fc2ブログ
05 | 2022/06 | 07
-
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
いりの舎のブログへようこそ。
下北沢駅南西口から徒歩3分ぐらいの場所にあります。
電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
E-mail:chumon☆irinosha.com
にて注文を受け付けております。
実際にメールを送る際には、☆を@に変更してお送りください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR

藤田貴佐代・第5歌集『雪消水』が出来上がりました!

2022.06.23 17:04|刊行情報
みなさん、こんにちは。本日2冊目の新刊紹介です。

新日本歌人常任幹事会・副代表を務め、
同人誌「炎」「丹青」会員の藤田貴佐代さんの第五歌集『雪消水』

が出来上がりました!

藤田貴佐代歌集『雪消水』

新日本歌人叢書第647篇

1965年、23歳で新日本歌人協会に入会し、間もなく常任幹事に就いた著者。
今年、没後50年を迎える渡辺順三の精神を受け継ぎ、反戦と世界平和をめざして短歌を詠み続ける藤田貴佐代の、『花の渇き』以後、7年間の作品を収めた第5歌集。(「帯」より)

 
●歌集より5首
敗戦とともに滅びし「満州」の傀儡国家の悲哀史をゆく
民主主義をつらぬく歌誌の高齢化 担い手不足にコロナ追い打ち
尖閣諸島を飛ぶ中国の無人機も偵察するとグローバルホーク
働き手学ぶ大学この日々のありてこそ喜寿 子らを頼らず
主張とはかくも美し雨の中 気高き色を誇りて薔薇は

四六判上製カバー装192頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

脇 直人歌集『有悠無憂』が出来上がりました!

2022.06.23 16:46|刊行情報
みなさん、こんにちは。今日は沖縄慰霊の日ですね。
日々考え続けようと思います。

脇 直人さんの遺歌集『有悠無憂』ができあがりました!

脇直人歌集『有悠無有』

遺されたノートの数千・万に及ぶ短歌に目を通しているうちに、これらの歌は父の人生そのもの、彼の気持ちそのものなんだと、何となくこのまま捨て置くわけにもいかないなと言う気持ちになりました。(脇 英太郎「編集後記」より)
 
●歌集より5首
ま向かひのビル屋上に少女ゐて海にむきつつ手をふりにけり
丹念に母が賜ひし便りなればよみかへしつつひと日机上に
ひとひとりいまし放ると鐘たたく夏の夜ふけをわれはみたりし
しとしとと雨降るゆゑにけふの日は汝を想はむ兵士なれども
百歳は今し過ぎゆくくる年も行方も知らぬ小舟を漕ぐか

A5判上製カバー装208頁
定価:2,750円(本体2500円+税10%)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌

月刊「うた新聞」2022年6月号(123号)が出来上がりました!

2022.06.07 12:16|月刊「うた新聞」
みなさん、こんにちは。
月刊「うた新聞」6月号ができあがりました!

月刊「うた新聞」2022年6月号の特集は
特集①<梅雨>をうたう 3首+ミニエッセイ
特集②佐藤祐禎歌集『再び還らず』を読む
の二本立てです。

1面
巻頭作品は紺野万里さん「はるかな友へ」、間瀬 敬さん「西美濃」
巻頭評論は小石雅夫さん「渡辺順三没後五十年を機にして思う」

2面
内藤 明さんによる<短歌想望>「結社について」
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第27回いまいましさの「など」
<遠近画法>白石 草さん「さなぎから蝶へ」
<友の歌>谷口純子さん

3面
<今月のうたびと>奥村知世さん「電気ウナギ」
<ライムライト>飯田彩乃さん「短歌と共白髪」
<私の暮らすまち>三ツ木稚子さん「自然豊かな昭島―東京都昭島市」
<忘れないために>狩野一男さん「ウツについて」
<作品時評>三枝むつみさん「『復帰つ子』は知命」

4面
野地安伯さんによる連載!<吉井勇―その艶生涯の歌>第15回「消息歌(二)」
短歌トラベラー>第15回 川田 茂さん<白耳義(ベルギー)>
玉城徹の歌・第52回 富田睦子さん「おびただしき帽子」

5面
水無月作品集
平井軍治さん「泣きどころ」、山下雅子さん「春ふたたび」
神谷由里さん「小豆煮て」、岡本瑤子さん「悠久」
木村よし子さん「継ぎゆくもの」、鈴木隆夫さん「フリーランス」
比留間澄子さん「多摩川」、桜井美保子さん「パレード」
丹羽智子さん「タペタム」、冨野光太郎さん「愚行と箴言」
松本達雄さん「茂吉の孤独」、豊岡裕一郎さん「無季」
稲葉範子さん「雀」、山田吉郎さん「単線車輛」
大甘さん「朝 19,221st」、吉野裕之さん「さみしかったな」
関 聡美さん「薄荷と昼顔」、飯島章友さん「みづ」
上澄 眠さん「アリス」

6面
特集①<梅雨>をうたう 3首+ミニエッセイ
歌川 功さん「あじさい」、石井松夫さん「雨上がりゆく」
君山宇多子さん「梅雨に入る」、多賀陽美さん「梅雨寒」
風間博夫さん「梅雨のゆふぐれ」、山本枝里子さん「黄梅の雨」
麻生由美さん「水のあめつち」、佐山加寿子さん「雨蛙ひとつ」
宇田川寛之さん「雨のうた」

7面
特集②佐藤祐禎歌集『再び還らず』を読む
中筋 純さんによる「大地の人」
遠藤たか子さんによる「ひるまずにいふ」
藤原龍一郎さんによる「魂のドキュメント」
小林真代さんによる「本当の歌」

8面
笛木智恵美歌集『風のかたち』を読む
服部えい子さんによる「風を追う」
生沼義朗さんによる「叙情と想像力」
著者近詠作品10首 笛木智恵美さん「小さき魚」

<書評>
永田和宏歌集『置行堀』梅内美華子さん
遠藤由季歌集『北緯43度』鯨井可菜子さん
田中 綾著『書棚から歌を 二〇一五-二〇二〇』武藤雅治さん
ほか歌集紹介を掲載。

9面
渡辺君子歌集『鹿の来る庭』を読む
恒成美代子さんによる「家族への讃歌」
松尾祥子さんによる「心を澄ませて」
著者近詠作品10首 渡辺君子さん「藤色マスク」

<書評>
坂井修一著『世界を読み、歌を詠む』大森静佳さん
竹中優子歌集『輪をつくる』濱松哲朗さん
大塚洋子歌集『冬のつばさ』室井忠雄さん
鮫島 満著『近現代短歌語詩』川﨑勝信さん
ほか歌集紹介を掲載。

10面
日本歌人クラブ各賞贈呈式―三枝昻之氏らが受賞
埼玉県歌人会春季短歌大会―歌人会賞・新人賞授賞式
小山常光歌集『出会い』批評会
杜澤光一郎氏逝去―『宮柊二・人と作品』で日本歌人クラブ評論賞
ほか作品募集、集会案内を掲載。

11面
<うたとの出会い>122 丸山洋子さん
連載!第3回原発事故被災地のいま―大字誌から考える「復興」 西村慎太郎さん
読者自選一首
新しい本4月~5月

12面
各地リポート
読者の森
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
今後ともご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