小林博子・第一歌集『月影揺らす』が出来上がりました!
2019.10.31 15:24|刊行情報|
いよいよ10月も最終日となりました。
今日は新刊のお知らせです。
40年間、酪農に携わり、平成3年に花實新人賞を受賞した
小林博子さんの昭和60年から平成30年までの作品654首を厳選した
第一歌集『月影揺らす』が出来上がりました!

花實叢書第167篇
花實創刊80周年記念出版第6篇
小林短歌は正確に、ありのままを描写し、いい過ぎない。
主観語を加えない。読者の入って行ける余地を残しておく。短歌の本道をつかんだ作者といえよう。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
朝日差す牛舎に餌車押しゆけば三十頭は一斉に見る
吾が腕に首を委ねて母牛は点滴受くる難産の後(のち)
馬鈴薯を植ゑ終りたり一輪車に残れる灰を春風攫ふ
嫁ぐ日の近き娘と境内に桜ふぶきを見つつ語らふ
トラクターに薊咲く道帰りゆく夫の背中を夕日の照らす
四六判上製カバー装・200頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
40年間、酪農に携わり、平成3年に花實新人賞を受賞した
小林博子さんの昭和60年から平成30年までの作品654首を厳選した
第一歌集『月影揺らす』が出来上がりました!

花實叢書第167篇
花實創刊80周年記念出版第6篇
小林短歌は正確に、ありのままを描写し、いい過ぎない。
主観語を加えない。読者の入って行ける余地を残しておく。短歌の本道をつかんだ作者といえよう。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
朝日差す牛舎に餌車押しゆけば三十頭は一斉に見る
吾が腕に首を委ねて母牛は点滴受くる難産の後(のち)
馬鈴薯を植ゑ終りたり一輪車に残れる灰を春風攫ふ
嫁ぐ日の近き娘と境内に桜ふぶきを見つつ語らふ
トラクターに薊咲く道帰りゆく夫の背中を夕日の照らす
四六判上製カバー装・200頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円