本木 巧・第三歌集『夕べの部屋』が出来上がりました!
2020.12.27 16:43|刊行情報|
みなさん、こんばんは。
日曜日ではありますが、年末は仕事納めまでノンストップで駆け抜けます。
そんな中、
「長風」選者・編集委員を務める本木巧さんの2008年から2015年までの作品
551首を収載した第三歌集、『夕べの部屋』が出来上がりました!
長風叢書第302篇

五十代半ばから六十で退職してから数年までの作品となる。この間、東日本大震災があり、生まれ故郷の釜石も被災した。その翌年、長年勤務した大学を退職した。それと前後して、高齢の父が倒れ、老人ホームで天寿を全うした時期にもあたる。(「あとがき」より)
●歌集より5首
葉の繁る小暗き道を透りぬけ息をつきたり草はらまばゆき
たっぷりと暮れたる夜をゆるやかに通勤電車のひと乗せてくる
冬の日に空かぎりなく澄み徹り溶け残りたる雪くれあはれ
また来ると告ぐればひとつ頷きてあとは音せぬ夕べの部屋に
残雪の北神山系ちかづきぬ父の葬りに春近き日を
四六判上製カバー装・234頁
定価:2,500円+税
送料:200円
日曜日ではありますが、年末は仕事納めまでノンストップで駆け抜けます。
そんな中、
「長風」選者・編集委員を務める本木巧さんの2008年から2015年までの作品
551首を収載した第三歌集、『夕べの部屋』が出来上がりました!
長風叢書第302篇

五十代半ばから六十で退職してから数年までの作品となる。この間、東日本大震災があり、生まれ故郷の釜石も被災した。その翌年、長年勤務した大学を退職した。それと前後して、高齢の父が倒れ、老人ホームで天寿を全うした時期にもあたる。(「あとがき」より)
●歌集より5首
葉の繁る小暗き道を透りぬけ息をつきたり草はらまばゆき
たっぷりと暮れたる夜をゆるやかに通勤電車のひと乗せてくる
冬の日に空かぎりなく澄み徹り溶け残りたる雪くれあはれ
また来ると告ぐればひとつ頷きてあとは音せぬ夕べの部屋に
残雪の北神山系ちかづきぬ父の葬りに春近き日を
四六判上製カバー装・234頁
定価:2,500円+税
送料:200円