横山葉子・第1歌集『酒蔵(さかぐら)』が出来上がりました!
2021.09.29 14:12|刊行情報|
2001年に「原石」終刊後、2002年から「新アララギ」に入会した
横山葉子さんの、第1歌集『酒蔵(さかぐら)』
が出来上がりました!

作者七十五歳の折の「富士の裾野に十万人ライブ我も何時しか拳振り上げ叫びをり」のパワーには最も驚かされたが、この生命力はいずこから来たものであろうか。(實藤恒子「『酒蔵』によせて」より)
●歌集より5首
本当の事は何一つ言へなくてさびし故郷の我が家の辺り
香り立つ絞り立ての酒粕を詰め我は蔵元のシールを貼りぬ
この小さき蔵に成りし「磯自慢大吟醸」洞爺湖サミットの乾杯酒に
「しばしここに翼休めよ」といふ南吉の碑の前に風を聴きをり
昼近く木漏れ日浴びて花弁反らせ咲くカタクリの花増えて来し
四六判上製カバー装・220頁
跋:實藤恒子
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)
送料:200円
横山葉子さんの、第1歌集『酒蔵(さかぐら)』
が出来上がりました!

作者七十五歳の折の「富士の裾野に十万人ライブ我も何時しか拳振り上げ叫びをり」のパワーには最も驚かされたが、この生命力はいずこから来たものであろうか。(實藤恒子「『酒蔵』によせて」より)
●歌集より5首
本当の事は何一つ言へなくてさびし故郷の我が家の辺り
香り立つ絞り立ての酒粕を詰め我は蔵元のシールを貼りぬ
この小さき蔵に成りし「磯自慢大吟醸」洞爺湖サミットの乾杯酒に
「しばしここに翼休めよ」といふ南吉の碑の前に風を聴きをり
昼近く木漏れ日浴びて花弁反らせ咲くカタクリの花増えて来し
四六判上製カバー装・220頁
跋:實藤恒子
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)
送料:200円