植木つね子・第2歌集『茜の雲』が出来上がりました!
2017.05.02 15:45|刊行情報|
ゴールデンウィークの真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。
植木つね子さんの第二歌集『茜の雲』が出来上がりました!

「表現」に所属する著者の第一歌集『峡のあけくれ』に次ぐ、
平成12年より28年までの作品をまとめた第二歌集
暮れてゆく木原の彼方ひとすぢの希望のごとくともしびうるむ/植木盛行
城跡の石段一氣に駈けのぼる少年春のひかりをまとふ/植木つね子
(笛吹川歌碑公園 歌碑より)
●歌集より5首
・阿波石に黒き御影の面輝りて夫の終(つひ)の日の歌刻まるる
・終(つひ)の日を倖せなりしと言へるやう今日一日を大事に生きむ
・早逝の夫なれば今に語るなく老いの日をなほわが独り生く
・それぞれへ訣(わか)れの言葉を今際(いまは)にし遺して夫の壮(わか)く逝きたり
・夫(つま)の影顕(た)たせて真向ふ青葉山なに変るなく青く静もる
四六判上製カバー装・212頁
装幀:結城千賀子
私家版
植木つね子さんの第二歌集『茜の雲』が出来上がりました!

「表現」に所属する著者の第一歌集『峡のあけくれ』に次ぐ、
平成12年より28年までの作品をまとめた第二歌集
暮れてゆく木原の彼方ひとすぢの希望のごとくともしびうるむ/植木盛行
城跡の石段一氣に駈けのぼる少年春のひかりをまとふ/植木つね子
(笛吹川歌碑公園 歌碑より)
●歌集より5首
・阿波石に黒き御影の面輝りて夫の終(つひ)の日の歌刻まるる
・終(つひ)の日を倖せなりしと言へるやう今日一日を大事に生きむ
・早逝の夫なれば今に語るなく老いの日をなほわが独り生く
・それぞれへ訣(わか)れの言葉を今際(いまは)にし遺して夫の壮(わか)く逝きたり
・夫(つま)の影顕(た)たせて真向ふ青葉山なに変るなく青く静もる
四六判上製カバー装・212頁
装幀:結城千賀子
私家版