安池菊夫・第三歌集『ツバメ―実りの使い』が出来上がりました!
2020.10.06 17:47|刊行情報|
みなさん、こんばんは。すっかり秋になりましたね。
今日は新刊のお知らせです。
「ぷりずむ」に所属する安池菊夫さんの
平成22年から令和2年までの作品をまとめた第三歌集『ツバメ―実りの使い』
が出来上がりました!

ぷりずむ叢書17
著者は古希を迎えようとする今も少年の魂を失っていない人だ。音楽や登山を愛し、かつてはトライアスロンに挑むようなスポーツマンでもあった。ツバメは遠くまで飛ぶことのみに進化した鳥で、闘う鳥ではない。平和の象徴の鳥とも言える。「ツバメ」には著者の次世代への願いが込められている。(長澤ちづ「帯文」より)
●歌集より5首
工場のプールも器大揺れにゆれて溢れし水の流るる
明けきらぬ朝より午後まで羽化を見るこんな一日あってもいいさ
π(パイ)の字に似たるツバメよ無限なる円周率と二年の命と
幾度も止まりて息を整える力というを思うこのごろ
あさつゆに喉(のみど)うるおし鳴くひばり神があたえしコロラトゥーラよ
四六判上製カバー装・196頁
帯文:長澤ちづ
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のお知らせです。
「ぷりずむ」に所属する安池菊夫さんの
平成22年から令和2年までの作品をまとめた第三歌集『ツバメ―実りの使い』
が出来上がりました!

ぷりずむ叢書17
著者は古希を迎えようとする今も少年の魂を失っていない人だ。音楽や登山を愛し、かつてはトライアスロンに挑むようなスポーツマンでもあった。ツバメは遠くまで飛ぶことのみに進化した鳥で、闘う鳥ではない。平和の象徴の鳥とも言える。「ツバメ」には著者の次世代への願いが込められている。(長澤ちづ「帯文」より)
●歌集より5首
工場のプールも器大揺れにゆれて溢れし水の流るる
明けきらぬ朝より午後まで羽化を見るこんな一日あってもいいさ
π(パイ)の字に似たるツバメよ無限なる円周率と二年の命と
幾度も止まりて息を整える力というを思うこのごろ
あさつゆに喉(のみど)うるおし鳴くひばり神があたえしコロラトゥーラよ
四六判上製カバー装・196頁
帯文:長澤ちづ
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円