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irinosha

Author:irinosha
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月刊「うた新聞」2019年5月号が出来上がりました!

2019.05.07 15:52|月刊「うた新聞」
10連休の合間に出来上がり、発送いたしました、月刊「うた新聞」5月号ですが、
定期購読の皆様はお手元に届いているころと存じます。

月刊「うた新聞」5月号の特集は
もうひとりの≪われ≫をうたう~3首+ミニエッセイ
です。

巻頭作品
藤島秀憲さん「いえ、短歌です。」、なみの亜子さん「平成三十一年春のこと」
巻頭評論は木村雅子さん「おおらかに勁く―太田絢子没後十年」

2面
島田修三さんによる<短歌想望>②深い春霞
古谷 円さんによる連載!<時代を映すうた>第2回「雁字搦めからの脱出」
<遠近画法>E-RUNさん「やんちゃな父」
<友の歌>は古木さよ子さん

3面
<今月のうたびと>黒瀬珂瀾さん「うすやみわれに」
<ライムライト>奥村知世さん「詠みたい・読みたい歌」
<私の暮らすまち>監物昌美さん「他所者にやさしい」
<忘れないために>石川勝利さん「メーデー今昔」
<作品時評>君山宇多子さん「詠うという生き方」

4面
秋葉四郎さんによる連載!<渉猟 茂吉の歌>第2回「『蔵王文学のみち』より」
春日いづみさんによる連載!<食卓のある風景>第2回「ゲーテの食卓」
<玉城徹の歌>第17回 永井 祐さん「われら地上に」

5面
皐月作品集
渡辺秀枝さん「はるひなか」、川西弘子さん「今年のさくら」
八島琢二さん「雪の山脈」、窪田司郎さん「長くはなやぐ」
橋本 忠さん「花に酔ふ」、岩倉幹郎さん「ときめき」
波 克彦さん「新年度初日」、扇田淳子さん「春の満腹」
吉田久枝さん「朝の風」、梶 黎子さん「辛夷の透き間」
本木 巧さん「残余のさくら」、喜多弘樹さん「うた成さぬ日に」
赤澤篤司さん「心象」、苅谷君代さん「白杖と花びら」
竹内敬子さん「青き心」、高山邦男さん「母の眼差し」
やすたけまりさん「夏日到来」、白石真佐子さん「見しのみに過ぐ」
森山良太さん「かの夜はるけき」

6面・7面
<特集>もうひとりの≪われ≫をうたう
●3首+ミニエッセイ
江頭洋子さん「真面目奥さん」、島崎榮一さん「選挙」
青木昭子さん「山姥」、御供平佶さん「足二本」
松谷東一郎さん「文壇バー『風紋』」、山口和子さん「春のまどろみ」
三友さよ子さん「二人三脚」、押切寛子さん「ことしの桜」
渡辺泰徳さん「我思う、故に……」、小池尹子さん「星を眺める私」
菊池哲也さん「もう一人の私」、千田節生さん「氷山の一角」
平山公一さん「ふるさとに」、竹内彩子さん「農婦に変身」
本多真弓さん「断捨離と仏舎利」、江村 彩さん「旧姓について」
生沼義朗さん「副交感神経」、染野太朗さん「星座」
西之原一貴さん「洞穴」、大森静佳さん「山びこ」

8面
利根川 発歌集『冬の蒼穹』を読む
五十嵐順子さんによる「生きものを通して」
桜井京子さんによる「散りがての冱え」
作品10首 利根川 発さん「花弁」

<書評>
高野公彦著『明月記を読む』(上・下)本田一弘さん
三井ゆき歌集『池にある石』山中律雄さん
日高堯子歌集『空目の秋』小林幸子さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
古川よし歌集『似顔絵』を読む
實藤恒子さんによる「短歌の力」
佐野督郎さんによる「心映えをこそ読め」
作品10首 古川よしさん「孫」

<書評>
榎 幸子歌集『わがものならず』小黒世茂さん
北原東代著『非凡なる凡庸 白秋の妻 菊子』黒澤富江さん
花山周子歌集『林立』大平千賀さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
ニュース欄
・『歌人の行きつけ』刊行記念トークイベント<たんかうらおもて>
・現代短歌フェスティバル・イン・京都
・日本歌人クラブ各賞
・前川佐美雄賞 ながらみ書房出版賞
・現代歌人協会賞
・斎藤茂吉を語る会
・埼玉県歌人会春季短歌大会
・左岸の会
ほか訃報を掲載。

11面
内藤 明さんによる追悼・橋本喜典さん「歌人の生」
うたとの出会い85 石原光久さん
・読者自選一首
・日本歌人クラブ『現代万葉集』×いりの舎コラボ企画 第14回

12面
・各地リポート
・作品募集
・集会案内
・企画展
・編集部より

今月もおかげさまで充実した内容となりましたこと、心より感謝申し上げます。
8年目もどうぞよろしくお願いいたします。

丸山洋子第一歌集『ミシンのある部屋』が出来上がりました!

2019.05.07 15:38|刊行情報
ゴールデンウィーク明けの今日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のお知らせです。

「街道」に参加し、洋裁一筋の道を歩んできた丸山洋子さんの
第一歌集『ミシンのある部屋』 
が出来上がりました!

丸山洋子歌集『ミシンのある部屋』

働きづめの日々を取り戻すかのように挑戦したなかのひとつに、短歌があったことを思う。そのエネルギーの源となったのは、必死で生きたあの日々そのものであった。<あの日々>とは、丸山さんとミシンとの切っても切り離せない日々のことである。
(黒沢 忍「序」より)


●歌集より5首
妻に肩借りる男がゆっくりと紫陽花まつりの中に埋(うず)まる
アイロンのぬくもり残る服かかえ新宿行きの始発に飛びのる
階段の上に積まれたダンボール切り捨てられたサンプルの山
嬉しいと書こうと思い日記には淋しいと書きて秋の終りを
花終えていまは桃の木根を張って桃を太らす力を溜める

四六判上製カバー装・204頁
装幀:南 一夫
定価:2,000円+税
送料:164円