福岡勢子・第2歌集『風の音 水の音』が出来上がりました!
2017.03.24 20:41|刊行情報|
もうすぐお花見の季節ですね。いかがお過ごしでしょうか。
いりの舎の新刊のご紹介です。
秋田県在住の歌人、福岡勢子さんの第二歌集『風の音 水の音』 が出来上がりました!

好日叢書第286篇
「好日」選者・編集委員を務める著者の
第一歌集出版から三十年の作品をまとめた第二歌集。
いつも全力投球の人である。看護師を生涯の仕事としながら、市会議員の夫君、姑上、二男一女のお子達の家庭を守る。たくましくやさしい著者の歌はきりりと簡潔で懐がふかく、時にみせるユーモアがふっと笑いを誘う。――益永典子(帯文より)
●歌集より5首
・わがために姑植えくれたる白木蓮(はくれん)は鳥の巣隠す暗がりをもつ
・いくつになっても今が一番好きというわたしになったのはいつからだろう
・透蚕(すきこ)選りし杳(とお)き日父いて母もいて苦しきことも教えられたり
・地吹雪がこわくて秋田に七十年住めぬぞいざ出陣のごとき出勤
・白鳥と雁二千余羽たむろして落穂漁れりたらふく食っとこ
帯文:益永典子
A5判上製カバー装・208頁
装幀:花山周子
定価:2,700円+税
送料:164円
いりの舎の新刊のご紹介です。
秋田県在住の歌人、福岡勢子さんの第二歌集『風の音 水の音』 が出来上がりました!

好日叢書第286篇
「好日」選者・編集委員を務める著者の
第一歌集出版から三十年の作品をまとめた第二歌集。
いつも全力投球の人である。看護師を生涯の仕事としながら、市会議員の夫君、姑上、二男一女のお子達の家庭を守る。たくましくやさしい著者の歌はきりりと簡潔で懐がふかく、時にみせるユーモアがふっと笑いを誘う。――益永典子(帯文より)
●歌集より5首
・わがために姑植えくれたる白木蓮(はくれん)は鳥の巣隠す暗がりをもつ
・いくつになっても今が一番好きというわたしになったのはいつからだろう
・透蚕(すきこ)選りし杳(とお)き日父いて母もいて苦しきことも教えられたり
・地吹雪がこわくて秋田に七十年住めぬぞいざ出陣のごとき出勤
・白鳥と雁二千余羽たむろして落穂漁れりたらふく食っとこ
帯文:益永典子
A5判上製カバー装・208頁
装幀:花山周子
定価:2,700円+税
送料:164円