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irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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新井悦子・第3歌集『片便り』が出来上がりました!

2022.11.07 18:16|刊行情報
みなさん、こんばんは。
寒くなってきましたので、くれぐれもご自愛ください。
今日2冊目の新刊の紹介です。

「歌と観照」の選者で、岡山巖賞受賞者でもある、
新井悦子さんの歌集『片便り』

ができあがりました!

新井悦子歌集『片便り』


歌と鑑賞叢書第304篇

看護師の作者を旅、とりわけ百日間、世界一周の船旅に三度もかり立てたものは何だったのか(金子貞雄「帯」より)
 
歌集より4首(金子貞雄選)
人込みに吾を追いこす人の背がいるはずもなき人に重なる
グリーンランドに君へとつづる片便り水色秘むる氷河の葉書
丸一日高浪大きく船襲うデッキ歩むも危うきさまに
陸を離れ海をただよう氷山の消えゆく過程に動きはじめる

四六判上製カバー装216頁
帯:金子貞雄
写真:著者
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集

澤井優子・第1歌集『父の顔』が出来上がりました!

2022.11.07 17:42|刊行情報
みなさん、こんばんは。
寒くなってきましたので、くれぐれもご自愛ください。
今日は新刊の紹介です。

「響」短歌会で編集委員を務め、埼玉県歌人会会員でもある、
澤井優子さんの歌集『父の顔』

ができあがりました!

澤井優子『父の顔』


響叢書第41篇

著者の父は、ミャンマーで戦死したという。母の苦労もさることながら、父の顔を知らず、高齢になっても父に逢いたいという。戦死された父上も、おそらく同じ思いに違いない。(綾部光芳「跋」より)
 
歌集より5首
<父さんは星になって見ているよ>幼き頃に聞かされし記憶
戦争が終りて今年は五十年孤児ではないが吾は遺児なり
ミャンマーで戦死者十六万の内一人はわれの顔知らぬ父
父の顔知らず育ちしわれにして齢七十となれど逢いたき
顔知らぬ父の位牌を引き取るも戦後の長き歳月ありて

四六判上製カバー装184頁
跋:綾部光芳
装画・カット:澤井師七子
装幀:南 一夫
定価:2,750円(本体2500円+税10%)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集

月刊「うた新聞」2022年11月号(128号)が出来上がりました!

2022.11.07 16:58|月刊「うた新聞」
みなさん、こんにちは。
だんだんと寒くなってきましたね。
月刊「うた新聞」11月号ができあがりました!

月刊「うた新聞」2022年11月号の特集は
深まりゆく秋にうたう~作品7首+エッセイ~
です。

1面
巻頭作品は押切寛子さん「この秋を」、小塩卓哉さん「ぎんなん」
巻頭評論はさいかち真さん「死者たちの骨が輝く―吉田漱(すすぐ)・生誕百年」

2面
大井 学さんによる<短歌想望>「歌が捉えるもの」
大辻隆弘さんによる連載!<≪てにをは≫を読む>第32回 基本形の衝迫
<遠近画法>青木美希さん「同じ『人間』なのに」
<友の歌>小林芳枝さん

3面
<今月のうたびと>北辻一展さん「互いのいのち」
<ライムライト>郡司和斗さん「誰か/茂吉」
<私の暮らすまち>木下のりみさん「やにこーええな!白浜―和歌山県白浜町」
<忘れないために>祝部弘子さん「地震来るかと」
<作品時評>樋口智子さん「抗いたい」

4面
野地安伯さんによる連載!<吉井勇―その艶生涯の歌>第19回「上田秋成」
短歌トラベラー>第20回 曽野誠子さん<ローマ>
玉城徹の歌・第57回 君山宇多子さん「短歌といふ形式にもつ烈しさ」

5面
霜月作品集
古谷正作さん「退化」、森脇正基さん「老いの呟き」
岩倉幹郎さん「朝のわが町」、村松とし子さん「二見の浦」
山本 司さん「禍乱は止まず」、藤井徳子さん「カリヨンの鐘」
小井川敏子さん「紫蘇の穂」、内野信子さん「日日」
宮下俊博さん「言の葉捜し」、水谷文子さん「乙女とは」
藤野萬耶さん「わが1・1・5」、小谷陽子さん「夕あかり」
室井忠雄さん「梨」、紫 あかねさん「さらば 廃用爆撃弾」
高山邦男さん「母がゐたから」、吉田理恵さん「彼岸の入りの日」
小林さやかさん「弟の背中」、廣野翔一さん「毒の実景―『耳と、目と、毒を使って』について―」
中野 霞さん「天国」

6面・7面
深まりゆく秋にうたう~作品7首+エッセイ~
です。
入江晴栄さん「新米のむすび」、黒木三千代さん「引越し前に」
本木 巧さん「連休明けて」、清水正人さん「あしあと」
柳村知子さん「錦秋」、菊池孝彦さん「しづかに見れば」
佐佐木定綱さん「鵥(かけす)の口」、睦月 都さん「彼女に貸す香水」

8面
田中淳子歌集『カドミウムレッド』を読む
恒成美代子さん「陰翳のある歌」
小西美根子さん「短歌と絵画への情熱」
著者近詠作品10首 田中淳子さん「車屋」

<書評>
大辻隆弘歌集『樟の窓』小池 光さん
今井恵子著『ふくらむ言葉』桑原正紀さん
藤原龍一郎著『寺山修司の百首』濱松哲朗さん
ほか歌集紹介、歌誌特集号を掲載。

9面
<書評>
永田和宏著『あの胸が岬のように遠かった』畑谷隆子さん
東 直子著『短歌の時間』山崎聡子さん
服部 崇歌集『新しい生活様式』林 和清さん
谷川電話歌集『深呼吸広場』永井 祐さん
小島なお・千葉 聡著『短歌部、ただいま部員募集中!』山下 翔さん
ほか歌集紹介、結社賞を掲載。

10面
<歌壇ニュース>
現代短歌大賞―小池 光氏に決定
若山牧水賞
佐藤佐太郎短歌賞
「響」第150号刊行記念祝賀会
第67回葛飾区民文化祭短歌大会
左岸の会
ほか、集会案内、作品募集、歌誌特集号を掲載。

11面
<うたとの出会い>127 今井千草さん
西村慎太郎さんによる「原発事故被災地のいま」第8回―特定復興再生拠点の歴史資料保全作業 
<読者自選一首>
新しい本9月~10月
結社賞を掲載。

12面
各地リポート
読者の森
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
今後ともご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