國分道夫第1歌集『武骨なる手』が出来上がりました!
2018.03.16 20:13|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
桜の開花のニュースもちらほらと聞かれるようになりました。
そんななか、新刊のご案内です。
歌誌「響」の編集委員を務める
國分(くにぶ)道夫さんの第一歌集『武骨なる手』
が出来上がりました!

響叢書第36篇
この歌集からは、ことの本質を見極めようとする著者の鋭い眼差しを強く感じる。うっかりすると読み飛ばしてしまいそうな著者の作品のなかに、しばしばことの真実が隠されていることに読者は気付くべきであろう。(綾部光芳「跋」より)
●歌集より5首
現金の不突合(ふとつがふ)かと思ひみる銀行内部は夜半に明るき
妻幸子何か言揚げあるらしもわが酔ひをみて言葉をたたむ
マンションの管理に就きて五年過ぐかかる仕事にも秘密の多し
あかぎれの疼けば父を思ふなり農に荒れたる武骨なる手を
いにしへも今も嵩ある人らはもやまぶきいろを好みたるべし
四六判上製カバー装・204頁
跋文:綾部光芳
定価:2,500円+税
送料:164円
桜の開花のニュースもちらほらと聞かれるようになりました。
そんななか、新刊のご案内です。
歌誌「響」の編集委員を務める
國分(くにぶ)道夫さんの第一歌集『武骨なる手』
が出来上がりました!

響叢書第36篇
この歌集からは、ことの本質を見極めようとする著者の鋭い眼差しを強く感じる。うっかりすると読み飛ばしてしまいそうな著者の作品のなかに、しばしばことの真実が隠されていることに読者は気付くべきであろう。(綾部光芳「跋」より)
●歌集より5首
現金の不突合(ふとつがふ)かと思ひみる銀行内部は夜半に明るき
妻幸子何か言揚げあるらしもわが酔ひをみて言葉をたたむ
マンションの管理に就きて五年過ぐかかる仕事にも秘密の多し
あかぎれの疼けば父を思ふなり農に荒れたる武骨なる手を
いにしへも今も嵩ある人らはもやまぶきいろを好みたるべし
四六判上製カバー装・204頁
跋文:綾部光芳
定価:2,500円+税
送料:164円