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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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月刊「うた新聞」2021年11月号(116号)が出来上がりました!

2021.11.17 18:11|月刊「うた新聞」
みなさん、こんばんは。
月刊「うた新聞」11月号が出来上がりました!
更新が遅くなってしまい申し訳ありません。

月刊「うた新聞」2021年11月号
特集①私の好きな色彩を詠う
特集②時間ができて新/再発見した歌集・歌書


巻頭作品は林田恒浩さん「まぼろしなして」、佐田公子さん「月かげ―『明月孤輪家万戸(『菅家文庫』に寄す)」
巻頭評論は生沼義朗さん「生を問い続ける歌―蒔田さくら子の歌」

2面
岩内敏行さんによる<短歌想望>熱のある歌論へ
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第20回 同義反復の「の」
<遠近画法>加島正浩さん「震災後の『文学』研究を問い直す」
<友の歌>斉藤毬子さん

3面
<今月のうたびと>柚木曜介「クリームダウン」
<ライムライト>相澤貴詠さん「写真と短歌
<私の暮らすまち>室谷八重乃さん「おせんどさん」
<忘れないために>松本実穂さん「祈ること」
<作品時評>十谷あとりさん「音から生まれる歌」

4面
野地安伯さんによる連載!<吉井 勇―その艶生涯の歌>第8回「吾子」
短歌トラベラー>第8回 水沢遙子さん<トレド(スペイン)>
玉城徹の歌・第45回 廣庭由利子さん「私の惹かれる歌」
ほか結社賞を掲載。

5面
霜月作品集
西城燁子さん「海峡の街」、浮田伸子さん「ときにうとみぬ」
長 勝昭さん「おとうと」、田土成彦さん「涙滴」
米安幸子さん「旅する蝶」、稲垣紘一さん「シロの思ひ出」
平田利栄さん「庭」、長谷川 肇さん「うたかた」
山本登志枝さん「また歩く」、國分道夫さん「終活」
杉本康夫さん「冬支度」、斎藤 寛さん「グローバル・ノース」
木下のりみさん「毬栗と猪」、北久保まりこさん「かくし神」
尾﨑弘子さん「翼を食す」、白石瑞紀さん「静かの海」
棚木恒寿さん「フラミンゴ」、大平千賀さん「出かける」
上條素山さん「どんぐりさん」

6面
特集①私の好きな色彩を詠う
島崎榮一さん「黄菊」、光本恵子さん「赤ばかりか」
いずみ 司さん「赤と子」、阪森郁代さん「翡翠の小函」
三川 博さん「医院の色」、山中律雄さん「淡黄」
魚住めぐむさん「葡萄茶の手帳」、小林さやかさん「青く光る」
佐佐木頼綱さん「修正の名残」、川島結佳子さん「真緑にする」

7面
特集②時間ができて新/再発見した歌集・歌書
前川佐美雄『植物祭』 一味違う 外塚 喬さん
中山 明『愛の挨拶』 昨日の別れ 佐伯裕子さん
折口信夫『歌の話・歌の円寂する時(岩波文庫)』 哲学者たれ 寺尾登志子さん
蒔田さくら子『截断言』 潔さと美しさ 柴田典昭さん
寺島博子『葛原妙子と齋藤史「朱霊」と「言霊」』 朱とくれなゐ 田中愛子さん
遠山光栄『褐色の実』 おもひてよきか 吉川宏志さん

8面
北島邦夫歌集『北島の島』を読む
川田 茂さんによる「湘南の光景から」
森川多佳子さんによる「青の抒情」
作品10首 北島邦夫さん「ゆかいな仲間たち」

<書評>
田中成彦歌集『即興曲』松村正直さん
阿木津 英著『アララギの釋迢空』山階 基さん
狩集祥子歌集『秋桜』石井照子さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
福島文子歌集『竹林の径』を読む
竹内由枝さんによる「淡淡と誠実に」
笛木智恵美さんによる「真っ直ぐな竹」
歌集より 福島文子歌集『竹林の径』より

<書評>
小笠原信之歌集『セ・ラ・ヴィ』松平盟子さん
内野光子歌集『野にかかる橋』名嘉真恵美子さん
平岡直子歌集『みじかい髪も長い髪も炎』佐藤弓生さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
曽野誠子歌集『エスプリとのど飴と』を読む
野村喜義さんによる「深い家族愛」
畑谷隆子さんによる「絹のような手触り」
作品10首 曽野誠子さん「ミモザの若木」

<特別エッセイ>
西村慎太郎さん『「大字誌浪江町権現堂」のススメ』から進む(続)


11面
<うたとの出会い>115 増田淑子さん
歌壇ニュース
・文化勲章に岡野弘彦氏
・現代短歌大賞
・若山牧水賞
・佐藤佐太郎賞
新しい本9~10月
集会案内
歌誌創刊
終刊号

12面
各地リポート
読者の森
歌誌特集号
編集部より

年間定期購読は随時受け付けております。
定期購読はお得ですのでぜひ、この機会に定期購読を始めてみてはいかがでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

實藤恒子・第6歌集『氷上の舞』が出来上がりました!

