舩﨑文子・第一歌集『秋海棠』が出来上がりました!
2020.03.10 20:17|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
きょうは新刊のお知らせです。
2010年に花實功労賞を受賞した舩﨑文子さんの
1979年から2001年に発表した作品より550首を収めた
第一歌集『秋海棠』が出来上がりました!

花實叢書第171篇
花實創刊80周年記念出版10篇
舩﨑短歌は素直な表現で読者がすらっとその世界に入ってゆける。難解な言葉もない。奇を衒うこともない。対象を真摯に捉え、生きた証を残している。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
夏休みに来るとふ電話孫子等の箸など揃へ待つ間の長し
一目一目吾が手に成れる茶のセーター終日着をり温きと夫は
朝なさな向かふ武甲嶺いただきに石灰石のあらはなる様
小海線を見たしと思ひつひに来つ秩父事件の終末の地ぞ
緑なす植木のさやぐ庭隅を秋海棠の一叢彩ふ
四六判上製カバー装・232頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円
きょうは新刊のお知らせです。
2010年に花實功労賞を受賞した舩﨑文子さんの
1979年から2001年に発表した作品より550首を収めた
第一歌集『秋海棠』が出来上がりました!

花實叢書第171篇
花實創刊80周年記念出版10篇
舩﨑短歌は素直な表現で読者がすらっとその世界に入ってゆける。難解な言葉もない。奇を衒うこともない。対象を真摯に捉え、生きた証を残している。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
夏休みに来るとふ電話孫子等の箸など揃へ待つ間の長し
一目一目吾が手に成れる茶のセーター終日着をり温きと夫は
朝なさな向かふ武甲嶺いただきに石灰石のあらはなる様
小海線を見たしと思ひつひに来つ秩父事件の終末の地ぞ
緑なす植木のさやぐ庭隅を秋海棠の一叢彩ふ
四六判上製カバー装・232頁
跋:利根川 発
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円