箕浦勤・第一歌集『酒匂川越ゆ』が出来上がりました!
2021.04.26 19:00|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
今日は新刊のお知らせです。
「地中海」「なでしこ短歌会」「風船の会」に所属する、
箕浦勤さんの作品444首を収載した第一歌集『酒匂川越ゆ』
が出来上がりました!

地中海叢書第940篇
著者の作品に私が注目するようになったのはいつ頃からだろう。家族や日常を素材としながら、単なる日記にはとどまらない、それを超える表現の力があった。この歌集が、多くのよき読者に巡り会えますように。そして、箕浦さんが、これからも長く、こころ豊かに輝いてゆけますようにと願っている。(久我田鶴子「序」より)
●歌集より5首
鷹峯の空青くして底深し時の欠片の落ちてゆく空
駅前に降ろしたる後引き返す娘の形の空気乗せつつ
草陰よりつんと飛び退く子螳螂小さき飛蝗を鎌に抱へて
孫娘のあーんと見せる口の中クリームパンが押し合ひへし合ふ
応へ無き師を見舞ひての帰り路は茫々として酒匂川(さかわがは)越ゆ
四六判上製カバー装・200頁
序:久我田鶴子
装画:北村さゆり
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
「地中海」「なでしこ短歌会」「風船の会」に所属する、
箕浦勤さんの作品444首を収載した第一歌集『酒匂川越ゆ』
が出来上がりました!

地中海叢書第940篇
著者の作品に私が注目するようになったのはいつ頃からだろう。家族や日常を素材としながら、単なる日記にはとどまらない、それを超える表現の力があった。この歌集が、多くのよき読者に巡り会えますように。そして、箕浦さんが、これからも長く、こころ豊かに輝いてゆけますようにと願っている。(久我田鶴子「序」より)
●歌集より5首
鷹峯の空青くして底深し時の欠片の落ちてゆく空
駅前に降ろしたる後引き返す娘の形の空気乗せつつ
草陰よりつんと飛び退く子螳螂小さき飛蝗を鎌に抱へて
孫娘のあーんと見せる口の中クリームパンが押し合ひへし合ふ
応へ無き師を見舞ひての帰り路は茫々として酒匂川(さかわがは)越ゆ
四六判上製カバー装・200頁
序:久我田鶴子
装画:北村さゆり
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円