小山常光・第一歌集『出会い』が出来上がりました!
2020.06.05 18:48|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
あっという間にもう6月ですね。
今日は新刊のお知らせが2冊あります。
まず、1冊目は・・・
「歌と観照」の発行人で、1992年からの作品500首余を収録した、
小山常光さんの第一歌集『出会い』が出来上がりました。

歌と観照叢書第296篇
小山さんの歌は肯定の文学なのである。妻と共にあって幸いなりし日々も、永訣の後も、生き方に納得があり、日々に充実があり、それを運命と言ってよいのなら、運命を受容する心の広さがある。思えば、その寛大さはわれわれも恃みとしてきた。(五十嵐順子「跋」より)
●歌集より5首
「会者定離」二度の召集受けし父の我に教えてくれし言の葉
帰省する我を待ちかね街角に卒寿の母は腰掛けており
「はいはいを母が始めて半夏生」と詠みて弟新聞に載る
我が妻は長野に生れて湘南に住みて眠るは鎌倉の地に
八人の孫にめぐまれ暮らす日々すべての元は君との出会い
四六判上製カバー装・216頁
装画・題簽:小山常光
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
あっという間にもう6月ですね。
今日は新刊のお知らせが2冊あります。
まず、1冊目は・・・
「歌と観照」の発行人で、1992年からの作品500首余を収録した、
小山常光さんの第一歌集『出会い』が出来上がりました。

歌と観照叢書第296篇
小山さんの歌は肯定の文学なのである。妻と共にあって幸いなりし日々も、永訣の後も、生き方に納得があり、日々に充実があり、それを運命と言ってよいのなら、運命を受容する心の広さがある。思えば、その寛大さはわれわれも恃みとしてきた。(五十嵐順子「跋」より)
●歌集より5首
「会者定離」二度の召集受けし父の我に教えてくれし言の葉
帰省する我を待ちかね街角に卒寿の母は腰掛けており
「はいはいを母が始めて半夏生」と詠みて弟新聞に載る
我が妻は長野に生れて湘南に住みて眠るは鎌倉の地に
八人の孫にめぐまれ暮らす日々すべての元は君との出会い
四六判上製カバー装・216頁
装画・題簽:小山常光
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円