北吹 公・第一歌集『梔子百花』が出来上がりました!
2020.11.19 16:19|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
晩秋とは思えない暖かい日が続いていますね。
今日は新刊のお知らせです。
「八雁」に所属する北吹公さんの
1980年代から2019年9月までの作品
402首を収めた第一歌集『梔子百花』が出来上がりました!

世の多くの人々と同じような苦労と幸いと悲しみを経つつ、その生のなかから汲み上げてきた沁みとおるような歌の味わいに、ひととき足をとどめてくれる読者があったらと願う。(阿木津 英「跋」より)
●歌集より5首
冷えしるき曇天の下びしびしと縄跳びの音舗道にひびく
もみじ落葉銀杏落葉をふかぶかと踏むよろこびを誰にか告げむ
葉の影が揺れつつ障子窓の枠ひとつ移りて夕方がくる
ベランダに夜具を干すとき目の下に梔子(くちなし)百花白きしずもり
雪残る土手に吹く風耳老いて我には嘆きのひびきときこゆ
四六判上製カバー装・192頁
跋:阿木津 英
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円
晩秋とは思えない暖かい日が続いていますね。
今日は新刊のお知らせです。
「八雁」に所属する北吹公さんの
1980年代から2019年9月までの作品
402首を収めた第一歌集『梔子百花』が出来上がりました!

世の多くの人々と同じような苦労と幸いと悲しみを経つつ、その生のなかから汲み上げてきた沁みとおるような歌の味わいに、ひととき足をとどめてくれる読者があったらと願う。(阿木津 英「跋」より)
●歌集より5首
冷えしるき曇天の下びしびしと縄跳びの音舗道にひびく
もみじ落葉銀杏落葉をふかぶかと踏むよろこびを誰にか告げむ
葉の影が揺れつつ障子窓の枠ひとつ移りて夕方がくる
ベランダに夜具を干すとき目の下に梔子(くちなし)百花白きしずもり
雪残る土手に吹く風耳老いて我には嘆きのひびきときこゆ
四六判上製カバー装・192頁
跋:阿木津 英
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円