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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
にて注文を受け付けております。
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【重版出来!】佐藤水人里歌文集『凍てつく銀河―拓北農兵隊の子として』の第二刷が出来上がりました!

2020.05.29 14:50|刊行情報
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ気が抜けない日々ですね。
くれぐれもお体を大切にお過ごしください。

そんな中、東京新聞で紹介され、話題になっている
佐藤水人里さんの歌文集『凍てつく銀河―拓北農兵隊の子として』
第二刷が出来上がりました!

佐藤水人里歌文集『凍てつく銀河』

歌文集『凍てつく銀河―拓北農兵隊の子として』 佐藤水人里

戦後七十余年を経て、いまだに鮮明な記憶として立ち上って来る拓北農兵という稀有な体験をまとめた歌文集。

戦争の最末期に「拓北農兵隊」が募集され、戦災で生活を失った人々を帰農させようと、北海道の未開拓地に農兵列車で送り込まれた人々があったことをこの歌集によって知った。当時の記憶を文章まじえて綴ったこの歌集は、七〇余年前に悲惨な運命を歩まされた少女時代の貴重な記憶であり、涙ぐましく優しい抒情の声である。(馬場あき子「帯」より)

●歌集より5首
臨月の母がつぶやく「コンナ センソウ」幼くて知る秘密のことは
火の絶えし部屋はさまざま凍る音醬油の瓶の今割れる音
立ち止まれば我は氷柱になるならんひたすら月下の雪道歩む
晴れた日はユリ根探して雪原を父さまよえりスコップ担ぎ
もう何も食べない母にホッとしぬ時折かくれて烈しく泣きぬ

四六判上製カバー装・136頁
帯:馬場あき子
解説:川野里子
装画:田中薫子
装幀:南 一夫
定価:1,800円+税
送料:送料サービス

ご注文は電話・FAX・メールで承っております。
またクレジットカード払いやコンビニ払いなどをご希望の方は
こちらからお買い求めいただけます。
ぜひこの機会にお読みください。

玉城 徹 歌集『左岸だより』出版のお知らせ

2020.05.26 14:37|刊行情報
今日は玉城徹の誕生日です。そして7月には没後10年を迎えます。
この度、いりの舎は未刊歌集『左岸だより』を文庫化して刊行します。
さらに『馬の首』『樛木』について自ら記したエッセイ4編を収録。
定価1,000円(税別)送料サービス
発売日2020年7月13日
ご予約お待ちしております。

玉城徹 歌集『左岸だより』
玉城徹没後10年企画出版
いりの舎より、2020年7月13日刊行予定!現在予約受付中!


この度、いりの舎は未刊歌集『左岸だより』を文庫化して刊行します。
さらに『馬の首』『樛木』について自ら記したエッセイ4編を収録。
(この本は短歌新聞社版『左岸だより』より抜粋し、再編集したものです。)

文庫版
188ページ
予価:1,000円+税
送料:サービス

玉城徹の特設ページはこちらです。

菅泰子・第二歌集『星霜譜』が出来上がりました!

2020.05.25 18:26|刊行情報
みなさんこんばんは。
明日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されるそうですね。
まだまだ気を付けて過ごしたいところです。
そんな中、新刊のお知らせです。

「創作」「海峡」を経て、現在「濤声」同人の菅泰子さんの平成18年以降の作品をまとめた第二歌集『星霜譜』が出来上がりました!

菅泰子歌集『星霜譜』

濤声叢書第31篇
いずれの歌にも優しさと勁さを具えた人間の真実が滲む。振りかざしたもの言いをせず、無理な表現を好まないのも、それが作者そのものだからであり、読者は素直な共感を得られる。(温井松代「跋」より)

●歌集より5首
寺庭の隅にひつそり六地蔵素足そろへて寒風に立つ
淡き日に枯草の色あたたかし昨日の傷のけふは癒えそむ
貧しくも夢多かりし若き日をつぶさに語る古き家計簿
待ち待ちてやつと得し本幸せの象(かたち)のごとく抱きて帰る
草原の忘れ水にも生きものはあはれかそけき水泡(みなわ)生れしむ

四六判上製カバー装・208頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

月刊「うた新聞」2020年5月号が出来上がりました!

