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プロフィール

irinosha

Author:irinosha
下北沢にある詩歌・文芸出版社
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電話:03-6413-8426
FAX:03-6413-8526
ホームページ:http://irinosha.com/
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永久保英敏・第一歌集『いろくず』が出来上がりました!

2023.04.09 17:45|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊4冊目のお知らせです。

「東海短歌」「塔」所属の永久保英敏さんの歌集『いろくず』
ができあがりました!

4・永久保英敏『いろくず』

塔21世紀叢書第423篇

永久保さんは漁業の人である。海に出て漁をする人ではないが、漁協の人として漁業の一環を担っており、紛れもない当事者でありながら、それを外から見る視点も併せ持っている。このことがこの歌集の歌群に絶妙な陰翳を与えている。(小林信也・「解説」より)
 
歌集より5首
浜陰で漁師の小言を受けながら点かぬライターしきりに擦る
捨て置いた空の魚箱に散り積もる鱗(いろくず)のなか猫が寝ており
あんたとは競輪場で会ったなと何度も言われる居酒屋の湯気に
宗教が無いなどという噓言うな 酒場の女に叱られている
就職した息子の職場を覗き見るまじめなかおですわってやがる

四六判上製カバー装252頁
解説:小林信也
装幀:南 一夫
定価:2,860円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

永原竹子・朗子・第一歌集『白山連峰』が出来上がりました!

2023.04.09 17:26|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊3冊目のお知らせです

「歩道」所属の永原竹子・朗子さん親子の
第一歌集『白山連峰』
ができあがりました!

3・永原竹子・朗子『白山連峰』

歩道蔵書

本集は、永原竹子さんと朗子さんの、母と娘による合同歌集で、竹子さんの「晩秋の庭」、朗子さんの「春の香」を纏めて『白山連峰』としている。(秋葉四郎・「帯」より抜粋)
 
歌集より
思ほえず宵空に丸き月の見えしばし佇む晩秋の庭
風寒き冬の見張田遠々に白山連峰のふかき鎮まり
永原竹子歌集「晩秋の庭」より

久々に青空となる大寒のともしき光に春の香のあり
芝桜咲く丘陵地に立ちて見る白山連峰雪のかがやき
永原朗子歌集「春の香」より

四六判上製カバー装214頁
帯:秋葉四郎
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

中藤久子・第五歌集『地衣緑耀』が出来上がりました!

2023.04.09 16:53|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊2冊目のお知らせです。

「新雪」同人で、石川県歌人協会参与の
中藤久子さんの第五歌集『地衣緑耀』

ができあがりました!

2・中藤久子『地衣緑耀』

新雪叢書第76篇

能登への思いがほのぼのと伝わってくるお歌で、やはり中藤さんと言えば能登の人である。中藤さんは、長い間能登の地にあって林業を営んでおられた。(橋本忠・「跋」より)
 
歌集より5首
のと沖に抱き合う海と空青く時間(とき)を超えつつ古えのまま
温暖化を止めよと冬枝を鳴らしいる雑木林を過ぎ振り返る
二人植う木木ひたすらに酸素生み緑葉広ぐが見えますか亡夫(つま)
被爆国大和の国の山桜日を浴びしずに咲き初めいぬ
地の衣なる草苔とりどりの花に咲き九十二歳散歩をつづく

四六判上製カバー装160頁
跋:橋本 忠
装幀:君嶋真理子
定価:1,980円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

石原豊子・第一歌集『柚の実』が出来上がりました!

2023.04.09 16:23|刊行情報
みなさん、こんにちは。
今日は新刊のお知らせです。

「歩道」に所属し、広島県歌人協会副会長を務める
石原豊子さんの歌集『柚の実』

ができあがりました!

1・石原豊子『柚の実』

歩道叢書

庭前に咲く草花も実を結ぶ樹々も、温かなひかりを帯びて作者を迎えた。職を退いてよりの日々十年余、家族、旅、世の姿、身辺の嘱目などに心を寄せ、しなやかな感性を通して短歌に刻み続けて来た作者の勁い意志は、かくして『柚の実』一巻を結品させる。短歌との邂逅がもたらした一人の歌人の、豊穣な生の軌跡がここに在る。(「帯」より)
 
歌集より5首
暁の高空わたる冬の月冴え冴えとして鉄塔照らす
大寒のひかりさす庭黄の色に春のけはひの菜の花が咲く
わが縫いし甚平まとふ幼子の父母に抱かれてゆく夏まつり
深まりし秋の日ざしに柚の実の輝き見ゆるわが庭の上
世のすがたたちまち変はりゆけるさまオンラインにて人らの集ふ

四六判上製カバー装196頁
装幀:南 一夫
定価:2,750円(10%税込)

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎

月刊「うた新聞」2023年4月号(133号)が出来上がりました!

