fc2ブログ
01 | 2018/02 | 03
-
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
プロフィール

irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
にて注文を受け付けております。
実際にメールを送る際には、☆を@に変更してお送りください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR

宮田和美第2歌集『舞鶴草のはなびら』が出来上がりました!

2018.02.22 11:46|刊行情報
みなさん、こんにちは。
梅の花も咲いて、春の訪れを感じるこの頃です。

そんな中、「日月」所属の
宮田和美さんの第二歌集『舞鶴草のはなびら』
が出来上がりました!

宮田和美歌集『舞鶴草のはなびら』

日月叢書第57番
第一歌集出版から約三年。「日月」に所属する著者の第二歌集。

ロードレース、マラソン、登山等の危険な体験を経てのち、三年前に歌誌「日月」に拠った作者の第二歌集。作者はあとがきにこうしるす。「ほんたうのあゆみはここからではないか」と。然し「短歌という代物」もなかなかに手強い代物であり、納得するまでの作品を手にするまでの杳(はる)かさは言うべくもない。「自然を写すのではなく自然と一体になるべし」と玉城徹の著書『藜の露』は言う。古史、古語に詳しくその方面の著書もある宮田氏への期待は大きい。
(永田典子「帯」より)


●歌集より5首
恐竜の末裔(すゑ)にあらねば岩頭のとかげ一匹雄たけびもなし
合歓(ねぶ)のはな西施がほどははや過ぎぬ水なほきよき谷保(やほ)の古堰
土に伏すつるりんだうの紫の花をあらひて秋の雨ふる
入らむとは思ひよらねど立ち止まる山町筋(やまちやうすぢ)の秤屋のまへ
虫籠は袋戸棚にしまはれてみんみん蟬のなく夏はゆく

四六判上製カバー装・248頁
帯文:永田典子
定価:2,000円+税
送料:164円

月刊「うた新聞」2018年2月号が出来上がりました!

2018.02.09 19:44|月刊「うた新聞」
みなさんこんばんは!
冬真っただ中の2月号の特集は
<特集>私のまちの冬をうたう 
北海道から沖縄まで~作品7首+エッセイ

です。
日本の風土を感じる特集となっております。

巻頭作品
山田富士郎さん「空気金貨」、松平盟子さん「てのひらの平野」
巻頭評論は斎藤 寛さん「制度と言霊―文学の言葉」

2面
柳 宣宏さんによる連載!<短歌想望>第5回 自問
永田和宏さんによる連載!<一杯一杯復一杯>第11回 全国大会の適正な規模は?
藤島秀憲さんによる連載!<物語るうた>23「バスに乗って」
<友の歌>は江村 彩さん

3面
<今月のうたびと>小島なおさん「夜光雲(やこううん)」
<ライムライト>浅井美也子さん「歌は救い」
<私の暮らすまち>小池尹子さん「歴史を抱き息づくまち」
<忘れないために>大井 学さん「ドクター・キリコ事件」
<作品時評>岩尾淳子さん「歳月の濾過する言葉」

4面
新コーナー!<玉城徹の歌>第2回 永井正子さん「わが感銘歌」
島田幸典さんによる連載!
<文語定型―むかし・いま>47 「言葉は甦る―「かも」」
<遠近画法>海埜今日子さん「愛しいモノたちの歌」

5面
如月作品集
岩田記未子さん「虹」、疋田和男さん「穂すすき」
八島琢二さん「七十年ぶりのサハリン」、大瀧 保さん「初市」
入江晴栄さん「『日の名残り』を読む」、小林邦子さん「縄文火焰形土器」
矢澤靖江さん「年明くる」、金子貞雄さん「あしたが見える」
岩倉幹郎さん「樹木」、西勝洋一さん「歌集」
永野喬平さん「寒き日に」、三友さよ子さん「タヒチの守宮(やもり)」
佐藤千代子さん「天上疏水」、北神照美さん「巻き貝のなか」
福井和子さん「雲水」、檜垣美保子さん「雨季」
大西久美子さん「ブローチ」、中山洋祐さん「冬空」
小田鮎子さん「犬」

6面・7面
<特集>私のまちの冬をうたう 
北海道から沖縄まで~作品7首+エッセイ

内田 弘さん「凍(しば)れる」、福士りかさん「天鵞絨のゆき」
田中 譲さん「寒鰤宣言」、伝田幸子さん「野沢菜漬け」
江戸 雪さん「冬のさんぽ」、香川哲三さん「冬苑」
塚本 諄さん「冬の満月」、伊波 瞳さん「太陽(てだ)のぼるまち」

8面
<書評>
遠藤たか子歌集『水際』を読む
吉川宏志さんによる「物体の静けさ」
波汐國芳さんによる「被災ふくしまの心」
◎著者近詠◎作品10首 遠藤たか子さん「百年の水」

永田和宏著『私の前衛短歌』外塚 喬さん
草田照子歌集『旅のかばん』杉本信道さん
小宮山久子歌集『百観音』小林サダ子さん
本阿弥秀雄著『いただいた句200―すえひろ句会交流記』鶴岡美代子さん

9面
<書評>
奥村晃作歌集『八十の夏』堀田季何さん
稲葉登紀子歌集『白木蓮の庭』本間百々代さん
穴澤芳江歌集『とこしへ』江頭洋子さん
岡崎裕美子歌集『わたくしが樹木であれば』石井僚一さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
ニュース欄
・第63回角川短歌賞贈呈式―短歌・俳句賀詞交換会
・歌会始の儀
・『玉城徹全歌集』出版記念未刊歌集「左岸だより」を読むワークショップ
ほか作品募集、結社賞、訃報を掲載。

11面
・横山三樹さんによる追悼・岩田正さん「岩田さんが逝ってしまって寂しいよ」
・鈴木英子さんによる追悼・松平修文さん「こんな歌を作ったんですよ」
・うたとの出会い70 横山季由さん
・漢検×いりの舎コラボ企画 第23回

12面
・各地リポート
・集会案内
・歌誌創刊
・編集部より

おかげさまで今月号も充実した紙面となりました。
心より御礼を申し上げます。
寒い日が続きますが、今月の特集を読むと冬も悪くないなと思います。
くれぐれもご自愛くださいませ。