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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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黒田つな子第1歌集『花をたづさへ』が出来上がりました!

2017.06.21 16:46|刊行情報
「星雲」に所属する黒田つな子さんの第一歌集
『花をたづさへ』 が出来上がりました!

歌集花をたづさへ

星雲叢書第67篇
「形成」「波濤」「白南風」を経て、現在「星雲」の維持同人および
天城支部長を務める著者の第一歌集。


黒田さんの作品はひたむきで温かな目差と真摯な歌声にあふれ、何故か遠い日の記憶がよみがえってくるような清新さがある――林田恒浩(「跋」より)

●歌集より5首
・唐土(たうど)の鳥と唱へ七草きざみたる明治生まれの母刀自のこゑ
・ありし日はカーネーションを栽培しその花季に母は逝きたり
・不安気に入園なしくる幼との出会ひをまこと大切にせむ
・四季咲きの何が好きかと問はれたら迷ひてしまふやつぱり牡丹
・水仙の姿勢のやうにすつきりと歩みゆきたし八十歳代を

跋文:林田恒浩
四六判上製カバー装・168頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:164円

杉本信道第1歌集『ひとすぢの道』が出来上がりました!

2017.06.12 18:22|刊行情報
「歌と観照」に所属する杉本信道さんの第一歌集
『ひとすぢの道』が出来上がりました!

ひとすぢの道

歌と観照叢書第290篇
「歌と観照」選者、編集委員を務める著者の
亡き妻と共に歩んできた日々を詠った第一歌集。


いつかこの世を去るとき、ずっと見守ってやりたいと思うであろうつれあいや子や孫など、大切なひとが誰にもいるように、杉本さんも夫人に見守られ、まなざしや声を自然に感じつつ歌集の準備をされてきたに違いない。生まれ出でてこの世で巡り合った証として、互いを尊重し、ひとすじの道を共に歩むことの美しさと重さを私はここに学び、確信した。――五十嵐順子(「跋」より)

●歌集より5首
・春浅き芦屋川べに『早春賦』声合はししが恋の始めか
・「乳がんのお蔭で方々行けるわね」妻の言葉がわれの励まし
・老妻とスペイン広場の階段に『ローマの休日』の真似をしてみる
・可燃・不燃・リサイクルごみ等週五回出すが粗大ごみの役目となれり
・「ひとすぢの道」と墓碑には刻みたり君と歩める証とぞして

跋文:五十嵐順子
四六判上製カバー装・212頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円

月刊「うた新聞」2017年6月号が出来上がりました!

2017.06.07 18:41|月刊「うた新聞」
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今日から関東も梅雨入りをしました。
月刊「うた新聞」6月号の特集は
<梅雨>をうたう&「短歌とうたごえ」特別対談
です。

巻頭作品は
黒木三千代さん「外反拇趾」、時田則雄さん「クレーン」
巻頭評論は島田修三さん「吉野秀雄と『寒蟬集』」
です。

2面
永田和宏さんによる新連載!<一杯一杯復一杯>バカッ、ナガタ!
藤島秀憲さんによる連載!<物語るうた>15「短歌とはそも」
<友の歌>は岸原さやさんです。
歌壇時評は森川多佳子さん「同時代を読むということ」

3面
<今月のうたびと>は栗原 寛さん「最終回」
<ライムライト>は山口文子さん「私の両輪・短歌と映画」
<私の暮らすまち>は石井松夫さん「高取、来てみてみ」
<忘れないために>は比嘉美智子さんによる「基地ある限り」
作品時評は浜口美知子さん「瞬間と永遠性」

4面
<親子でシンクロ>第15回 村田 馨さんによる「海芝浦駅」
島田幸典さんによる連載!
<文語定型―むかし・いま>39 「内面の声を伝える『と』」
<遠近画法>松尾衣里子さん「十年ぶりの父の日」

