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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
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中村とき第3歌集『大震災・前後』が出来上がりました!

2019.02.21 18:33|刊行情報
本日二冊目の新刊のご案内です。
東日本大震災後、数年に及ぶ仮設住宅の生活に耐え、
本年2月に99歳を迎えた中村ときさんの第三歌集『大震災・前後』

が出来上がりました!

中村とき歌集『大震災・前後』 (2)

歩道叢書
生涯に三度の巨大津波を経験している著者は、家屋等一切を津波にのまれながらも、九十一歳の叡智によって命をまもり、六年余仮設住宅の不自由にも耐え、元気に新居に落ちつき、九十八歳の日々を迎えている。その間の、そのすべてを失った悲哀、苦渋、姉妹甥との別れ、涙、周囲へのいたわり、肉親の絆、支援への感謝等々、短歌に詠い、エッセイに残した貴重な記録。よくも詠い、書き残してくれたという感謝と同門の誇るべき九十八歳の快挙として世に送り、清鑑を希う次第である。
―――秋葉四郎「帯」より


●歌集より5首
巨大津波火事と津波に怯えつつ寒き一夜の明くるをただ待つ
わが思考持たざるままに導かれヘリに乗らんと運ばれてゆく
ことごとく瓦礫となりしわが浜に雪降りしきる視界のなきまで
窓破れ屋上に物の上るたるわが家の無惨こゑあげて泣く
根をさらし津波に耐えし椨(たぶ)の木の下にて君といのちを語る

四六判上製カバー装・284頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:サービス

中村ときさんの歌集『大震災・前後』は、いりの舎へ直接注文以外に、
Amazonでもお買い求めいただけます。

村松とし子第1歌集『奥明日香』が出来上がりました!

2019.02.21 18:24|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のご案内です。

「歩道」に所属し、三重県歌人クラブ作品賞、三重県文化新人賞を受賞した
村松とし子さんの第一歌集『奥明日香』 
が出来上がりました!

村松とし子歌集『奥明日香』

歩道叢書
作者は歴史・文化・伝承に深い関心を抱き、自身の住む郷土はもちろんのこと、
全国のさまざまな古跡をつぶさに訪ね、その詠嘆が皆みずみずしい。
作者の造詣・叡智が作者の影としてどの作品にもつよく響いているからである。(秋葉四郎「帯」より)


●歌集より5首
子に送る草餅をつく寒の日に春の香りのわが家に充つ
奥明日香に入りゆく谷を渡らせる太き男綱の四手風に揺る
手ふるれば崩れさうなる岩の壁この道なりて千余年過ぐ
参道に玉石のおと響かせて神馬御前に姿よく立つ
わが摘みて手揉みをしたる新茶にて厨に充つる香りの深し

四六判上製カバー装・200頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
カバー写真:村松幹久
定価:2,500円+税
送料:164円