森合節子・第1歌集『風向計』が出来上がりました!
2016.11.28 11:30|刊行情報|
いりの舎より新刊のご案内です。
福島市在住の歌人、森合節子さんの第一歌集『風向計』 が出来上がりました!

歌と観照叢書第289篇
平成15年に岡山巌賞を受賞した著者の約20年の作品の中から514首をまとめた第一歌集。
強靭なのだが、決して媚が無い。それがさわやかな知性を思わせて一種、独特の作者像が立ち上がる。詩的把握はまことに魅力的でもあるのだ。
――朝倉富士子(帯文より)
●歌集より5首
・恋初めし十九(じゅうく)あの日の朝の光(ひ)を思い出しつつ老夫(つま)の髪梳く
・巨(おお)杉の断面よりぞほろほろと崩れくるあり五百年の鬱か
・広やかな胸ぐらを見せ招きくる磐梯山へゆかな真っ直ぐ
・除染とて伐られゆく樹々如何にせん森が泣くのか嵐の夜は
・共々にたずさえゆかな潔く風向計は吹かれていたり
跋文:朝倉富士子
四六判上製カバー装・232頁
装画:森合 崇
定価:2,500円+税
送料:164円
福島市在住の歌人、森合節子さんの第一歌集『風向計』 が出来上がりました!

歌と観照叢書第289篇
平成15年に岡山巌賞を受賞した著者の約20年の作品の中から514首をまとめた第一歌集。
強靭なのだが、決して媚が無い。それがさわやかな知性を思わせて一種、独特の作者像が立ち上がる。詩的把握はまことに魅力的でもあるのだ。
――朝倉富士子(帯文より)
●歌集より5首
・恋初めし十九(じゅうく)あの日の朝の光(ひ)を思い出しつつ老夫(つま)の髪梳く
・巨(おお)杉の断面よりぞほろほろと崩れくるあり五百年の鬱か
・広やかな胸ぐらを見せ招きくる磐梯山へゆかな真っ直ぐ
・除染とて伐られゆく樹々如何にせん森が泣くのか嵐の夜は
・共々にたずさえゆかな潔く風向計は吹かれていたり
跋文:朝倉富士子
四六判上製カバー装・232頁
装画:森合 崇
定価:2,500円+税
送料:164円