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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
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笛木智恵美・第4歌集『風のかたち』が出来上がりました!

2022.01.31 15:07|刊行情報
みなさん、こんにちは。あっという間に明日から2月に入りますね。
そんな中、今日は新刊紹介です。

埼玉県歌人会理事で、「碑」発行人、「しろもも」代表である
笛木智恵美さんの第四歌集『風のかたち』

が出来上がりました!

笛木智恵美歌集『風のかたち』

前歌集から足掛け十年、世の中は様々に揺れ動き、身辺にも変化はありましたが、相変わらず目の前の風景を詠み続けてきました。(略)つかまえることが難しいのはわかっているけれど、それでも追いかけていきたい、今の自分にふさわしく思え、また新しい風が吹いてくるような気もしています。(「あとがき」より)

●歌集より5首
いずくにか雨の降るらし健やかな水のにおいの風が吹きくる
世の中の裏など見る気はもたざれど新しき眼鏡誂えている
喧嘩する夫婦もあるという烏 人間臭き貌の見えくる
吹きつのる風のかたちを捉えんと追いゆくごとし雲のちぎれて
置き去りにあるをこばみてどこまでも飛行機雲は飛行機を追う

四六判上製カバー装212頁
装幀:君嶋真理子
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
送料:200円

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

浦谷政夫・第2歌集『柿の木』が出来上がりました!

2022.01.17 18:57|刊行情報
みなさん、こんばんは。今日は新刊紹介です。

2003年に「長風」に入会。
毛利文平氏に師事し、2016年に第一歌集『うみなる湖』を出版した
浦谷政夫さんの第二歌集『柿の木』

が出来上がりました!

浦谷政夫歌集『柿の木』

長風叢書第305篇

第一歌集『うみなる湖』を出版しましたのが、2016年(平成28年)3月でしたから、この第二歌集『柿の木』はその五年後になります。ちょっと早すぎるかなと思いましたが、元気なうちに出せるものならと、意を決しました。ちょうど450首を収めました。(「あとがき」より)

●歌集より5首
木犀酒の程よく漬かるはいよいよと花摘む明日を娘(こ)に伝へたり
百メートルを二十四秒で走りたる八十歳(はちじふ)過ぎての朝のダッシュに
柿のなる木を眺めては目をやすむパソコン打ちつつ窓ぎはにをり
柿の木の枝の間(あひ)より月の見ゆ窓辺にベッドを移してみれば
病むひとと百まで生きんと胃と腸の健やかなれば夢にはあらじ

四六判上製カバー装212頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
送料:200円

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

月刊「うた新聞」2022年1月号(118号)が出来上がりました!

2022.01.11 20:16|月刊「うた新聞」
みなさま、新年いかがお過ごしでしょうか。
お正月もあっという間に過ぎてしまいました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

月刊「うた新聞」2022年1月号は
特集①寅年アンケート
特集②新春企画・私の第一歌集~あの頃


巻頭作品は秋山佐和子さん「盆地」、柳 宣宏さん「造化」
巻頭評論は春日いづみさん「新しい歌を―新春エッセイ」

2面
岩内敏行さんによる<短歌想望>年のはじめに
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第22回 言いさしの「の」
<遠近画法>宮田 建さん「新聞歌壇だからこそ」
<友の歌>米田靖子さん

3面
<今月のうたびと>佐伯 紺さん「湯気と星座」
<ライムライト>中森 舞さん「百年、生きる」
<私の暮らすまち>木立 徹さん「おらんどのまぢ はぢのへ」
<忘れないために>押切寛子さん「写真なき展示室」
<作品時評>十谷あとりさん「感傷を削ぎ落とした歌」

4面
野地安伯さんによる連載!<吉井勇―その艶生涯の歌>第10回「勇をめぐる人々」(二)
短歌トラベラー>第10回 小島熱子さん<ポルトガル モンサラスの町>
玉城徹の歌・第47回 佐野督郎さん「沈潜せよ深く世界に」
ほか歌誌創刊を掲載。

5面
睦月作品集
駒田善治朗さん「止揚」、入江晴栄さん「秋深し」
野村二郎さん「ハリヨ棲む」、小林博子さん「初冬」
池本一郎さん「埋み火」、渋谷みづほさん「噓のごとくに」
波 克彦さん「瀬底島」、星谷孝彦さん「人の生」
井口世津子さん「再会」、岡 貴子さん「こころ踊り」
萩岡良博さん「わたしはゐない」、上條雅通さん「ふゆ」
紺野愛子さん「冬の木」、髙畠憲子さん「明日食べるよ」
金山 優さん「たとへばここに」、松木 秀さん「寓話五首」
栗原悠次さん「信なくば立たず」、石川美南さん「町」
小田切 拓さん「"To be,or not,to be"」

6面
特集①寅年アンケート
藤岡武雄さん、高尾文子さん、楠田立身さん、雁部貞夫さん、森 利恵子さん
島田修三さん、安部真理子さん、菊池孝彦さん、笹谷潤子さん、佐藤モニカさん

7面
特集②新春企画・私の第一歌集~あの頃
高野公彦さん『汽水の光』(1976年)―旱天の慈雨
永平 綠さん『遊』(1993年)―あの頃のこと
時田則雄さん『北方論』(1982年)―歌を発射する
米川千嘉子さん『夏空の櫂』(1988年)―生徒たちのこと
東 直子さん『春原さんのリコーダー』―誰とも被らないように
佐佐木定綱さん『月を食う』(2019年)―混沌の魅力
ほか、歌誌特集号を掲載。

8面
山本和夫歌集『松虫草』を読む
大山敏夫さんによる「日々を様々に彩る歌」
藪内眞由美さんによる「足もとの記憶」
作品10首 山本和夫さん「冬の茶の木々」

<書評>
小島ゆかり歌集『雪麻呂』久々湊盈子さん
大下一真歌集『漆桶』伊勢方信さん
湯沢千代歌集『風鎮』結城千賀子さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
有ケ谷貴枝歌集『銭太鼓』を読む
丸井重孝さんによる「人間的な温かさ」
小笠原小夜子さんによる「清潔な叙景」
歌集より 有ケ谷貴枝さん『銭太鼓』より

<書評>
福島泰樹歌集『天河庭園の夜』加藤治郎さん
小黒世茂歌集『九夏』吉川宏志さん
山本枝里子歌集『無人駅』松村由利子さん
宮田長洋歌集『無情の武蔵野』山田富士郎さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
<歌壇ニュース>
現代短歌大賞・現代歌人協会賞授賞式
現代歌人集会賞
現代短歌新人賞
日本短歌雑誌連盟各賞
歌会始の儀―入選者決まる
いわき市立勿来第二中学校で短歌教室を開催
ほか集会案内、作品募集、企画展、結社賞、訃報を掲載。

11面
<うたとの出会い>117 柳村知子さん
読者自選一首
新しい本11月~12月

12面
各地リポート
歌誌特集号
<歌壇ニュース>
河合真佐子歌集『光を掬う』批評会
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
今年もご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
月刊「うた新聞」は2022年4月号で10周年を迎えます。
読者の皆様に心より御礼を申し上げます。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