2021.11.15 20:18|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日も新刊紹介です。今日は3冊ご紹介しようと思います。
ついに3冊目の紹介です。

平成13年より「ヒムロ」選者・編集委員、
平成14年より「新アララギ」選者・編集委員などを務める
實藤恒子さんの第六歌集『氷上の舞』

が出来上がりました!

實藤恒子歌集『氷上の舞』


若い日のように年々に半月も外国の旅に出ることができない境遇で、現在は日常や各歌会に出た折々の歌が主であるが、不思議にかつてに旅が筆者の内奥に常に息衝いていて、現在と繫がる威力を発揮することを有り難いことと感謝し、より深い歌を模索しているのが現状である。(實藤恒子「あとがき」より)

●歌集より5首
水を欲る人の顔かほ水辺をゆき堪へがたくゐる原爆の日今日は
あごの出し丸餅に鰤ふるさとの雑煮たうぶれば母の面影
竹葉亭の鰻の肝の佃煮に飲みつつ三人話ははづむ
跨線橋に見下ろす十車線山手線が新幹線が擦れ違ひゆく
四つの地震プレートのせめぎ合ふうへのわれらの氷上の舞

四六判上製カバー装・196頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,750円(本体2500円+税10%)
送料:200円

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

安藤チヨ・第2歌集『遺されて』が出来上がりました!

2021.11.15 19:20|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日も新刊紹介です。今日は3冊ご紹介しようと思います。
次に2冊目の紹介です。

平成19年に昭和55年に「山麓」入会、平成11年に同人。(現在は退会)。
第一歌集『蜂と花びら』を出版した安藤チヨさんの第二歌集『遺されて』
が出来上がりました!

安藤チヨ歌集『遺されて』

歌集名は、集中「氷川神社」の中の作品、「遺されてここに幽居せる悲しみを思い佇めり吾も遺されて」から決めました。(安藤チヨ「あとがき」より)

●歌集より5首
喪の心宥(なだ)め編みたる歌集手に夫(つま)の仏前に長く語らう
夫亡くしし心救われきコンビニの小さな都会に折々を触れ
弱るわれ黄泉の夫への土産にと君のコンサートに行かんと決めぬ
「お陰様で」小さく飛び跳ね手を振るう君は応えぬ両の手振りて
語られず逢えずひたすら待つのみのただ待つのみの君は旅人

四六判上製カバー装・184頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)
送料:200円

(編集部より)
亡き夫と一緒に応援していた、歌手・氷川きよしさんへの思いの短歌が詰まった歌集でもあります。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:氷川きよし短歌

有ケ谷貴枝・第1歌集『銭太鼓』が出来上がりました!

2021.11.13 18:53|刊行情報
みなさん、こんばんは。
今日は新刊紹介です。(新刊紹介の順番が前後してしまい申し訳ありません。)

平成12年に「原石」に入会、平成14年に「新アララギ」に入会した
有ケ谷貴枝さんの第1歌集『銭太鼓』

が出来上がりました!

有ケ谷貴枝『銭太鼓』

向上心が強く行動力に富むから、機会がある度に出て詠んだ叙景歌は、読み応えのあるものが多い。此処に掲げなかったが、読者はそれぞれの好みで取り上げ鑑賞して欲しい。(實藤恒子「『銭太鼓』に寄せて」より)


●歌集より5首
細かなるピースにパッチワーク始めたり八十七歳の誕生日けふ
敬老の祝ひに踊る銭太鼓けふはメインキャストと五人の真ん中
銭太鼓の仲間と揃へし朱色のシャツ少し面映ゆくひと日着てゐる
銭太鼓の今日の出演叶はずに病床の夫と聞く法師蟬
メイプルの落葉踏みゆくジョギングの供にと手造りのポシェット贈る

四六判上製カバー装・188頁
跋:實藤恒子
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)
送料:200円

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学