松﨑泰樹第1歌集『少年 個室』(改訂版)が出来上がりました!
2014.08.11 18:04|刊行情報|
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
西日本では台風により大変な被害が出ており、心配しております。
被害に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます。
お盆休みに入った方もいらっしゃるかと思います。夏風邪も流行っているので、くれぐれもご自愛ください。
このたび、松﨑泰樹さんの第一歌集『少年 個室』(改訂版)が出来上がりました。
↓

歌集『浪浪』を刊行した著者の、昭和42年までの20代の頃の作品235首を〈青春詠〉として集録した第一歌集。
今回、著者みずから加筆修正を手がけ、再出版。
山麓叢書第145篇
感傷の域を抜け切れない、少年の作品という意味から、歌集名は『少年個室』とした。青春の彷徨のつぶやきとして、母への思いやりの歌として、この歌集に何首か、ひろえる歌があればそれでよい。歌を相手に、悲壮にひとり相撲をとってきた少年期の「あかし」があればそれでよいと思っている。
著者―「後記」より
●歌集より5首
・朗らかなこといふときも貧しくて母は寂しき韻律をもつ
・疎開者よとうとまれしことも今は懐かしき思ひ出になりぬけふ八月十五日
・わがくらきまねきのなかにはひりきて肩ほそくなみだあふらす少女
・言ひたきことすべて言ひ終はりし客のまへ頭下げをり販売員われ
・右頬に吾子の温みが残りゐる気配してひとりの旅つづけ行く
四六判並製カバー装・156ページ
定価:1000円+税
送料:82円
西日本では台風により大変な被害が出ており、心配しております。
被害に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます。
お盆休みに入った方もいらっしゃるかと思います。夏風邪も流行っているので、くれぐれもご自愛ください。
このたび、松﨑泰樹さんの第一歌集『少年 個室』(改訂版)が出来上がりました。
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歌集『浪浪』を刊行した著者の、昭和42年までの20代の頃の作品235首を〈青春詠〉として集録した第一歌集。
今回、著者みずから加筆修正を手がけ、再出版。
山麓叢書第145篇
感傷の域を抜け切れない、少年の作品という意味から、歌集名は『少年個室』とした。青春の彷徨のつぶやきとして、母への思いやりの歌として、この歌集に何首か、ひろえる歌があればそれでよい。歌を相手に、悲壮にひとり相撲をとってきた少年期の「あかし」があればそれでよいと思っている。
著者―「後記」より
●歌集より5首
・朗らかなこといふときも貧しくて母は寂しき韻律をもつ
・疎開者よとうとまれしことも今は懐かしき思ひ出になりぬけふ八月十五日
・わがくらきまねきのなかにはひりきて肩ほそくなみだあふらす少女
・言ひたきことすべて言ひ終はりし客のまへ頭下げをり販売員われ
・右頬に吾子の温みが残りゐる気配してひとりの旅つづけ行く
四六判並製カバー装・156ページ
定価:1000円+税
送料:82円