5面
水無月作品集
寺田ゆたかさん「ポンコツ車物語」、渡辺秀枝さん「花と鉄棒」
朝倉富士子さん「今日の歌ぐさ」、佐藤東子さん「はつ夏」
青木瑞枝さん「一夏」、甘田千春さん「須磨浦」
鈴木英夫さん「五月」、上田 明さん「三悪道」
岡本瑤子さん「草千里」、飯島由利子さん「誕生花」
安池菊夫さん「金目川堤」、田中愛子さん「五月の朝」
武田素晴さん「自問」、高橋慎哉さん「絶滅ホニュウ類」
大谷湖水さん「高原のみち」、魚村晋太郎さん「初台」
錦見映理子さん「カミーユ」、荻原 伸さん「白い指」
生沼義朗さん「水仕事」

6面
<特集①><梅雨>をうたう
<3首+ミニエッセイ>
綾部光芳さん「梅雨闇」、徳山高明さん「進駐軍放出の合羽」
沢口芙美さん「降りはじめの雨」、伊勢方信さん「太宰府の梅」
大下一真さん「梅雨」、木村雅子さん「みどりふくらむ」
黒崎由起子さん「水の繭」、渡 英子さん「雨隠り」
棚木恒寿さん「雨のごとき」、佐藤モニカさん「あめふりくまのこ」

7面
<特集②>「短歌とうたごえ」特別対談
久々湊盈子さんと田村 元さんによる「歌と酒と人と」

8面
福岡勢子歌集『風の音 水の音』を読む
間鍋三和子さんによる「分厚い時間のうた」
花山周子さんによる「厳しさのなかで」
著者近詠 作品10首 福岡勢子さん「反芻」

<書評>
久保田 登さんによる『改訂版 松村英一全歌集』
大井 学さんによる光森裕樹歌集『山椒魚が飛んだ日』
虫武一俊さんによる染野太朗歌集『人魚』
森井マスミさんによる佐藤理江歌集『あったこともない人々』

9面
<書評>
石川良一さんによる波汐國芳歌集『警鐘』
日野きくさんによる穴澤芳江著『わが師、葛原妙子』
本田一弘さんによる川﨑勝信編著『千代國一の風光』
楠田立身さんによる清田由井子著『歌は志(し)の之(ゆ)くところ』
ほか<読者自選一首>を掲載。

10面
ニュース欄
・日本歌人クラブ賞贈呈式―藤岡武雄氏らが受賞
・齋藤茂吉短歌文学賞贈呈式―橋本喜典氏が受賞
・啄木祭
・台湾歌壇創立五十周年祝賀会
・吾木香忌
ほか集会案内、企画展、結社賞を掲載。

11面
<特集②>「短歌とうたごえ」特別対談つづき
・うたとの出会い62 黒沢 忍さん
・漢検×いりの舎コラボ企画 第15回
を掲載。

12面
・各地リポート
・読者の森
・編集部より

特集の<梅雨>をうたうの作品とエッセイを読んで、梅雨の時期を楽しく過ごしたいものです。
「短歌とうたごえ」の対談は、田村元さんの単行本『歌人の行きつけ』(刊行予定)に収録されるバージョンもありますので、どうぞお楽しみに。

『玉城徹全歌集』が出来上がりました!

2017.06.02 18:59|刊行情報
短歌という詩
いりの舎より、2017年5月26日刊行!
『玉城徹全歌集』

玉城徹全歌集

古今東西の芸術・美学に精通し、実践と評論をもって〈現代短歌〉の超克をめざした歌人・玉城徹。
広く世界と人間を詠み続けたその作品は、遂に短歌の高峰に達する。
既刊九冊に未刊の「左岸だより」、自選歌集『汝窯』、長歌集『時が、みづからを』、詩集『春の氷雪』を収録した詩歌文学の集大成。

【収録詩歌集】
『馬の首』『樛木』『われら地上に』『徒行』『蒼耳』『窮巷雜歌』『香貫』『枇杷の花』『石榴が二つ』
未刊歌集「左岸だより」、自選歌集『汝窯』、長歌集『時が、みづからを』、詩集『春の氷雪』


A5判上製カバー装
912ページ
定価:12000円+税
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