2023.04.05 16:50|月刊「うた新聞」
みなさん、こんにちは。桜の季節ですね。
おかげさまで月刊「うた新聞」は4月で11周年を迎えることができました。
皆さまのおかげです。ありがとうございます。

月刊「うた新聞」4月号の特集は、
うた新聞11周年記念特集 春の競詠
作品7首・エッセイ
~私にとっての<春>という季節~

です。

1面
巻頭作品
馬場あき子さん「柳芽生えて」、高野公彦さん「からすのゑんどう」
巻頭評論
永守恭子さん「日常を超えんと生きる日々」―高嶋健一没後二十年

2面
新担当!短歌想望 喜多弘樹さん「歌の浄土」
遠近画法 山口優夢さん「福島」
〈てにをは〉を読む 大辻隆弘さん「『ゐたり』『つつあり』」
友の歌 服部えい子さん

3面
今月のうたびと 山階 基さん「春の闇から汲み上げて」
ライムライト133 齋賀万智さん「名前というすてきな呪」
私の暮らすまち133 井上菅子さん「古典桜」―山形県白鷹町
新担当!作品時評 遠藤由季さん「三月という重さ」
忘れないために133 林田恒浩さん「『異国の丘』の歌が聞こえる」

4面
新連載!短歌(ほぼ)100年前 松澤俊二さん『短歌日記(大正4年度用)』
短歌トラベラー!第25回<アメリカ>河合真佐子さん
玉城徹の歌 第62回―比喩の面白さ 沖 ななもさん

5面
卯月作品集
温井松代さん「冬椿」、堀江厚一さん「祈る」
横山岩男さん「十年」、利根川 発さん「舞ひ上がりゆく鳥」
雁部貞夫さん「飲食(おんじき)相聞」、大朝暁子さん「喪の家」
山田 訓さん「無花果ジャム」、稲垣紘一さん「ひとりごと」
光本恵子さん「光の波」、小黒世茂さん「トルコ記念館へ」
森 藍火さん「広重美術館」、丸山三枝子さん「ペガサス」
阿木津 英さん「tweets」、寺尾登志子さん「官人の墓」
森本 平さん「白い花」、千葉 聡さん「スポーツ大会」
魚住めぐむさん「春泥」、永田 紅さん「含水率」
染野太朗さん「#sundaysongbook」

6面・7面
うた新聞11周年記念特集 春の競詠
作品7首・エッセイ
~私にとっての<春>という季節~

時田則雄さん「枝ひろげゐる」、鈴木竹志さん「桜は咲けど」
檜垣美保子さん「通り雨」、藪内眞由美さん「かすみ草」
前田康子さん「天に月」、中村哲也さん「山形・八戸紀行」
鍋島恵子さん「この世の後ろ側」、遠野 真さん「春の分派」

8面
入江晴栄歌集『夢』を読む
木下孝一さん「夢ある人生讃歌」
青木陽子さん「一炊の夢」
著者近詠 作品10首 入江晴栄さん「たのしき迷ひ」

〈書評〉
伊藤一彦歌集『言霊の風』大西久美子さん
糸川雅子歌集『ひかりの伽藍』今井正和さん
川本千栄著『キマイラ文語』嶋 稟太郎さん
ほか〈歌集紹介〉を掲載。

9面
松井香保里歌集『春光そそぐ』を読む
神田あき子さん「ひたぶるに」
彦坂美喜子さん「ビデオ映像の実現」
著者近詠 作品10首 松井香保里さん「桜花の回廊」

島崎榮一歌集『雪』生沼義朗さん
荻原裕幸歌集『永遠よりも少し短い日常』小島なおさん
寺島博子歌集『ひすいの時間』佐藤孝子さん
尾崎まゆみ歌集『ゴダールの悪夢』相田奈緒さん
ほか〈歌集紹介〉を掲載。

10面
<書評>
『玉城徹訳詩集』西村美佐子さん
田村元さんによる歌人の行きつけ~セカンドシーズン~④
高田馬場「福茶庵」

<歌壇ニュース>
現代短歌新人賞表彰式
齋藤茂吉短歌文学賞
千々和久幸歌集と詩集を肴に鬱憤晴らしをする会
ほか訃報を掲載。

11面
うたとの出会い132 松井純代さん
原発事故被災地のいま 第13回 西村慎太郎さん -浪江町の伝染病除けの仏様
読者自選一首
新しい本2月~3月
歌誌特集号

12面
各地リポート
作品募集
企画展
編集部より

定期購読は随時受け付けております。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:短歌
ジャンル:小説・文学

tag:短歌歌集いりの舎