斉藤毬子第2歌集『冬のぽけっと』が出来上がりました!
2018.06.06 17:44|刊行情報|
関東地方はついに梅雨入りですね。
今日は新刊のお知らせです。
斉藤毬子さんの第二歌集『冬のぽけっと』が出来上がりました!

短詩形文学選集52
歌誌「短詩形文学」に所属し、第一歌集から約二十年の時を経た著者の第二歌集。
感受性だけが際立っているのではなく、そのリアルな描写や余情の豊かなリリシズムが作品の質となっているものではあるが、この著者の作風の特色として何より印象深いのは、その感性なのだ。(水野昌雄「跋」より)
●歌集より5首
亡き母が「会いたかった」と抱きくるる夢より覚めて数日温し
無花果を煮つつ想えり法案の採決されしあの夜の雨
百粒の種子のちからが果皮を割る柘榴見ており静かな真昼
泣きたければ泣いていいのだなななぬか私がわたしに言いきかせおり
梔子の赤き実ふたつ手に触れる冬のコートの右のぽけっと
四六判上製カバー装・192頁
跋文:水野昌雄
定価:2,000円+税
送料:164円
今日は新刊のお知らせです。
斉藤毬子さんの第二歌集『冬のぽけっと』が出来上がりました!

短詩形文学選集52
歌誌「短詩形文学」に所属し、第一歌集から約二十年の時を経た著者の第二歌集。
感受性だけが際立っているのではなく、そのリアルな描写や余情の豊かなリリシズムが作品の質となっているものではあるが、この著者の作風の特色として何より印象深いのは、その感性なのだ。(水野昌雄「跋」より)
●歌集より5首
亡き母が「会いたかった」と抱きくるる夢より覚めて数日温し
無花果を煮つつ想えり法案の採決されしあの夜の雨
百粒の種子のちからが果皮を割る柘榴見ており静かな真昼
泣きたければ泣いていいのだなななぬか私がわたしに言いきかせおり
梔子の赤き実ふたつ手に触れる冬のコートの右のぽけっと
四六判上製カバー装・192頁
跋文:水野昌雄
定価:2,000円+税
送料:164円