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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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北吹 公・第一歌集『梔子百花』が出来上がりました!

2020.11.19 16:19|刊行情報
みなさん、こんにちは。
晩秋とは思えない暖かい日が続いていますね。
今日は新刊のお知らせです。

「八雁」に所属する北吹公さんの
1980年代から2019年9月までの作品
402首を収めた第一歌集『梔子百花』
が出来上がりました!

北吹公歌集『梔子百花』

世の多くの人々と同じような苦労と幸いと悲しみを経つつ、その生のなかから汲み上げてきた沁みとおるような歌の味わいに、ひととき足をとどめてくれる読者があったらと願う。(阿木津 英「跋」より)

●歌集より5首
冷えしるき曇天の下びしびしと縄跳びの音舗道にひびく
もみじ落葉銀杏落葉をふかぶかと踏むよろこびを誰にか告げむ
葉の影が揺れつつ障子窓の枠ひとつ移りて夕方がくる
ベランダに夜具を干すとき目の下に梔子(くちなし)百花白きしずもり
雪残る土手に吹く風耳老いて我には嘆きのひびきときこゆ

四六判上製カバー装・192頁
跋:阿木津 英
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

矢野和子・第一歌集『巻ひげ』が出来上がりました!

2020.11.13 20:35|刊行情報
みなさん、こんばんは。
本日、二本目の投稿です。
今回は新刊のご紹介です。

2009年に花實新人賞を受賞した矢野和子さんの
518首を収載した第一歌集『巻ひげ』
が出来上がりました!

矢野和子歌集『巻ひげ』

花實叢書173篇
花實創刊80周年記念出版12篇


多くは平凡な生活の中で素材に苦労しながら拾い上げた雫を詠み上げているのである。そのように拾い上げたかけらに血肉を添えて生き生きとさせたのがこの集である。故に私達の作歌の指針となるのである。(利根川 発「跋」より)

●歌集より5首
久びさに訪ひ来る子らを待ちてをり献立いくつかめぐらしにつつ
たつた今生まれましたと知らせ受く待望の女児に子の声はづむ
リュックより次つぎ出だすいろいろはいづれも幼の宝物らし
作歌せるわれを見守る夫のゐて家族の在りて支へられゐつ
よく見るに軒の子燕に混じりたる雀子のゐて共に餌を待つ

A5判上製カバー装・220頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円

月刊「うた新聞」2020年11月号(104号)が出来上がりました!

2020.11.13 20:01|月刊「うた新聞」
みなさんこんばんは!寒くなってきましたね。
くれぐれもご自愛ください。

さて、月刊「うた新聞」11月号の特集は
近所で再発見したあれこれ
です。
3首+ミニ・エッセイを20名の歌人にご執筆いただきました。

巻頭作品
糸川雅子さん「亀毛蛇足」、柴田典昭さん「蜆蝶」
巻頭評論は下村すみよさん「『一歌自浄』のこころ―山田あき・生誕百二十年」

2面
大松達知さんによる<短歌想望>自然の流れとして
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第8回北原白秋の添削
<遠近画法>大塚信一さん「映画監督a.k.aラーメン屋」
<友の歌>松本典子さん

3面
<今月のうたびと>江村 彩さん「ピクニック」
<ライムライト>笹川 諒さん「ファーストアルバム」
<私の暮らすまち>小島美智子さん「啄木先生『おばんです』」
<忘れないために>小寺三喜子さん「立ちあがる人々」
<作品時評>寺尾登志子さん「透明な鍋蓋」

4面
秋葉四郎さんによる連載!<渉猟 茂吉の歌>第20回「茂吉肉筆のある歌」
<野ボール応援歌>第8回吉田理恵さん「北海道日本ハムファイターズ」
玉城徹の歌・第33回 前田康子さん「紛れるように詠む」

5面
霜月作品集
藤田和平さん「若くし読まむ」、山野吾郎さん「打球音」
富岡光江さん「髭剃り」、赤塚 堯さん「未来語らず」
井上登志子さん「身を野におきて」、宮本永子さん「太白星」
伊志嶺節子さん「サシバ」、宇野一夫さん「木漏れ日の下」
後藤秀彦さん「一九九九年夏」、飯田明美さん「渡りのけはひ」
米田靖子さん「棚田の稔り」、黒沢 忍さん「消息」
野田恵美子さん「スマホの笑顔」、高橋慎哉さん「四ツ谷界隈」
鈴木紀男さん「冬の星座」、佐藤華保理さん「どこへもゆかぬ」
荻原 伸さん「音の雨」、魚住めぐむさん「秋霖」
虫武一俊さん「転職直後」

6面・7面
<特集>近所で再発見したあれこれ
●作品3首+ミニ・エッセイ
中田慧子さん「桜の若木」、横山岩男さん「共生」
安藤チヨさん「鬼灯」、西久保征史さん「街外れの神社」
大熊俊夫さん「フェイスシールド」、謝花秀子さん「秋の街」
山本 豊さん「川原にて」、久保美洋子さん「川端通り」
長澤ちづさん「犬の散歩道」、井上槇子さん「猫ちぐら」
三川 博さん「競ひせつなし」、加藤英彦さん「失せもの」
山谷英雄さん「返り花」、畑谷隆子さん「ゆったりとした時間」
三島麻亜子さん「ジャパン・ブルー」、鈴木英子さん「捻土上々」
斉藤 蒔さん「中国庭園」、嵯峨直樹さん「銃声」
竹内 亮さん「イーゼルに似る」、岩内敏行さん「寿屋さん」

8面
渡辺 謙歌集『プリムラの花』を読む
後藤恵市さんによる「老いを見つめる」
大西久美子さんによる「プリムラに寄せる抒情」
作品10首 渡辺 謙さん「静寂」

<書評>
秋山佐和子歌集『豊旗雲』久々湊盈子さん
松谷東一郎歌集『平成カプリッチオ』島 晃子さん
江戸 雪歌集『空白』佐佐木定綱さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
中道和子歌集『庭樹樹のこゑ』を読む
浜口美知子さんによる「麗しき家族愛」
竹内由枝さんによる「自然体の魅力」
作品10首 中道和子さん「甲斐路」

<書評>
御供平佶歌集『傘』中根 誠さん
永田 淳歌集『竜骨(キール)もて』遠藤由季さん
木村よし子歌集『風の記憶』喜多さかえさん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
<特別エッセイ>
藤島秀憲さん「笑って、泣いて―落語の魅力」
中村キネさん「冬の夜こそ昔コを―昔コ語りとは」
ほか歌誌特集号を掲載。

11面
<うたとの出会い>103 杉本信道さん
<歌壇ニュース>
齋藤茂吉短歌文学賞授賞式 吉川宏志氏が受賞
左岸の会
現代短歌大賞、文化勲章に久保田淳氏
若山牧水賞
佐藤佐太郎短歌賞
日本学術会議の新会員任命拒否に反対する声明

12面
各地リポート
新しい本
編集部より

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