福田セン・第一歌集『窓辺の席に』が出来上がりました!
2020.06.05 18:55|刊行情報|
本日2冊目の新刊の紹介です。
「上福岡短歌会」を経て2002年に「花實」に入会、
2008年に花實新人賞を受賞した
福田センさんの第一歌集『窓辺の席に』が出来上がりました!

花實叢書第170篇
語彙が現代語・古語を含めて実に豊かである。同じ言葉でも雅語をより好まれるようである。短歌表現は言葉の斡旋と思うのだが、福田さん独特の言語感覚を持っていられる。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
おごそかに咲ける深紅の冬さうび朝の光の冴え冴え及ぶ
呼ぶ夫と見しのち一人幾度も出でては仰ぐしちせきの月
勤めより帰り来たりし子と作る夜のテラスに雪兎など
病む姉に短き手紙書く夕べ窓に虫の音途切れてはまた
鹿(しし)おどしの音澄み通る詩仙堂さざん花白く庭にも咲ける
A5判上製カバー装・240頁
題字:福田亜紀
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円
「上福岡短歌会」を経て2002年に「花實」に入会、
2008年に花實新人賞を受賞した
福田センさんの第一歌集『窓辺の席に』が出来上がりました!

花實叢書第170篇
語彙が現代語・古語を含めて実に豊かである。同じ言葉でも雅語をより好まれるようである。短歌表現は言葉の斡旋と思うのだが、福田さん独特の言語感覚を持っていられる。(利根川 発「跋」より)
●歌集より5首
おごそかに咲ける深紅の冬さうび朝の光の冴え冴え及ぶ
呼ぶ夫と見しのち一人幾度も出でては仰ぐしちせきの月
勤めより帰り来たりし子と作る夜のテラスに雪兎など
病む姉に短き手紙書く夕べ窓に虫の音途切れてはまた
鹿(しし)おどしの音澄み通る詩仙堂さざん花白く庭にも咲ける
A5判上製カバー装・240頁
題字:福田亜紀
装幀:君嶋真理子
定価:2,500円+税
送料:200円