吉田みのる・第2歌集『トルファンの月』が出来上がりました!
2021.02.09 14:43|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
今日は新刊のお知らせです。
現在「作風」の運営委員で、愛媛県歌人クラブ顧問を務める
吉田みのるさんの第二歌集『トルファンの月』
が出来上がりました!

作風叢書第156篇
『トルファンの月』の主流は社会詠だと思われる。社会詠はメディアからの情報を分析し、自らの言葉でその事件に迫らなければならない。その点に於いて著者は優れている。(高橋協子「解説」より)
●歌集より5首
起立して歌わぬままに過ごし来ぬ吾のはかなき抵抗として
山峡の池に張りたる氷面鏡(ひもかがみ)日の出とともに雪嶺写す
反対も叫ばず稼働許したり戦のおりもかくの如きか
思い出はまだ美化されず寒き朝妻と諍う夢に覚めたり
トルファンを目指す列車は月暗き砂漠の駅に停まりては行く
四六判上製カバー装・216頁
解説;高橋協子
装画:加藤千春
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
現在「作風」の運営委員で、愛媛県歌人クラブ顧問を務める
吉田みのるさんの第二歌集『トルファンの月』
が出来上がりました!

作風叢書第156篇
『トルファンの月』の主流は社会詠だと思われる。社会詠はメディアからの情報を分析し、自らの言葉でその事件に迫らなければならない。その点に於いて著者は優れている。(高橋協子「解説」より)
●歌集より5首
起立して歌わぬままに過ごし来ぬ吾のはかなき抵抗として
山峡の池に張りたる氷面鏡(ひもかがみ)日の出とともに雪嶺写す
反対も叫ばず稼働許したり戦のおりもかくの如きか
思い出はまだ美化されず寒き朝妻と諍う夢に覚めたり
トルファンを目指す列車は月暗き砂漠の駅に停まりては行く
四六判上製カバー装・216頁
解説;高橋協子
装画:加藤千春
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円