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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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FAX:03-6413-8526
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高橋協子・第9歌集『長屋門』が出来上がりました!

2019.04.15 16:29|刊行情報
みなさんこんにちは。
東京は葉桜になってきました。
今日は新刊のお知らせです。

「作風」で選歌・編集・運営委員を務める高橋協子さんの
第九歌集『長屋門』が出来上がりました!


高橋協子歌集『長屋門』

作風叢書第152篇

生地横浜への小さな旅と、ふるさと加賀金沢を詠った長歌「長屋門」を歌集巻末に収めました。二つのふるさとへの思いがこもごもに鳴り合って、私の身の裡に優しいハーモニーを奏でてくれます。(あとがきより)


●歌集より5首
雪みちの狭きを車に擦れ違ふときに会釈せり助手席同士
今生の花のいのりの重からむ地に擦るまでに枝垂れ緋ざくら
揚げひばりこゑを零してしろがねの空に句点となりて消えたり
千羽の鳥翔びたちたれば止まり木は電線に戻り夜空に紛る
をさな日のわれに会ひたく出で来たる横浜の街に異邦人となる

四六判上製カバー装・232頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円

昭和28年 香川進 創刊「地中海」

2019.04.10 14:39|「うた新聞」広告
文化としての「地中海」
そこにある明るさ
本質的な方向を指向する


201904地中海

発行所 地中海社
編集人 久我田鶴子

入会金なし・会費月謝1,000円から(学割あり)
見本誌(切手200円)ご希望の方は地中海社まで。

田中ミハル第一歌集『真鍮の鍵』が出来上がりました!

2019.04.10 11:32|刊行情報
みなさんこんにちは。
今日の東京は冬のような寒さです。

今日は新刊のお知らせです。
歌誌「塔」に所属する田中ミハルさんの第一歌集
『真鍮の鍵』
が出来上がりました!

田中ミハル歌集『真鍮の鍵』

塔21世紀叢書第329篇

一冊の歌集のなかで、これほど多くの土地が出てくるのはめずらしい。グローバルなのだが、これはみな、やむをえず巻き込まれての移動である。にもかかわらず妙にしっかりと土地や対象をつかんでくる。田中さんは土地、風土を開けていく鍵を持っているかもしれない。(花山多佳子・帯より)

●歌集より5首
送電線父が引きしといふ島よ 船のはるかに青き影あり
砂漠よりふりかへり見るブルジュ・ハリファ小さき鉛筆のごとくたちをり
砂漠よりかへりし幼ら競ひいで傘さし開ける杉の雨だれ
をみな子が怖いといひて投げすてるまつぼつくりは黒き口あく
母われはただ娘(こ)の話をきくために長き時間を機に乗り来たり

四六判上製カバー装・204頁
帯・解説:花山多佳子
装幀:花山周子
定価:2,600円+税
送料:164円

月刊「うた新聞」2019年4月号が出来上がりました!

2019.04.09 15:46|月刊「うた新聞」
みなさん、こんにちは。
東京は少しずつ葉桜になってきました。
月刊「うた新聞」は4月号で7周年を迎えました。
応援してくださっている皆様に心より御礼を申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、「うた新聞」4月号の特集は
おさらい・近現代歌人の歌論と実作⑤
です。

巻頭作品
馬場あき子さん「アスパラの芽立する日」、小池 光さん「私生活」
巻頭評論は糸川雅子さん「自分を潜りぬけた歌―武川忠一・生誕百年」

2面
新担当!島田修三さんによる<短歌想望>①平成短歌史のこと
古谷 円さんによる連載!<時代を映すうた>第1回「ランプに戻る恋ごころ」
<遠近画法>藤井克之さん「一粒の麦」
<友の歌>は稲垣紘一さん

3面
<今月のうたびと>高山由樹子さん「あるいは世界中のあなたへ」
<ライムライト>山川 築さん「双子」
<私の暮らすまち>三島麻亜子さん「夜通し踊らんかな」
<忘れないために>塚本 諄さん「迷いなく詠むこと」
新担当!<作品時評>君山宇多子さん「希望の在り処」

4面
秋葉四郎さんによる新連載!<渉猟 茂吉の歌>第1回「『蔵王文学のみち』より」
春日いづみさんによる新連載!<食卓のある風景>第1回「大テーブル」
<玉城徹の歌>第16回 水島英己さん「粟散辺土民の一人」

5面
卯月作品集
安東久子さん「春めく」、川口城司さん「沖縄よ」
島田和子さん「白き花」、疋田和男さん「ひとり祭」
百瀬享子さん「犬棒カルタ」、星田郁代さん「空色の空」
室谷八重乃さん「雪の里」、巻 桔梗さん「紅花墨」
金子貞雄さん「ぼんぐぼんぷ」、小久保みよ子さん「思慕」
中野昭子さん「片脚立ち」、林田恒浩さん「迷路となりて」
横山季由さん「在さぬ人を」、香川哲三さん「災禍積日」
山中もとひさん「どんぶらこ」、北久保まりこさん「ドナルド・キーン先生へ」
大西久美子さん「春のコロッケ」、和嶋勝利さん「終末時計」
白石瑞紀さん「春の連番」

6面・7面
<特集>おさらい・近現代歌人の歌論と実作⑤
奥田亡羊さんによる石榑千亦「天地と共に広く大きく」
雁部貞夫さんによる岡 麗「江戸の雅びを伝える」
古谷智子さんによる片山廣子「脱皮する歌」
小笠原信之さんによる吉植庄亮「農民歌人」
秋山佐和子さんによる三ヶ島葭子「真摯で自在な魅力」
足立敏彦さんによる小田歡螢「北方的生命感的抒情」
藤原勇次さんによる中村健吉「その写生論の魅力」
三枝浩樹さんによる植松壽樹「心持の伝え方」

8面
小林さやか歌集『ここからの水平線』を読む
今井千草さんによる「自在なイメージ」
玉井綾子さんによる「まっすぐ生きる」
作品10首 小林さやかさん「森林へ」

<書評>
馬場あき子歌集『あさげゆふげ』小島なおさん
川﨑勝信歌集『天人』長澤ちづさん
井上美地歌集『残照』森山晴美さん
ほか歌集紹介、番組告知を掲載。

9面
<書評>
田村 元著『歌人の行きつけ』大松達知さん
小林幸子歌集『六本辻』横山未来子さん
吉村睦人歌集『蠟梅の花』三井 修さん
北神照美歌集『ひかる水』恩田英明さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
ニュース欄
・第13回与謝野寛・晶子を偲ぶ会
・現代短歌新人賞表彰式―田口綾子氏が受賞
・齋藤茂吉短歌文学賞
・詩歌文学館賞
・迢空賞
・小野市詩歌文学賞
・日本歌人クラブ北関東ブロック優良歌集
・日本歌人クラブ南関東ブロック優良歌集
・埼玉県歌人会新人賞
・小見山輝氏を偲ぶ会
ほか集会案内を掲載。

11面
うたとの出会い84 鈴掛典子さん
・読者自選一首
・日本歌人クラブ『現代万葉集』×いりの舎コラボ企画 第13回

12面
・各地リポート
・作品募集
・企画展
・編集部より