佐田公子・第五歌集『夢さへ蒼し』が出来上がりました!
2020.12.10 15:29|刊行情報|
みなさん、こんにちは。
今日は新刊のご案内です。
「覇王樹」代表を務める佐田公子さんの
平成23年から28年までの作品456首を収載した第五歌集
『夢さへ蒼し』が出来上がりました!

新輯覇王樹叢書第230篇
長男と夫が確かに生きていた、その帰らぬ日々。取り返したくとも二度と戻ってこない時間。夢のような時は限りなく蒼い。
―東日本大震災からまもなく10年。不確かな大地を踏みしめる必死に生きてきた人々、その悲しみには比べものにならない身辺であるが、その同じ大地に立っているという思いを深くする。(「帯」より)
●歌集より5首
『方丈記』書きしはわれの齢より長明若しと気づく雪の夜
家々の庭木に掛かるTシャツを着るべき子らを帰せ!荒海
いづこからくる哀しみか やまとうた 二上山(ふたかみやま)の夢さへ蒼し
山茶花の一枝挿せば一人なるわが部屋内(ぬち)に君の香のせり
満開の杜の桜を見上げたり 君とわれとの永久(とことは)さくら
四六判上製カバー装・196頁
装画:高橋美香子
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円
今日は新刊のご案内です。
「覇王樹」代表を務める佐田公子さんの
平成23年から28年までの作品456首を収載した第五歌集
『夢さへ蒼し』が出来上がりました!

新輯覇王樹叢書第230篇
長男と夫が確かに生きていた、その帰らぬ日々。取り返したくとも二度と戻ってこない時間。夢のような時は限りなく蒼い。
―東日本大震災からまもなく10年。不確かな大地を踏みしめる必死に生きてきた人々、その悲しみには比べものにならない身辺であるが、その同じ大地に立っているという思いを深くする。(「帯」より)
●歌集より5首
『方丈記』書きしはわれの齢より長明若しと気づく雪の夜
家々の庭木に掛かるTシャツを着るべき子らを帰せ!荒海
いづこからくる哀しみか やまとうた 二上山(ふたかみやま)の夢さへ蒼し
山茶花の一枝挿せば一人なるわが部屋内(ぬち)に君の香のせり
満開の杜の桜を見上げたり 君とわれとの永久(とことは)さくら
四六判上製カバー装・196頁
装画:高橋美香子
装幀:南 一夫
定価:2,500円+税
送料:200円