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irinosha

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曾根耕一・著『私の巻頭言集(東海短歌)』が出来上がりました!

2015.06.10 14:37|刊行情報
歌誌「東海短歌」代表を務める曾根耕一さんが、歌集・随筆集を2冊同時刊行しました。
こちらは随筆集の『私の巻頭言集(東海短歌)』のご紹介です。

曾根耕一『私の巻頭言集』

静岡県沼津市を拠点に作歌をつづける曾根耕一の随筆集。著者が代表を務める歌誌「東海短歌」に毎月掲載された「巻頭言」を中心に、沼津牧水会報等に寄稿した文章を収録。

若山牧水終焉の地・沼津に暮らす著者ならではの牧水論、西行の生きた時代を辿るように根気強く執筆された西行論、斎藤茂吉・山崎方代・近藤芳美・上田三四二・前登志夫など、広い視野のもとに書かれた現代短歌覚え書き、戦後70年の今こそ「ものを言う歌を」といった提言等々、短歌愛好者の滋養となる随筆の数々。

〈目次〉
Ⅰ 牧水と自然/牧水とエコロジー/牧水と酒/若山喜志子の歌
Ⅱ 西行の出家について
Ⅲ 山崎方代と佐藤茂正/福島泰樹の「反措定」について/近藤芳美氏を悼む/上田三四二「鎮守」の一首について/茂吉の赤茄子のうた/前登志夫と生活者の歌/詠われる大震災の歌/ものを言う歌を/他

四六判並製カバー・172頁
口絵 色紙・玉城徹
定価:2,000円+税
送料:164円

曾根耕一・第二歌集『枇杷の花』が出来上がりました!

2015.06.10 14:31|刊行情報
歌誌「東海短歌」代表を務める曾根耕一さんが、歌集・随筆集を2冊同時刊行しました。
こちらは、第二歌集『枇杷の花』のご紹介です。

曾根耕一『枇杷の花』

大正15年(昭和元年)に生まれ、「沼津歌人」に入会から、歌歴は65年にもおよぶ。玉城徹指導・短歌を作る会責任者、沼津牧水会幹事を務め、現在、歌誌「東海短歌」代表を務める著者の充実の第二歌集。

韻律を大事に、できるだけ字余りを避け、絶句の揃い文字による美的印刷効果をあげるため、己の型式を<二十六文字短歌>と定める著者の第二歌集。
「短歌とは歌い続けるもの、歌い続けてこそ歌詠みとしての自負が持てる」という意志の結実。―――(「跋文」より)

●歌集より5首
・昔むかしの沼津の駅に小旗振りて兵士送りしこと忘れめや
・のんびりと梅雨の地温に育ちくる直蒔きにした秋茄子の苗
・とめどなき挽歌であつたアカシアの雨は安保のやぶれ心に
・玉葱の床植ゑ腰を宥めなだめ今年は四日に分けて植ゑ終ふ
・しんかんと枇杷の白花低く咲く小枝は路地のくぼみに匂ふ

四六判上製カバー・368頁
定価:2,500円+税
送料:164円

月刊「うた新聞」2015年6月号が出来上がりました!

2015.06.05 15:44|月刊「うた新聞」
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。月刊「うた新聞」6月号が出来上がりました!
紫陽花が美しい季節になりましたね。
曇り空が多い天気ですが、梅雨の季節をいろんな角度からたのしみたいですね。

今月の特集は
・<梅雨>のめぐみを詠う
・橋本俊明著『正岡子規直門 桃澤茂春実暦』を読む

の二本立てでお届けします。

巻頭作品は
徳山高明さん「名残りの桜」、秋山佐和子さん「鳥声」
巻頭評論は田村広志さん「筑波杏明の苦しんだもの」―1960年6月15日
です。

2面
吉川宏志さんによる<これからの秀歌>15―自分勝手な読みについて
<友の歌>は遠役らく子さんです。
歌壇時評は、富田睦子さん「ネット中継について」
<遠近画法>は、坂上香さん「死刑囚のうた」

