下田秀枝第二歌集『雨やはらかに』が出来上がりました!
2019.08.28 12:23|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
あっという間に8月もあと数日となりましたね。
「波濤」の選者、佐世保短歌連盟の会長を務める
下田秀枝さんの第二歌集『雨やはらかに』が出来上がりました!

波濤双書
さまざまな人との出会いと別れ。年を重ねることへの不安。
それらを実直に詠うことによって、下田さんの歌は信頼を深めてゆく。
非日常への橋を渡ろうとしないで、日常を丁寧に掬い取っている。(外塚 喬「帯」より)
●歌集より5首
タクシーに乗り込む母の〝さやうなら〟を聞きし人らの耳を羨(とも)しむ
マロニエの白き花房それぞれの秘密もつがに風にうなづく
村ごとに小さき十字架かかげもつアウトバーンのつつましき春
子も孫もだあれもいない地球上 核のみがひそと護られゆくか
窓そとの狭き空き地をならしゆく夫を見ておりえんぴつ置きて
四六判上製カバー装・164頁
帯:外塚 喬
装幀:君嶋真理子
定価:2,700円+税
送料:164円
あっという間に8月もあと数日となりましたね。
「波濤」の選者、佐世保短歌連盟の会長を務める
下田秀枝さんの第二歌集『雨やはらかに』が出来上がりました!

波濤双書
さまざまな人との出会いと別れ。年を重ねることへの不安。
それらを実直に詠うことによって、下田さんの歌は信頼を深めてゆく。
非日常への橋を渡ろうとしないで、日常を丁寧に掬い取っている。(外塚 喬「帯」より)
●歌集より5首
タクシーに乗り込む母の〝さやうなら〟を聞きし人らの耳を羨(とも)しむ
マロニエの白き花房それぞれの秘密もつがに風にうなづく
村ごとに小さき十字架かかげもつアウトバーンのつつましき春
子も孫もだあれもいない地球上 核のみがひそと護られゆくか
窓そとの狭き空き地をならしゆく夫を見ておりえんぴつ置きて
四六判上製カバー装・164頁
帯:外塚 喬
装幀:君嶋真理子
定価:2,700円+税
送料:164円