安東久子第4歌集『霧ふかき国』が出来上がりました!
2016.04.07 13:41|刊行情報|
桜が満開の季節になりましたね。
今日は新刊歌集3冊のご紹介です。
まず1冊目は安東久子さんの第4歌集『霧ふかき国』です。

昭和24年より作歌。「くさふじ短歌会(現「ポトナム」)」、「風景」、「鹽」、「左岸だより<發發集>」で研鑽を積んだ著者の第4歌集。
こだわって、こだわり放しず、最後に突き放すコツも必要ですね。それには言葉の吟味が必要です。
玉城徹(「序のことば」より)
●歌集より5首
・一碗の粥食ぶるのみに満ち足るるこれの胃の腑に養はれをり
・美しき思ひ出だけをしまひたる老いしからだを春の日照らす
・町筋をはや遠ざかり霧ふかき夜の遠方(をちかた)を沁みて思へり
・日本に日本人在りて難民とならずに暮らすこのありがたさ
・いのちの火消えずにありし霜月をあかあかあかと山茶花咲くも
四六判上製カバー・288頁
序文・玉城 徹
装幀・南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円
今日は新刊歌集3冊のご紹介です。
まず1冊目は安東久子さんの第4歌集『霧ふかき国』です。

昭和24年より作歌。「くさふじ短歌会(現「ポトナム」)」、「風景」、「鹽」、「左岸だより<發發集>」で研鑽を積んだ著者の第4歌集。
こだわって、こだわり放しず、最後に突き放すコツも必要ですね。それには言葉の吟味が必要です。
玉城徹(「序のことば」より)
●歌集より5首
・一碗の粥食ぶるのみに満ち足るるこれの胃の腑に養はれをり
・美しき思ひ出だけをしまひたる老いしからだを春の日照らす
・町筋をはや遠ざかり霧ふかき夜の遠方(をちかた)を沁みて思へり
・日本に日本人在りて難民とならずに暮らすこのありがたさ
・いのちの火消えずにありし霜月をあかあかあかと山茶花咲くも
四六判上製カバー・288頁
序文・玉城 徹
装幀・南 一夫
定価:2,500円+税
送料:164円