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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
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ホームページ:http://irinosha.com/
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坂間範子・第一歌集『野の押し花』が出来上がりました!

2020.08.26 19:48|刊行情報
みなさん、こんばんは。
まだまだ残暑が厳しいですね。
熱中症にもくれぐれもお大事になさってください。

そんななか、
2017年に花實賞を受賞した坂間範子さんの655首を収めた
第一歌集『野の押し花
』ができあがりました!

坂間範子歌集『野の押し花』

花實叢書第174篇
花實創刊80周年記念出版13篇


日常生活の一片を切り取りながら穏やかに詠んで行く。一風変わったところを見せよう、知をひけらかそうという意図はない。ごくごく自然に掬い上げた素材を気負わずに自然に詠んでいる。(利根川 発「跋」より)

●歌集より5首
厳かにバージンロード歩みきて夫の腕より娘は羽撃きぬ
祝ひ餅投ぐる息子の頼もしさ上棟の儀を夫と並びて
首飾り編みて掛け合ふ親子をり白詰草の一面の原
藁に囲ふ花まり小さき冬牡丹積もれる雪に色なほ冴ゆる
夢一つ叶へられたる尾瀬の旅夫と揃ひのジーパンに行く

四六判上製カバー装・200頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

綾部光芳・第八歌集『清韻』が出来上がりました!

2020.08.21 16:12|刊行情報
残暑お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
そんななか、
作風社、樹液短歌会を経て、1997年から響短歌会を主宰する
綾部光芳さんの第八歌集『清韻』
が出来上がりました!

綾部光芳歌集『清韻』

響叢書第37篇
身の内の清韻に耳を澄まし、逝きし者たちを想う。汲んでは零れゆく水が、掌に溢れるのは、いつの日になるだろうか。秩父の山の端に住み、老いの日日を詠う第八歌集。(「帯」より)

●歌集より5首
ゆれやまぬ花見むとして立ち暗む水中の精ひかりを集む
指先のかすかに濡れて疼くとき慕はむとするこころを懼(おそ)る
献上をされし和銅に改元を知知元は秩父となりて久しも
気づけるは残り少なき日日にして彗星の尾の時間と言はむ
わたくしが沼になるならいちにんを浮かべて魚になるまで待たむ

A5判変型上製カバー装・200頁
装幀:南 一夫
定価:2,800円+税
送料:200円

月刊「うた新聞」2020年8月号(101号)が出来上がりました!

2020.08.06 20:00|月刊「うた新聞」
みなさんこんばんは。
75年前の今日を思う一日です。

月刊「うた新聞」2020年8月号の特集は
昭和ひとけたの作家・いま伝えたいことを詠う
です。
昭和一桁生まれの19名の歌人の皆さんにご執筆いただきました。

巻頭作品は
三枝昻之さん「五反田―日本歌人クラブの日々」、栗木京子さん「人の生身は」
巻頭評論は阪森郁代さん「タブーに挑んだ幻視者―塚本邦雄生誕百年・没後十五年」

2面
川本千栄さんによる<短歌想望>近代文語の賞味期限⑤
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第5回たたかひを終りたる身
<遠近画法>鄭相教さん「韓国文学(K文学)が日本にやってくる」
<友の歌>本田倖世さん

3面
<今月のうたびと>黒﨑聡美さん「得意げ」
<ライムライト>山本夏子さん「かわいそうだよ」
<私の暮らすまち>久保知子さん「不思議な『そうけ』」
<忘れないために>田野 陽さん「いのちの記憶」
<作品時評>小林さやかさん「あたたかな標」

4面
秋葉四郎さんによる連載!<渉猟 茂吉の歌>第17回「茂吉肉筆のある歌」
<野ボール応援歌>第5回野地安伯さん「阪神タイガース」
玉城徹の歌・第30回 一ノ関忠人さん「『深闇』への応答」

5面
葉月作品集
波汐國芳さん「コロナ運び屋」、上野房枝さん「紫陽花」
八島琢二さん「ふるさとのにほひ」、中地俊夫さん「どこにも行けない」
矢澤靖江さん「みやまくはがた」、村松とし子さん「斎宮跡」
石川勝利さん「田畑消ゆる」、藤田貴佐代さん「沖縄戦」
神谷由里さん「明日へ」、松谷東一郎さん「なまなまと」
桜井美保子さん「地唄のことば」、石川洋一さん「禁忌の下に」
杉本美和さん「薔薇」、近藤けい子さん「パンデミック」
田丸 浩さん「うつつの国から」、和嶋勝利さん「方舟」
白石瑞紀さん「遠雷」、佐藤モニカさん「ジュラ紀」

6面・7面
<特集>昭和ひとけたの作家・いま伝えたいことを詠う
田中 譲さん「さようなら『銃後』」、岩田記未子さん「寂(じゃく)」
志野暁子さん「石」、川口城司さん「忘れ難き日々」
福岡 薫さん「やさしい未来」、小林サダ子さん「言ひ馴らされて」
斎藤 博さん「生きる」、新沼せつ子さん「三人の叔父」
山川和子さん「十一歳の夏」、仲 つとむさん「二兎」
水本 光さん「空弁当」、宮川 稔さん「戦争は悪だ」
中島雅子さん「脱・原発」、結城 文さん「越境する短歌」
島田 暉さん「竹槍・薙刀」、林 宏匡さん「忌はしき笑み」
江頭洋子さん「少国民」、中村キネさん「言葉」
小木曽 友さん「原発はいらない」

8面
木下孝一歌集『竹群靡く』を読む
金子正男さんによる「円かな老いの深まり」
楠田立身さんによる「人間をうたう歌」
作品10首 木下孝一さん「小さき森」

<書評>
秋葉四郎著『茂吉からの手紙』田中教子さん
藤原龍一郎歌集『202X』東郷雄二さん
樋口智子歌集『幾つかは星』宇田川寛之さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
佐藤水人里歌文集『凍てつく銀河―拓北農兵隊の子として』を読む
藤原龍一郎さんによる「小さな喜びの灯火」
宮内正勝さんによる「万感、心の糧」
歌文集より作品10首

<書評>
千々和久幸歌集『生きてはみたが』小林幸子さん
後藤恵市歌集『冬の満月』花山多佳子さん
山本秀子歌集『冬珊瑚』駒田晶子さん
<ニュース>塚本邦雄賞・短歌研究新人賞
ほか歌誌特集号を掲載。

10面
<特別エッセイ>
三本松幸紀さん「釣りの楽しみ」
川口慈子さん「知恵の輪―プロレス観戦について」
ほか作品募集を掲載。

11面
佐藤通雅さんによる追悼・岡井隆さん「断舎利の翌日」
<うたとの出会い>100 井谷まさみちさん
読者自選一首
新しい本(6~7月)

12面
<ニュース>岡井隆氏逝去・左岸の会
各地リポート
編集部より

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梅雨が明けて暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。