曾根耕一・第二歌集『枇杷の花』が出来上がりました!
2015.06.10 14:31|刊行情報|
歌誌「東海短歌」代表を務める曾根耕一さんが、歌集・随筆集を2冊同時刊行しました。
こちらは、第二歌集『枇杷の花』のご紹介です。

大正15年(昭和元年)に生まれ、「沼津歌人」に入会から、歌歴は65年にもおよぶ。玉城徹指導・短歌を作る会責任者、沼津牧水会幹事を務め、現在、歌誌「東海短歌」代表を務める著者の充実の第二歌集。
韻律を大事に、できるだけ字余りを避け、絶句の揃い文字による美的印刷効果をあげるため、己の型式を<二十六文字短歌>と定める著者の第二歌集。
「短歌とは歌い続けるもの、歌い続けてこそ歌詠みとしての自負が持てる」という意志の結実。―――(「跋文」より)
●歌集より5首
・昔むかしの沼津の駅に小旗振りて兵士送りしこと忘れめや
・のんびりと梅雨の地温に育ちくる直蒔きにした秋茄子の苗
・とめどなき挽歌であつたアカシアの雨は安保のやぶれ心に
・玉葱の床植ゑ腰を宥めなだめ今年は四日に分けて植ゑ終ふ
・しんかんと枇杷の白花低く咲く小枝は路地のくぼみに匂ふ
四六判上製カバー・368頁
定価:2,500円+税
送料:164円
こちらは、第二歌集『枇杷の花』のご紹介です。

大正15年(昭和元年)に生まれ、「沼津歌人」に入会から、歌歴は65年にもおよぶ。玉城徹指導・短歌を作る会責任者、沼津牧水会幹事を務め、現在、歌誌「東海短歌」代表を務める著者の充実の第二歌集。
韻律を大事に、できるだけ字余りを避け、絶句の揃い文字による美的印刷効果をあげるため、己の型式を<二十六文字短歌>と定める著者の第二歌集。
「短歌とは歌い続けるもの、歌い続けてこそ歌詠みとしての自負が持てる」という意志の結実。―――(「跋文」より)
●歌集より5首
・昔むかしの沼津の駅に小旗振りて兵士送りしこと忘れめや
・のんびりと梅雨の地温に育ちくる直蒔きにした秋茄子の苗
・とめどなき挽歌であつたアカシアの雨は安保のやぶれ心に
・玉葱の床植ゑ腰を宥めなだめ今年は四日に分けて植ゑ終ふ
・しんかんと枇杷の白花低く咲く小枝は路地のくぼみに匂ふ
四六判上製カバー・368頁
定価:2,500円+税
送料:164円