2020.05.07 18:10|月刊「うた新聞」
みなさん、今年のGW明けはいかがお過ごしでしょうか。
いつもと違うGWを過ごした方が多いと思います。
そんな中、月刊「うた新聞」5月号が出来上がりました!
今月の特集は
わたしの家居の過ごし方~作品3首・ミニエッセイ
です。
歌人20名の「おうち時間」をご執筆いただきました。

巻頭作品
岡崎康行さん「斜めの一本」、水原紫苑さん「戀ごろも」
巻頭評論は沖 ななもさん「親和と違和と―短歌と自然の関係の変化」

2面
川本千栄さんによる<短歌想望>近代文語の賞味期限②
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第2回ひとつの踊りに踊る
<遠近画法>佐々木陽子さん「好きを仕事に。」
<友の歌>村山美恵子さん

3面
<今月のうたびと>田中道孝さん「春の歳時記」
<ライムライト>平山繁美さん「自分のなかに在るもの」
<私の暮らすまち>松井純代さん「見にきゃはったら」
<忘れないために>大西久美子さん「俺たちの時代」
<作品時評>小林さやかさん「並行世界の春」

4面
秋葉四郎さんによる連載!<渉猟 茂吉の歌>第14回「茂吉家の人々」
<野ボール応援歌>第2回水門房子さん「千葉ロッテマリーンズ」
玉城徹の歌・第27回 佐々木六戈さん「玉城徹セザンヌ」

5面
皐月作品集
川口城司さん「某日」、佐藤三代さん「絵手紙」
神田美智子さん「終(つい)の花」、舘川喜美枝さん「距離二メートル」
前田芳子さん「埃風」、十鳥敏夫さん「青きを踏む」
河合真佐子さん「天狗マスク」、本間百々代さん「コロナウイルス禍」
水野久子さん「わたくしを消す」、酒井佐忠さん「不吉の街に」
上田 明さん「貝寄せの風」、長野 晃さん「初音」
白井陽子さん「春の海」、布宮雅昭さん「月山の雪原」
安池菊夫さん「竜飛崎」、檜垣美保子さん「風と花」
本多真弓さん「・・・・・・」、石川清文さん「春の匂ひ」
中山洋祐さん「花」

6面・7面
<特集>わたしの家居の過ごし方~作品3首・ミニエッセイ
疋田和男さん「雲ありて」、山田 訓さん「私の住所録」
岩倉幹郎さん「春の日」、押山千恵子さん「飽きますねえ」
松田基宏さん「自然と安らう」、監物昌美さん「朝々ひろふ」
伊藤雅水さん「常のごとくに」、巻 桔梗さん「老夫婦の居間」
小島熱子さん「御番菜(おばんざい)五品」、米安幸子さん「一瞬の紅」
斉藤毬子さん「はぐくむ」、東 洋さん「永き日」
石原光久さん「でも!短歌」、冨岡悦子さん「婆になりゆく」
扇田淳子さん「少し狂気を」、安藤直彦さん「朝の太鼓」
城 俊行さん「針の痛み」、名嘉真恵美子さん「拝む」
木下のりみさん「マーマレード」、堀井弥生さん「スマイル」

8面
内田喜美枝歌集『冬の風鈴』を読む
服部えい子さんによる「風の漂ううた」
國分道夫さんによる「手堅く滋味に富む」
作品10首 内田喜美枝さん「姉への手紙」

<書評>
福島泰樹歌集『亡友』高山邦男さん
香山静子歌集『銀の莟』寺尾登志子さん
田中拓也歌集『東京』山田 航さん
ほか歌集紹介、終刊号を掲載。

9面
会川淳子歌集『春の温もり』を読む
林 三重子さんによる「清明な人間愛」
柏木節子さんによる「たおやかな愛」
作品10首 会川淳子さん「帯結び」

<書評>
小石雅夫著『やさしい短歌の読詠』石川勝利さん
松本紀子歌集『長い橋』浜口美知子さん
和嶋勝利歌集『うたとり』林 和清さん
吉田信雄歌集『思郷』藤原龍一郎さん
ほか歌誌創刊、訃報を掲載。

10面
<特別エッセイ>
遠藤由季さんによる「焼きたてメロンパン」
武富純一さんによる「初心者に学ぶ」
ほか結社賞を掲載。

11面
・うたとの出会い97 佐藤宗雄さん
・読者自選一首

12面
・歌壇ニュース
・各地リポート
・歌誌特集号
・読者の森
・編集部より

おかげさまで「うた新聞」は2020年4月で8周年を迎えました!
心より感謝申し上げます。
時節柄、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
定期購読は随時受付中です。
おうち時間のおともに「うた新聞」はいかがでしょうか。