古川よし第一歌集『似顔絵』が出来上がりました!
2019.01.07 17:40|刊行情報|
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年最初のお知らせです。
「歩道」に所属する古川よしさんの昭和61年から平成28年までの作品をまとめた
第一歌集『似顔絵』が出来上がりました!
※よし(よしの字は、しめすへん+其)

離れ住む孫の書きたる似顔絵に夫とわれの特徴のあり
福島県船引町に住む著者は、現実に怯むこと無く短歌を友として堂々と生きる姿が本集の抒情を貫いている。(秋葉四郎・帯より)
●歌集より5首
朝早く水見廻りし峡の田に鶯鳴けり水にひびきて
春彼岸詣づる墓地の坂の道逢ふ人のみな親しかりけり
雪積みて凍てし狭庭に黄緑の色やはらかき蕗のたう摘む
母呼べどかすかに口元動くのみひと言にてよし声をききたし
原発より四十五キロのわが家に気持ち安らぐことなく過す
四六判上製カバー装・284頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
装画:古川 哲
定価:2,500円+税
送料:164円
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年最初のお知らせです。
「歩道」に所属する古川よしさんの昭和61年から平成28年までの作品をまとめた
第一歌集『似顔絵』が出来上がりました!
※よし(よしの字は、しめすへん+其)

離れ住む孫の書きたる似顔絵に夫とわれの特徴のあり
福島県船引町に住む著者は、現実に怯むこと無く短歌を友として堂々と生きる姿が本集の抒情を貫いている。(秋葉四郎・帯より)
●歌集より5首
朝早く水見廻りし峡の田に鶯鳴けり水にひびきて
春彼岸詣づる墓地の坂の道逢ふ人のみな親しかりけり
雪積みて凍てし狭庭に黄緑の色やはらかき蕗のたう摘む
母呼べどかすかに口元動くのみひと言にてよし声をききたし
原発より四十五キロのわが家に気持ち安らぐことなく過す
四六判上製カバー装・284頁
帯文:秋葉四郎
装幀:南 一夫
装画:古川 哲
定価:2,500円+税
送料:164円