佐竹澄子第二歌集『燭の火』が出来上がりました!
2018.09.19 18:23|刊行情報|
少しずつ秋の空気になってきましたが、いかがおすごしでしょうか。
佐竹澄子さんの第二歌集『燭の火』が出来上がりました!

信仰に結ばれた伴侶と共に老い、そして失った、その日々を詠んだ作品等を収め、
著者の卒寿を記念した第二歌集。
朝のひかり窓より射して食卓に夫と聖書よむ代はるがはるに
若きときより信仰に結ばれた伴侶と共に老い、そして失う。その日々が『燭の火』に一首一首灯されるように綴られている。
――花山多佳子(帯より)
●歌集より5首
記憶なき父のごとくに思はるる古き扇風機今日は動かず
喫茶店にふたつ紅茶の色澄みて君若く語りき唯心論を
拙かる歩みを共に五十年淡かりし恋の延長にして
職退きてメルクリンに遊びゐし夫よ銀河鉄道に乗りて行きしか
朽ちし兵舎二十五棟に子ら飢ゑつつ引揚者母子二百五十世帯住む
四六判上製カバー装・220頁
解説:花山多佳子
装幀:花山周子
定価:2,500円+税
送料:164円
佐竹澄子さんの第二歌集『燭の火』が出来上がりました!

信仰に結ばれた伴侶と共に老い、そして失った、その日々を詠んだ作品等を収め、
著者の卒寿を記念した第二歌集。
朝のひかり窓より射して食卓に夫と聖書よむ代はるがはるに
若きときより信仰に結ばれた伴侶と共に老い、そして失う。その日々が『燭の火』に一首一首灯されるように綴られている。
――花山多佳子(帯より)
●歌集より5首
記憶なき父のごとくに思はるる古き扇風機今日は動かず
喫茶店にふたつ紅茶の色澄みて君若く語りき唯心論を
拙かる歩みを共に五十年淡かりし恋の延長にして
職退きてメルクリンに遊びゐし夫よ銀河鉄道に乗りて行きしか
朽ちし兵舎二十五棟に子ら飢ゑつつ引揚者母子二百五十世帯住む
四六判上製カバー装・220頁
解説:花山多佳子
装幀:花山周子
定価:2,500円+税
送料:164円