行った中国恵州での一首から取った春の螢である。
――あとがきより


●歌集より5首
・眼下(まなした)に暮れはてし都市燠(おき)のごと駅のめぐりに灯り寄り合ふ
・蝉が鳴き海猫の鳴く声きこえ神威岬の霧のなかゆく
・アメリカが機軸となりし世界観当然のごと人思ふらし
・ヨーガにて心静かに保たんと思ふいとまに悔しみの湧く
・少年の頃より見馴れ母を継ぎカーテン縫ひて三十年過ぐ

四六判上製カバー装・244ページ
定価:2500円+税
送料:164円

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