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irinosha

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横尾邦光・第一歌集『分去れ』が出来上がりました!

2020.10.14 19:06|いりの舎の
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のお知らせです。

「歩道」に所属し、令和元年「歩道マルタの会年度賞」を受賞した
横尾邦光さんの第一歌集『分去れ』(わかされ)

ができあがりました!

横尾邦光歌集『分去れ』

歩道叢書
四十年来の友人、横尾邦光氏がこの程歌集『分去れ』を刊行し、縁に従って私は深くかかわったが、私が漠然と思っていたよりはるかに歌人として力をつけていた。事件的な真実を超越し、一見些細に見える身辺・境涯の輝き、響きを意味ある現実として詠嘆している。遠くに素材を求めないのもいい。
ひぐらしの声聞く夕べ合鴨は今年の任を終へて群れをり
風花の飛ぶ夕つ方長岡に住む子の電話に吹雪の音す

具眼の士の一見を希う次第である。(秋葉四郎「帯文」より)


●歌集より5首
常になく早く帰りて我が家の扉を引けば溢る菊の香
帰省する暇(いとま)なしとふ子の部屋のガラス戸磨く歳晩の午後
隣り家のピアノ弾く子の顔知らず巧みとなりてこの頃楽し
分去(わかさ)れを幾つ越え来て今あるとみづから思ふ七十二となる
わが街になじまぬ景色と思ひしがハロウィンパレード賑はひてをり

四六判上製カバー装・244頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円