坂口すみ子・第1歌集『鐘の音』が出来上がりました!
2015.12.14 16:59|刊行情報|
12月も半分を過ぎようとしていますね。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のご案内です。
坂口すみ子さんの歌集『鐘の音』が出来上がりました。

坂口さんは昭和21年から作歌を始め、「歩道」に入会。
70年近くの作品をまとめた充実の第一歌集です。
東京から兵庫県の但馬の寺に嫁ぎ、長閑で平安な暮らしはつかのま、僧侶のご主人と壮年にして不慮の死別をする。以後、幼児を抱えつつ、あるじを失った寺を守り、わが子を後継者に育てあげ、檀徒の善男善女に支えられる日々が本集の背景である。
――秋葉四郎「帯」より(抜粋)
●歌集より5首
・条件はいかにあるとも君を思ふこの心はや命に向ふ
・釈尊の御堂をかざる花つみに子等とひと日を野に出(い)でにけり
・己が死期を知りたるときか悲しげなる顔をひと時吾に見せしは
・わが生のすべてをかけてとつぎ来し夫との縁かくも短し
・払子(ほつす)持ちて本堂に向ふ若和尚の静かなる歩みわれはみてたつ
文庫判カバー装・132頁
帯文:秋葉四郎
序歌:秋葉四郎
装幀:秋葉四郎
定価:1,000円+税
送料:82円
いかがお過ごしでしょうか。
今日は新刊のご案内です。
坂口すみ子さんの歌集『鐘の音』が出来上がりました。

坂口さんは昭和21年から作歌を始め、「歩道」に入会。
70年近くの作品をまとめた充実の第一歌集です。
東京から兵庫県の但馬の寺に嫁ぎ、長閑で平安な暮らしはつかのま、僧侶のご主人と壮年にして不慮の死別をする。以後、幼児を抱えつつ、あるじを失った寺を守り、わが子を後継者に育てあげ、檀徒の善男善女に支えられる日々が本集の背景である。
――秋葉四郎「帯」より(抜粋)
●歌集より5首
・条件はいかにあるとも君を思ふこの心はや命に向ふ
・釈尊の御堂をかざる花つみに子等とひと日を野に出(い)でにけり
・己が死期を知りたるときか悲しげなる顔をひと時吾に見せしは
・わが生のすべてをかけてとつぎ来し夫との縁かくも短し
・払子(ほつす)持ちて本堂に向ふ若和尚の静かなる歩みわれはみてたつ
文庫判カバー装・132頁
帯文:秋葉四郎
序歌:秋葉四郎
装幀:秋葉四郎
定価:1,000円+税
送料:82円