内田喜美枝第二歌集『冬の風鈴』が出来上がりました!
2019.12.12 19:31|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
あっという間に12月も中旬になりましたね。
今日は新刊のお知らせです。
「長風」に所属する内田喜美枝さんの
平成20年から29年までに発表した作品より571首を収めた第二歌集
『冬の風鈴』が出来上がりました!

長風叢書第300篇
歌集名は「深海の魚(うお)を連ねる風鈴がリビングルームに冬眠をする」から採りました。私自身の短歌は実感に基づく身めぐりの歌ばかりですが、自分の来し方を振り返った時の記念になればと出版を決めました。(「あとがき」より)
●歌集より5首
人通りなき道に開くコンパクト秋の秋天丸く切り取る
真智子巻きスカーフを結びくれし女(ひと)旅の出会いの一齣にして
大安の佳き日を選び命名の筆太く書くひかりのなかに
目に見えぬ怖さを秘めて波の音轟くばかり海の昏れゆく
ブラウスを選ぶに悩むこともなし街に手にとる永遠の白
四六判上製カバー装・232頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
あっという間に12月も中旬になりましたね。
今日は新刊のお知らせです。
「長風」に所属する内田喜美枝さんの
平成20年から29年までに発表した作品より571首を収めた第二歌集
『冬の風鈴』が出来上がりました!

長風叢書第300篇
歌集名は「深海の魚(うお)を連ねる風鈴がリビングルームに冬眠をする」から採りました。私自身の短歌は実感に基づく身めぐりの歌ばかりですが、自分の来し方を振り返った時の記念になればと出版を決めました。(「あとがき」より)
●歌集より5首
人通りなき道に開くコンパクト秋の秋天丸く切り取る
真智子巻きスカーフを結びくれし女(ひと)旅の出会いの一齣にして
大安の佳き日を選び命名の筆太く書くひかりのなかに
目に見えぬ怖さを秘めて波の音轟くばかり海の昏れゆく
ブラウスを選ぶに悩むこともなし街に手にとる永遠の白
四六判上製カバー装・232頁
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円