3面
作品時評は稲垣紘一さん「時代相へ凝視」
<今月のうたびと>は藤島秀憲さん「明日のパン」
<ライムライト>は松尾唯花さん「歌会のある場所」
<私の暮らすまち>は岩田記未子さん「じのもん・じわもん」
<忘れないために>は矢部雅之さんによる「松本サリン事件」です。

4面
島田幸典さんによる連載!
<文語定型―むかし・いま>15 提示と展開―二句切れをめぐって
<作歌の秘密>15 小島ゆかりさん「秘密なし」
田村元さんによる連載!<歌人の行きつけ>26 渋谷「くじら屋」
ほか<読者自選一首>を掲載。

5面
水無月作品集
清水香さん「春雷」、山下喜巳子さん「依代のごと」
田中美也子さん「樟」、佐藤嗣二さん「初燕」
星野 京さん「海ふかき藍の」、水落 博さん「脛(はぎ)に上ぐ」
高橋協子さん「早苗月」、岡 貴子さん「待宵草」
塚本瑠子さん「わが髪の」、多賀陽美さん「春の雷(いかずち)」
福島久男さん「嵐が丘」、宮里信輝さん「傷無数」
佐田公子さん「エメラルド色」、松本東亜さん「輝きて撥ぬ」
松井純代さん「動く気配」、上川原 緑さん「白きたてがみ」
江田浩司さん「故郷の空」、中山洋祐さん「耳」
矢島るみ子さん「サッカー部」
です。

6面
<特集> <梅雨>のめぐみを詠う
●三首+ミニエッセイと梅雨の季節の秀歌
田中 要さん「護憲の会に」、柳澤美代子さん「馬鈴薯の花」
四元 仰さん「梅雨のあとさき」、岩田晋次さん「水鶏橋」
久保 稔さん「鴨頭草」、高田流子さん「緑鳩」
石井みどりさん「川辺の蛍」、黒沢 忍さん「地表」
安部真理子さん「ラグラスの穂」、桜井健司さん「青年期」

7面
<特集>橋本俊明著『正岡子規直門 桃澤茂春実暦』を読む
●評論
復本一郎さん「子規門茂春に肉迫」―実証的研究の成果
阪本幸男さん「「庚子日録」のコメントの魅力」―『桃澤茂春実暦』の真価
常磐井猷麿さん「想いもかけぬ奇縁」―桃澤茂春と高田本山勧学院
押切寛子さん「桐廼舎歌会と左千夫と根岸短歌会」―茂春の日記が伝えること

8面
<書評>
古谷 円さんによる秋葉四郎歌集『みな陸を向く』
野地安伯さんによる小林邦子著『半田良平の生涯』
辻井竜一さんによる岡井 隆著『新輯けさのことばⅤ』
佐藤よしみさんによる武藤雅治歌集『鶫』
魚村晋太郎さんによる田中 濯歌集『氷』
白洲正子・前 登志夫著『魂の居場所を求めて』
ほか<歌集紹介>を掲載。

9面
<書評>
川田 茂さんによる塚本靑史著『わが父塚本邦雄』
中野昭子さんによる伊藤一彦監修・吉川宏志編『栗木京子』
安田純生さんによる松澤俊二著『「よむ」ことの近代』
恩田英明さんによる高橋睦郎歌集『待たな終末』
大島史洋さんによる今野英山歌集『編笠茸』
ほか<歌集紹介>を掲載。

10面ニュース欄
・日本歌人クラブ各賞贈呈式―尾崎左永子氏らが受賞
・日本短歌雑誌連盟春季大会
・短歌研究賞
・日本歌人クラブ南関東埼玉大会
・吾木香忌
・訃報
ほか<集会案内><企画展>を掲載。

11面
<うたとの出会い>野村二郎さんにご執筆いただきました。
ほか<読者の森><読者自選一首>を掲載。

12面
・各地リポート
・作品募集
・編集部より

今月もおかげさまで充実した紙面になりました。心より感謝申し上げます。
定期購読も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。