永田久子第1歌集『山茶花の庭』が出来上がりました!
2018.06.06 17:49|刊行情報|
続いてもう一冊、新刊のお知らせです。
永田久子さんの第一歌集『山茶花の庭』が出来上がりました!

井泉叢書第22篇
歌誌「井泉」同人で、長年研鑽を積んできた著者の第一歌集。
短歌を手放すことなく悲しみを乗り越えて、著者は現在新しい独りの世界を拓こうとしている。心やさしい著者に潜むその勁さは、夫君へ愛情を捧げ尽くして悔いの無い自負がなせる業であろう。(竹村紀年子「序」より)
●歌集より5首
金婚の日を迎へたる青空に南天は赤き実をかざしをり
息子らに告げず二人の金婚の夕餉に一尾の鯛を分け合ふ
夫の歳三つほど若く店員に言ひてセーター選びてもらふ
青嵐玻璃戸たたきてすぎてゆく忌明け一人となりたる部屋の
小春日に紅をのぞかせわが庭の山茶花あまたの蕾がそろふ
A5判上製カバー装・188頁
序文:竹村紀年子
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:164円
永田久子さんの第一歌集『山茶花の庭』が出来上がりました!

井泉叢書第22篇
歌誌「井泉」同人で、長年研鑽を積んできた著者の第一歌集。
短歌を手放すことなく悲しみを乗り越えて、著者は現在新しい独りの世界を拓こうとしている。心やさしい著者に潜むその勁さは、夫君へ愛情を捧げ尽くして悔いの無い自負がなせる業であろう。(竹村紀年子「序」より)
●歌集より5首
金婚の日を迎へたる青空に南天は赤き実をかざしをり
息子らに告げず二人の金婚の夕餉に一尾の鯛を分け合ふ
夫の歳三つほど若く店員に言ひてセーター選びてもらふ
青嵐玻璃戸たたきてすぎてゆく忌明け一人となりたる部屋の
小春日に紅をのぞかせわが庭の山茶花あまたの蕾がそろふ
A5判上製カバー装・188頁
序文:竹村紀年子
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:164円