巽谷一夫・第一歌集『朝の道』が出来上がりました!
2021.02.23 17:29|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
今日は祝日ですが、新刊のお知らせです。
「歩道」に所属し、平成16年から31年までの作品から475首を収めた
巽谷一夫さんの第一歌集『朝の道』
が出来上がりました!

歩道叢書
作者の巽谷一夫氏は商社マンとして世界で活躍し、退職後日本に落ち着くにあたり、「短歌」を選び、佐藤佐太郎の歌風を目指し峡を迎えている。視野が広く、世界の出来事を詠っても自身の肉声として響き、点景となる草木等も世界的な感覚で言葉が選ばれている。(秋葉四郎「帯文」より)
●歌集より5首
音絶えし昼の厨にただよへる香りは青き梅の実にあり
モダンジャズわが魂にとよもせり人にこびざるこの楽式は
ふるさとの蟹をさかなに飲む酒はバブルのなごりボージョレヌーボ
耳飾りきらめかせつつネパールの少女は見入る五十音図に
見晴らせば空の果てまで起伏して蒼くかすめるユーカリの森
四六判上製カバー装・196頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は祝日ですが、新刊のお知らせです。
「歩道」に所属し、平成16年から31年までの作品から475首を収めた
巽谷一夫さんの第一歌集『朝の道』
が出来上がりました!

歩道叢書
作者の巽谷一夫氏は商社マンとして世界で活躍し、退職後日本に落ち着くにあたり、「短歌」を選び、佐藤佐太郎の歌風を目指し峡を迎えている。視野が広く、世界の出来事を詠っても自身の肉声として響き、点景となる草木等も世界的な感覚で言葉が選ばれている。(秋葉四郎「帯文」より)
●歌集より5首
音絶えし昼の厨にただよへる香りは青き梅の実にあり
モダンジャズわが魂にとよもせり人にこびざるこの楽式は
ふるさとの蟹をさかなに飲む酒はバブルのなごりボージョレヌーボ
耳飾りきらめかせつつネパールの少女は見入る五十音図に
見晴らせば空の果てまで起伏して蒼くかすめるユーカリの森
四六判上製カバー装・196頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円