河合真佐子・第3歌集『光を掬う』が出来上がりました!
2021.01.22 12:16|刊行情報|
みなさんこんにちは。
今日は新刊のお知らせです。
「歌と観照」の編集委員と選者を務める
河合真佐子さんの第三歌集『光を掬う』
が出来上がりました!

歌と観照叢書第297篇
洞窟のすきまをぬいて降りて来る光のすじを双手に掬う
若くして亡くなった父の回想、愛する母や伴侶との死別など、さまざまな陰翳に満ちた人生の暮れつ方、作者は丹念に「光」を掬おうとする。光の連なりは歌であり、高みを目指す海鳥のような心である。滋味あふれる第三歌集。(松村由利子「帯」より)
●歌集より5首
水平線を目指し疾駆する遊覧船にのりてわたしの心は海鳥
あげひばりホバリングして縄張りを主張しており空の青さに
従軍わずか六か月武勲などはありはせぬと父と思えば心安らぐ
太陽も欠けることある ささやかな昨日のしくじり忘れてしまおう
秩父路はみほとけの路たづ子師と札所たずねて歩みたる路
四六判上製カバー装・200頁
帯文:松村由利子
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
「歌と観照」の編集委員と選者を務める
河合真佐子さんの第三歌集『光を掬う』
が出来上がりました!

歌と観照叢書第297篇
洞窟のすきまをぬいて降りて来る光のすじを双手に掬う
若くして亡くなった父の回想、愛する母や伴侶との死別など、さまざまな陰翳に満ちた人生の暮れつ方、作者は丹念に「光」を掬おうとする。光の連なりは歌であり、高みを目指す海鳥のような心である。滋味あふれる第三歌集。(松村由利子「帯」より)
●歌集より5首
水平線を目指し疾駆する遊覧船にのりてわたしの心は海鳥
あげひばりホバリングして縄張りを主張しており空の青さに
従軍わずか六か月武勲などはありはせぬと父と思えば心安らぐ
太陽も欠けることある ささやかな昨日のしくじり忘れてしまおう
秩父路はみほとけの路たづ子師と札所たずねて歩みたる路
四六判上製カバー装・200頁
帯文:松村由利子
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円